超合金魂 : GX-92 伝説巨神イデオン F.A. [レビュー]

超合金魂の『伝説巨神イデオン F.A. 』です。
以前発売されたGX-36イデオンは合体ギミックがメインだったため、
ボリュームが大きく、人型時では派手なアクションは重量的に難しかったものですが、
今回は合体変形ギミックを廃したフルアクション仕様なのでポージングしやすくなってます。




本体。造形は縦長にアレンジされ細身のシルエット。
箱っぽいイデオンとはいえ割と起伏のある曲面が多いデザインなのだけど、
個人的な好みでいったら、今回のアレンジは腹部に色気が無い感じで本当に箱っぽい。
本体色の赤と白は半艶消し気味の塗装。ソール部だけツヤありなので微妙にアンバランス感も。



TV版と劇場版とで微妙にデザイン差のある頭部ですが、F.A.は角ばった造形なので
劇場版寄りの造形かと思う。ゴーグル部はクリアーパーツっぽいですが透明度は低め。
イデオンゲージは厚めの塗装で、耳部分の塗装も省略されているので
全体にボケ気味なイメージも。。。
首元のBパーツのコクピット部の塗り分けは細かいです。


腹部のイデオンゲージはクリアーパーツ。





可動。肩の突起は上方に伸び、腕部を左右に広げる際干渉しない構造に。
この突起は前後にも独立してスイング可動。
肩の付け根のブロックでも上方にスイング。引き出し式関節が内蔵され腕部は前方に大きく可動。
ヒジ部分はボール接続のため、微妙な曲げを再現できます。
胸部と腹部はボール接続で可動。

胸部・腹部でわずかに前後スイング可能。
これまでのF.A.と違って可動域はかなり制限が加わっているものの
その分、イデオンガンを構えたときの安定感は良いです。
頭部は上方に大きく曲げられます。背面のボックスは下側が可動。


脚部。股関節はクランク可動。腰周りのブロックはパーツ分割され上方に跳ね上がる構造。
足首関節は外に引き出すことで可動域が広がります。
ブレード部分とくるぶしのパーツはボール接続なので開脚時にも干渉せず。




付属パーツ。
台座の中には付属パーツ入りのブリスタを収納可能。
支柱はこれまでのF.A.と同様の構造。本体への接続方法も同じ仕様。

左右の上腕に取り付け可能なミサイルエフェクトが2個付属。
上腕のカバーパーツと差し替えで取り付け。グラデーション塗装されています。
案外ありそうでなかったエフェクトなので、いっそ全身用に盛大に付属していてほしかった。




イデオンガン。変形ギミックは省略。グリップは左右に可動。
大型パーツですがOLLプラ製なので案外軽い。センサー類は塗装。
イデオンに接続するケーブルも省略されていますが、その分取り回しやすい利点も。
下部にはスタンド接続用の穴が設けられています。

ハンドパーツを可動指のタイプに交換してイデオンガンを持たせます。
可動指の保持力は申し分なしですが、ハンドパーツがボール接続なので
バランスを取らないとイデオンガンは重みで垂れ下がることも。

スタンドはイデオンの股下にジョイントで接続。
イデオンガン用のスタンドを接続するために、台座には追加のジョイントパーツを取り付けます。






GX-36イデオンじゃ支えがなきゃできなかった格闘ポーズもF.A.なら楽々。


イデオンガンを忘れるなんて!




亜空間に射撃


せめて肩と脚部のミサイルくらいは欲しかった。(グレンキャノンもだ)


全方位・・・?



合体ギミックを廃してアクション性を高めたことでやってみたかったことって
格闘ポーズよりも発動編での激戦感のあるポージングなので、
ミサイルなど付属パーツ数で全体的に損をしている感も強い。。。


付属パーツが少ない印象が大きいですが、これまでのF.A.にはなかった
イデオンガンのボリュームが大半を占めてますし、値段設定を考えたらしょうがないのかも。
イデオンソードとか何かで代用できるパーツがあれば困らないのでしょうけど。。。
合体ギミックが無い分可動域には申し分なく、グリグリ動かして遊びやすい点はうれしい。

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