超合金魂:GX-106 電子星獣ドル&ギラン円盤 [レビュー]

超合金魂の『GX-106 電子星獣ドル&ギラン円盤』です。




宇宙刑事ギャバン40周年記念として発売されたドルギラン。
セット内容として電子星獣ドル・ギラン円盤の他、サイバリアン・ギャビオン・マクー戦闘円盤が付属。


ギラン円盤から切り離されたドルユニットが変形した電子星獣ドル。全長は270ミリ。
マクー戦闘円盤やベム怪獣と戦うときの形態。


東洋の龍がモチーフになったデザイン。
塗装箇所は多めで細かい箇所も精密に塗り分け。首や尻尾などの青い部分は成型色。


合金パーツは中央の本体部外装や、手足の一部に使用されています。


頭部。髭パーツは細い硬質プラパーツなので折れによる破損が心配。
ドルユニットへは完全変形と謳っていても破損防止に髭パーツを取り外す必要があるなど
硬質にする必要性がなかったので素直に軟質パーツでよかった気が。


劇中の特撮モデルより面が立ったシャープなプロポーション。


首や尻尾は節ごとにボール接続されていますが固定が弱いので、手に持つときは中央の本体を持った方が無難。


付属の台座は支柱の上に本体を乗せて固定。

ROBOT魂ガンダムとのサイズ差。比較してみると思ったよりドルが小さい感じ。


可動。頭部の口は開口可動。首はブロックごとにボール接続で可動し、スイング幅はわりと狭め。
首元のブロックでヒンジ可動し頭部がスイング。首元のブロックを90度回転させれば頭部が横向きにもスイング可能。
頭部をひねった時に髭パーツが干渉しやすいので破損に注意が必要。
胴体に接続された前脚の基部はクリックで上下にロール可動。足は中央とツメ部分でヒンジ可動。

尻尾部分も節ごとにボール接続で可動。先端のみヒンジで可動。
後ろ足も前脚と同じく、基部は上下にクリック可動し、中央とツメ部分でヒンジ可動。

頭部の髭パーツを交換することで、ギャバンが搭乗した姿を再現可能。
ギャバンらしいディティールなどは一切なく、銀色塗装でかろうじてギャバンだと認識できる程度。




ギャバンの移動基地となる超光速宇宙船ギラン円盤
全長は175ミリと、宣材写真で感じたサイズより割と小さめ。
モールドや塗分けなども細かく再現されているので小ささを感じさせない作り。


本体の銀色部は成型色でパネルのディティールが塗装。


OLLプラパーツで重量は軽め。上面中央の赤いカバーはクリアーパーツ。


ノズル部や背面のディティールも細かく造形されています。


ギラン円盤専用の台座は支柱を底面にスライドして接続。


挿入歌「輝く王者ドルギラン」が鳴るサウンドギミック。
底面のカバーを外し、単4電池2個(別売り)を使用。上面のボタンを押すことでサウンドが鳴ります。
電池を入れると重心がやや傾くのでディスプレイ時は注意が必要。

上面のカバーはスライドして開閉し、格納庫内を開くギミックも。


格納庫内には付属のサイバリアンとギャビオンを格納可能。
カバーの透過率が低いので閉じると格納された姿がイマイチ見えずらい感じ。



付属のサイバリアンとギャビオン。小スケールで造形されています。
造形サイズはほぼ一緒なので、劇中のサイズ差は再現されていません。


ギラン円盤前面のカタパルトでサイバリアンやギャビオンを射出できるギミックも。
中央のピンを引き込み、側面のボタンでスプリングで押し出す構造。
体感的にあまり遠くには飛ばない感じ。

敵メカのマクー戦闘円盤。3機付属。


付属の台座に取り付けることで編隊を組んで飛行するシーンが再現可能に。



ドルを変形させてドルユニットに。
本体中央の外装を外側に左右にスライドさせます。

ドルの頭部の髭を取り外して、口を閉じ、頭頂部の角を内側に畳みます。

首のヒンジを使用して頭部を180度内側に折り畳み、前脚をくの字気味にセット。


首の基部を支点に本体内部にまで回転させて収納。

尻尾は先端部をヒンジで曲げて側面に。後ろ足もツメを開いてセット。


頭部と同じく、尻尾も基部を支点に回転させて本体内部に収納。
前脚と後足が折り重なる形で収納させるのがコツ。


頭部と尻尾を収納することで、本体内部からドルユニットの機首とノズルが露出。


本体側面の外装をスライドして閉じることでドルユニットの完成。


機首のキャノピーはクリアーパーツ。

ドルユニットをギラン円盤の台座接続部に装着することでドルギランに。


超次元高速機ドルギラン
台座は電子星獣ドルのタイプを使用。


放送当時発売されていた玩具名称の影響か、電子星獣ドルのことをドルギランと呼んでいた時期も。。。


上部のギラン円盤がOLLプラ製ということもあって、ディスプレイ時は
合金パーツのドルユニットの重さが支えになるのでバランスも良好。


特撮メカらしい雰囲気はきれいに再現されていると思います。

ROBOT魂ガンダムあたりとのサイズ差。
マクー戦闘円盤もドルギランとのスケールよりも大きめに造形されています。



「電子星獣ドルー」
ギャバンの掛け声でギラン円盤からドルユニットを切り離し。







しゅぅ!っとギャバン搭乗。


マクー戦闘円盤登場。


前脚でマクー戦闘円盤を叩き落す。

編隊を組んで宙返り。


荒ぶって尻尾で叩き落す。

マクー戦闘円盤の攻撃のターン。

ドルファイヤー。

目からドルレーザービーム。

「サイバリアーン」

「ギャビオン出動」


人が入る着ぐるみだと奇行種な動き。


子供のころドルギランを持っていたこともあってか(超合金かなにかは覚えてないが)
個人的に今回の超合金魂化はうれしい気持ちがありました。ただ、定価が27,500円と高いのがネック。
物によっては超合金魂は発売日付近で値下がりする傾向があるのでそれまで待って30%引きくらいで購入できたのは良かった。
完全変形と謳っていた電子星獣ドルも、ドルユニットへの変形は髭パーツを取り外す必要があったり、
挿入歌のサウンドギミックのありがたみは客を選ぶ感じであったりと、ギミック的にはサムいところもチラホラ。。。
マクー戦闘円盤も付属することで戦闘シーンや、電子星獣ドルの発進変形シークエンスを再現できて遊べたのはうれしかった。ノスタルジーに浸りたい人向けな玩具かも。

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