超合金魂の『GX-13R 超獣機神ダンクーガ(リニューアルバージョン)』です。
2003年に発売されたGX-13のリニューアル版として発売。
本体の彩色変更、一部ギミックの変更、新規頭部パーツが加わり、型番はGX-13Rに。
初版は2017年10月に発売され、2020年11月に再版されました。
初版と再版との変更点はパッケージの赤バンダイか青バンダイかのロゴの違いだけかと。
ギミック連動したブラックウイングがGX-13には非対応とのことなので今回の再販を購入・・・。
超合金魂:GX-13 超獣機神ダンクーガ
パッケージから取り出した状態では各獣戦機はヒューマノイド形態で封入されてます。
付属パーツ。リニューアル版では新規に形状優先の非変形ダンクーガ頭部が付属。
ダンクーガの頭部になる、イーグルファイター。
人型のアグレッシブ・ヒューマノイドモード全身。
頭長高では100ミリにも満たない小さいサイズなので、細部の造形は結構大味。
背面からダンクーガの顔が露出している点は愛嬌。。。
アグレッシブ・ヒューマノイドモードでの可動ギミック。頭部は固定。
腕部は肩の可動のみ。胴と脚部はボール接続。膝とつま先がスイングします。
アグレッシブ・ビーストモードと、ダンクーガの頭部へと3段変形するので、
サイズと強度を加味すればかなり優れた設計かと。
付属武器のビームガン。ハンドパーツの側面にピンで接続。
イーグルファイター、アグレッシブ・ビーストモードに変形。
頭部カバーを閉じ、翼を下げた背面に腕部を移動。
ダンクーガフェイスの部分を機首の裏面に収納し、翼を水平に。
脚部を180度回転させて、腕部を前方に向けて変形完了。
アグレッシブ・ビーストモード全身。専用の台座に乗せてディスプレイできます。
イーグルファイターで一番まとまりある形態かもしれない。
頭部、足首以外はほぼダンクーガの、ビッグモス。
人型のアグレッシブ・ヒューマノイドモード全身。
ヒューマノイドモードでは肩はなで肩気味にセッティング。
リペイントされた個所では胸部の黄色箇所が一番目立つ感じ。
リニューアル版でも変わらず、胸部のパルスレーザーは軟質パーツなので曲がりやすいです。
ソール部が無可動平面なので設置性が若干難あり。
アグレッシブ・ヒューマノイドモードでの可動ギミック。
股関節とヒジとヒザはクリック関節。ハンドパーツの指は開くことができます。
頭部や腰は非可動。肩は上部に大きく可動。
二の腕部分は変形ギミックの恩恵で左右にスライドするので腕部を大きく広げる動きも。
ヒザ関節のクリックがユルく、ギアピッチが大きく細かいポジション取りができないのが難点。
背面に畳まれた榴弾砲はアームの可動で頭上に展開可能。
ロケットランチャーも多重関節の可動で胴側面に展開。
専用武器のビームランチャー。ストック部分は左右にスイング。
側面のグリップを左右に広げて両手持ちをすることも。
ビッグモス、アグレッシブ・タンクモードに変形。頭部を胴体内に収納し、胸部中央を上方に引き上げ。
胸部の空間に胸の黄色いパーツを収納。ハンドパーツを収納しヒジ関節を伸ばします。
ヒューマノイド時に襟元に収納された牙パーツは下側に回転させ、
パルスレーザーのパーツを前方に。
股関節部を90度前方に曲げて上部に押し込めば関節がロックする構造。
肩関節を前方に。ヒジとヒザを曲げ、先端同士重ね合わせて側面のロックピンで固定して完成。
畳んだ腕部と脚部が干渉する腹部はスプリングで内部に押し込まれる構造。
アグレッシブ・タンクモード全身。クローラーは無可動。
コクピット部分はクリアーパーツ。
榴弾砲やロケットランチャーはタンク形態でも可動。
ビッグモス、アグレッシブ・ビーストモードに変形。
タンク状態から、腕部と脚部を分離。腕部を二の腕で180度回転させ
前腕内部からつま先パーツを展開。
脚部はヒザパーツをスネ内部に収納。つま先の先端部のみスネ部分に収納。
牙パーツと鼻パーツを前方に伸ばして、胸部側面の黄色い板を外側に開いて完成。
ビッグモス、アグレッシブ・ビーストモード全身。名前の通りマンモスを模した形態に。
鼻の中間部はボール軸で可動。
後ろ足は股関節がロックされ、ヒザ関節を収納してしまったので可動域は狭いです。
ダンクーガの左足首に変形する、ランドクーガー。
人型のアグレッシブ・ヒューマノイドモード全身。
プロポーションは変形ギミックの都合で3形態のうちで一番しわ寄せがきてる感じ。
コクピット部分はクリアーパーツ。
背面のキャノンは軟質パーツのため曲がりやすくクセがつきやすいのが難点。
可動。頭部は左右にスイング。
変形ギミックの都合、肩は左右にに大きくスイング可動。
股関節、ヒジヒザ、つま先などは前後のみのスイング可動しかないのでポージングは単調に。
専用武器のブラスターガン。
グリップ部分はロール可動するので前腕に干渉するマガジン部を逃がせる構造に。
ダンクーガの右足首に変形する、ランドライガー。
人型のアグレッシブ・ヒューマノイドモード全身。
基本ギミックはほとんどランドクーガーと同一。
黄色配色が目立ち、ランドクーガーよりも鮮やかな見た目に。
背面のキャノンは2連装になっているのが特徴。
専用武器のブラスターガン。ランドクーガーとは異なる形状。
ランドライガー・ランドクーガー、アグレッシブ・タンクモードに変形。
変形ギミックは2機ともほぼ共通。
