ここ数カ月で、随分と下書きのみで終わった没記事が増えたものです。
今日は、なんか気分なので晒してみることにします。
【注:この記事は、フィギュアとは全く関係ありません!!!!】
さて、『ラオウ』です。
個人的に『北斗の拳』という作品をにウリにしている業界は『パチンコ業界』だと思ってます。
その昔、『パチスロ北斗の拳』というものがありまして、
大当たり中はケンシロウ対ラオウのバトルが展開されるわけです。
ケンシロウが負けない限り、延々と当たり続けるアホみたいな機械でしてねぇ…。
確率的にバトルが継続し続けることはかなり稀で、
大抵、最強技の『剛掌波』をいきなりくらって単発で終わるのですが。
この機械におけるラオウの強さは本物です!
【イメージ画像】
そんなバトル中の演出として20回以上の連続大当たりを達成すると、
原作通りにラオウが天に還る演出がカットインされるのです。
それが単発地獄の『北斗打ちさん達』を刺激したのか?、
最強ラオウを昇天させることは、ある種のステータスだったのです。
なんともクズらしい発想ですよね。
『パチスロ=北斗の拳』のイメージは完全に定着し、ちょっとした社会現象にもなりましたね。
パチスロ機には設置期限というものがあります。
その期間が過ぎてしまうと機械は店から撤去されて遊べなくなってしまいます。
しかし、『北斗打ちさん達』は、まだまだラオウと戦いたいと思ってます。
パチンコ屋さんも看板機種が無くなってしまい困ってます。
そんな折、『パチスロ北斗の拳2G』という
最強ラオウを主人公に据えた後継機が発売されました。
『北斗打ちさん達』は大喜び!お店も大量導入です!
【イメージ画像】
しかし、この『パチスロ北斗の拳2G』は大失敗作でした。
南斗五車星ごときにボコボコにされる拳王様の御姿たるや…
そして、ゲーム性の最大の肝であるケンシロウ対ラオウのバトル中は、なんと出玉が減っていくのです!
(というか、増やす要素がほとんどない)
結局、ラオウよりもお金が大好きな『北斗打ちさん達』は1週間も経たずにパチスロの世界から姿を消しました。
パチンコ屋さんには誰も遊ばない大量の『パチスロ北斗の拳2G』が寂しく置いてありました…。
お店は大赤字です。
そんなこの機械が置いてある島に付けられたあだ名は『休憩所』。
最強ラオウは大量に『パチスロ北斗の拳2G』を仕入れたお店と、
メーカーであるセガサミーをリアルで昇天させ、
折角築いた『パチスロ=北斗の拳』のイメージをも昇天させました。
ラオウ最強伝説の終焉です!
時は流れて『北斗の拳』は、ぱちんことして生まれ変わりました。
現在設置中の機械ですね。
【イメージ画像】
ラオウ最強伝説は、この機械で復活するかと思いきや…
【イメージ画像】
このぱちんこで大当たりを出すと、ケンシロウかラオウのどちらかを選んでバトルゲームを楽しむことができます。
ですが、大抵の人はケンシロウを選ぶので、主人公としてのラオウはいてもいなくてもどうでもいいことに…。
ラオウ最強伝説の完全終焉です!
ちなみに『北斗の拳』を『北斗』と略して言う人は、昔スロッターだった可能性が大でしょう。
(注:この記事は妄想と偏見のみで構成されてます)