METAL BUILD DRAGON SCALEの『紅蓮聖天極式』です。
METAL BUILD DRAGON SCALE 紅蓮聖天八極式全体像。
サイズは約1/30サイズで190ミリほど。
METAL BUILDなので関節が合金パーツ。
各部、先端のエッジが立った鋭い造形。
胸部側面はクリアーパーツもで内部のメカのモールドも確認できます。
紅蓮の特徴的な輻射波動「輻射推進型自在可動有線式右腕部」。
指と胸部の黄色い箇所がメッキ処理されています。
掌中央は赤色のクリアーパーツに。
本体色の紅色はパールっぽいツヤ消しの成型色。
パーツの縁にオレンジ色のライン塗装がされたことで
パーツ間で折り重なる部分の面が強調された感じに。
全体的にアレンジが強めなデザインになっていますが違和感はなし。
フクラハギに畳まれた高機走駆動輪(ランドスピナー)。大きいスケールなので車輪にもモールドが施されています。
可動。頭部はボール可動。首元の関節は大きく引き出せる構造に。
腹部と腰部でわずかにボール可動でスイング。
右肩のアーマーは多重関節で独立可動するため輻射波動の腕は肩部分で水平まで上がります。
左腕は上腕とヒジ部でロール可動。手首のブロックを捻ると前腕部の突起がスライド可動。
左のハンドパーツはボール接続。手首部分で軸スイング。
肩関節を上に上げると胸部のクリアーパーツ下の装甲が連動してスライド。
胸部内から肩関節を引き出すことで腕を前側につき出すことも。
右腕部の「輻射推進型自在可動有線式右腕部」。
指基部がボール可動。黄色い爪部分でヒンジ可動。
ヒジや前腕は設定通り伸縮。前腕部はシリンダーがスライド。重さでヘタることもなくしっかり保持。
腹部のスイングと連動してカバーが開いて内部のユグドラシルドライブが露出。
脚部。太ももはロール可動。
ヒザは二重関節。曲げたときにヒザ内部から別の突起が露出。
足首が左右にスイングし、爪先と2本のカカトは可動。開脚時の接地も安定。
ふくらはぎのランドスピナーも展開可動。
基部でわずかに左右にスイング。車輪が回転します。
コクピットの下部に接続されたエナジーウイングのブログは着脱可能。
ゲフィオン弾のカバーは外すことで内部の弾頭が露出。
頭頂部を前方にたたみ、首関節を沈めることで駐機時の再現も。
コクピットのカバーは開閉式。内部も造形されています。
肩付け根に装着された飛燕爪牙はロール可動。
付属パーツ。
台座。補助用の支柱とグリップが3セット。
台座の支柱は本体のエナジーウイングブロック下部のカバーを取り外して
専用のジョイントパーツを介して接続。
接続位置と本体の重心のバランスがイマイチあってないので安定感がないのが難点。
メーザーバイブレーションソード(呂号乙型特斬刀)。
基部のヒンジで刀身を開くギミックがあります。
刀身はオレンジのメタリック塗装。専用のハンドパーツで持たせます。
肩付け根に接続された飛燕爪牙はロール可動で前方に。
先端のは左右に開くことも。ワイヤーパーツを取り付けて射出時の再現も。
ワイヤーが太いので支えがなくても宙で保持もできます。
右前腕のパーツを差し替えることワイドレンジ輻射波動の再現ができます。
右前腕部を取り外し、別パーツのワイヤーパーツを介して射出状態に。
重さで垂れ下がるので宙に浮かせらるときは台座にクリアーパーツの支柱を取り付けて展示。
エナジーウイング展開パーツを装着。幅が750ミリほどとかなりのスペースに。
クリアーパーツのウイングはグラデーション塗装。表面にはディテールも施されています。
基部のエナジーウイング収納形状のパーツと差し替えて展開パーツを装着。
黒いアームはロック機構があるため角度を変えてもしっかりと保持。
エナジーウイングはひし形のフレーム中央を起点に連動して連動可動。
ウイングはロック機構でしっかり保持してくれるものの長時間のディスプレイするときは
台座に補助支柱で固定したほうが安全な感じ。
エナジーウイングのフレーム中央で前後にもスイングするため
本体を覆って高速突撃形態にすることも。
METAL BUILDでコードギアスR2の紅蓮聖天八極式が発売。
DRAGON SCALEと銘打ってあるだけに龍っぽいアレンジの要素も加わってありますが
オリジナルのデザインの印象からは大きく外れておらず
大きいスケールが間延びしない良い塩梅に仕上がっています。
エナジーウイングもディテールが施されグラデーション塗装もあるため美しい見た目で
展開時の存在感は本体の重厚さ相まって圧巻です。
唯一の欠点がスタンドとの相性が悪く、宙に浮かせたディスプレイの安定感がない点。
エナジーウイング展開時は自立もほとんどできないので困った仕様に感じます。