胸部中央と肩を上部に上げ、手首を前腕内部に収納。
肩を正面に向け、つま先をヒザ内部に収納。腹部のブロックを中央にスライド。
腰裏の2本のフィンを水平に。前腕部と脚部の先端を重ねて畳んで完成。
ランドライガー、アグレッシブ・タンクモード全身。こちらもクローラーは非可動。
メインギミックのダンクーガ形態ではこの状態で合体するので見た目は一番まとまりあります。
キャノン砲基部は左右にスイング。砲身も上下に可動。
ライガーのみ肩先端の砲身も左右にスイング。
続いて、ランドラクーガーのアグレッシブ・タンクモード全身。
変形方法はライガーと共通。
ライガーと比べると本体色の黒の色合いも結構異なってます。
クーガーのキャノン砲もライガーと同じく可動。
ランドクーガー・ランドライガー、アグレッシブ・ビーストモードに変形。
タンク状態から、腕部と脚部を分離。キャノンを180度回転させ後方に向けます。
腕部を脚部に畳まれた爪パーツを開きます。つま先上部のみスネ部分に収納。
クーガーは内部にたたまれた口部分を展開。
ライガーはたてがみ部分を後方に可動させ、パーツを左右に展開させ変形完了。
ランドクーガー、アグレッシブ・ビーストモード全身。豹を模した形態に。
口部分は開口可動。
ランドライガー、アグレッシブ・ビーストモード全身。ライオンを模した形態に。
ライガーでも口元は開口可能。
各獣戦機のタンクモードとビーストモードを集合。
メインギミックであるダンクーガに変形合体。
ランドクーガー、ランドライガーはタンク形態を基本に、砲身は後方に。
合体用ジョイントの板を上向きにします。
ビッグモスはヒューマノイド形態を軸に、頭部とつま先を収納。
肩は怒り肩気味の角度に調整。
ビッグモスの足裏の穴に、ランドクーガー・ライガーのジョイントを差し込み。
続いて、イーグルファイター。ビーストモードから腕部を180度回転させ後方に。
翼を下げ機首裏からダンクーガのフェイスを露出。
脚部のヒザを下方向に曲げ、つま先も水平に。翼を後方に曲げ、ヒンジを畳んで完成。
イーグルファイターから変形させたダンクーガの頭部【画像左】
リニューアル版に新規で付属した非変形の頭部と比較【画像右】と比較。
ディティールや形状など非変形頭部のほうが、まとまりある感じ。
変形させたイーグルファイターのダンクーガ頭部は、
ビッグモスの収納された頭部の上に接続。
この合体方法では、ダンクーガ頭部の可動は固定。
ダンクーガ頭部を可動させるための可動首パーツも別途付属してます。
イーグルファイターの腕部をいったん取り外し、腕のあった箇所に可動首パーツを差し込み。
外した腕パーツは可動首パーツに取り付け。
可動首パーツを使用すればダンクーガ頭部を左右にスイング可動させることができます。
非変形頭部は可動首パーツを取り付けてビッグモスに装着。
こちらの頭部を使用した場合は、若干首長になる感じ。その恩恵で非変形頭部は
前後可動も可能になってます。
ダンクーガ全身像。
ほぼビッグモスのまんまなシルエットでも怒り肩にするだけで印象はだいぶ変わります。
ヒザ関節のクリック関節にクセがあるので素立ち時は全景気味になりやすい。
ビッグモス足裏に左右スイングできる板があるので開脚時の接地性も十分。
折角のリニューアル版なので特徴的な非変形頭部を中心に写真を撮ることにしました。
榴弾砲やロケットランチャーを展開させて、断空砲フォーメーション状態に。
合体時のプロポーションはつま先部分が極端に長くなるので、
アクション可動時は若干つまづいた感じになるのでポージングが難しい。
獣戦機の各武器を合体させてダイガンに。
ビッグモスのビームランチャーの先端に別パーツのジョイントを取り付け、
ジョイントの左右にブラスターガン。ジョイント下部にビームガンを取りつけて完成。
ストック部にあるピンを脇腹の穴に差し込んで、ダイガンを固定させて、
持ちやすくすることもできます。
飛行ブースター。
飛行ブースターをダンクーガへの合体形態に。
機首を180度後ろに折り畳み、尾翼を前方に。主翼を正面に可動。
裏面のフックパーツを展開。
ダンクーガの背中のジョイントパーツを立ち上げて、飛行ブースターの裏面の穴に差し込み。
ブースターのフックをダンクーガの肩と脇に固定。
ブースターの取付方法が今回のリニューアル版で設計変更された箇所。
飛行ブースターを装着したダンクーガ。
リニューアル版になっても背中の砲身を前方に倒せるギミックは搭載されず・・・。
ダンクーガ本体も飛行ブースターを装着したプロポーション前提で設計されている感じ。
ブースターがジョイント接続になったことで、断空砲フォーメーション状態で
飛行ブースターを取り付けることも可能。
断空剣。刀身はメッキパーツ。
グリップ部分にピンがあり、ハンドパーツに差し込むことでしっかり保持が可能。
すでに受注終了ですが1月発送のブラックウイングがGX-13には取り付け不可能とのことなので
今回の再販を改めて購入。ファイナルダンクーガを再現できる変形合体可能な玩具は
千値練製でも発売されています。リニューアルされたとはいえ、
元になったGX-13超合金魂のダンクーガは10年以上も前の代物なので流石に
設計の古臭さやギミック的にも、付属パーツの種類とかも千値練版より劣っている印象。
どちらを買うかはお好みでって感じ。。。