聖闘士聖衣神話:ペガサス星矢 (天界編) [レビュー]

聖闘士聖衣神話の『ペガサス星矢 (天界編)』です。
天界編ではラストで一瞬だけ登場する、ある意味素性の見えない聖衣。
聖闘士聖衣神話のリリース開始15年周年と連動して、幻の天界編聖衣が立体化されました。



天界編星矢も15周年仕様のパッケージで統一されています。

星矢素体。素体は3rd素体。頭髪部のボリュームが盛られ、頭部が大きく見えるようになったため、
少年体形らしい感じにまとまっています。

聖衣装着。
カラーリングはいままでだと、銀メッキの上にブルーのアクセントは相性が悪くて
ブルーの色合いがくすんで見えてしまっていましたが、今回はハッキリとした色合い。
バックル部分がスライド式ではめる構造だけど、浅く止める構造なので外れやすい。

天界編聖衣はまだ1st素体全盛期だった、聖闘士聖衣神話初期のキャンペーン品枠で
試作品まであったほずだったけど、お蔵入りしていた経緯もあり、
今回の15周年でようやく日の目を見ることに。


天界編の頃って、妙に頭髪がフサフサしていた感じもするので再現度は高め。



従来のペガサス聖衣とは少々趣の異なった形状の聖衣。

肩アーマーは2軸接続で腕部の可動に支障が出ない構造に。



付属パーツ。


交換フェイスパーツは《通常・叫び顔・食いしばり》の3種類付属していました。
フェイスパーツの取り付け方法も最近のリバイバル青銅と同じく、
基部パーツを軸にフェイスを交換する方式になってます。


フェイス部は安定の南田造形。マスクを持つ専用のハンドパーツも付属。

背中のパーツを交換することで、オブジェに使用する翼パーツを装着可能。


ストーリー的には神聖衣のほうが登場が先ですが、天界編聖衣の翼はやや小ぶり。
劇中での登場は一瞬で、機能的な部分での正解がない聖衣なので、
翼が常についた状態であるということも考えられる可能性もあり。

翼は基部で左右にスイングし、上下に回転可動。中間部で更に展開することができます。


15th枠なので、星矢にも15th仕様の台座が付属しています。ネームシールも付属。
台座は2パーツ構成で上の台座には15th Anniversary Ver.のロゴが刻印されています。
分割した下側の台座は、オブジェ時に使用するようにもなっています。



通常であれば、初期・新生・最終等聖衣の形状にある程度呼び名は定められているものの
これに関しては天界編版とやや曖昧な呼称。序奏の続編はまだ期待してるんだよ。。。





ペガサスの聖衣(天界編)オブジェ形態

オブジェ形態は玩具オリジナルのデザイン。駆ける天馬のポージング。
組み込む聖衣パーツが少ないので、神黄金の時ほどではないが殆どオブジェフレームという大胆さ。


パーツを組みこむ箇所も、これまでのペガサスオブジェにはないレイアウトなので目新しさはあります。



15周年という機会を逃していつ発売するんだ。って感じで発売された感も強い天界編ペガサス。
造形に至っては、星矢フィギュアとしては決定版といってもいいくらいのフェイス部。
無印神話枠でありながら、聖衣もEX等の構造を取り入れつつも、3rd素体に合ったギミックが
詰め込まれています。そもそも立体化がごく稀であることや、オブジェ形態も玩具オリジナルながら
初立体化なので新鮮さが直近でリリースされた神話フィギュアとは段違いです。

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