超合金魂の『ゲッターエンペラー』です。
3機のゲットマシンが合体してゲッターエンペラーになるギミックがメインになっている玩具です。
パーツの差し替え等なく、完全変形にこだわった内容になってます。
真ゲッターロボ世界最後の日の最終回で、異空間に入った際に出現した未来のゲッターロボ。
最初は意味が分からなかったけど。
まずは分離状態の各マシンから。
エンペラーイーグル号。機首部分にゲッター1っぽい顔があるのが最大の特徴。
設定上は分離状態のマシン一機でも惑星サイズあるらしい。かなり異形。
本体色はほぼ全塗装。
イーグル号は合体ギミックでも、細かいヒンジの折り畳み部分や鋭利なパーツが多数あり、
強度面では3機のマシンの中で一番不安があります。
サイズ感を強調する為、このサイズのフィギュアとしては過剰なくらいモールドが細かく施されてます。
エンペラージャガー号。真ゲッター2のような顔が前面にあります。若干昆虫っぽい雰囲気。
青味のあるホワイト塗装されてます。
武器のトマホークのパーツが本体に多く組み込まれており、そのパーツ分で情報量を増している感じ。
ジャガー号単体だと合金パーツの使用量はかなり少なめ。
エンペラーベアー号。合金パーツの塊。
ゲッターエンペラーの脚部になる機体ですが、機体後ろ側の赤い部位はパネル展開して
申し訳程度に黄色い面積を増している感じ。
真面目な設定画があるわけでもなさそうなので、玩具的には色々なアレンジが試せそうな素材だとは思う。
マシンというより、戦艦といった感じ。
付属のスタンド。ここに各ゲットマシンをまとめて展示が可能。
スタンドの後方に付属のハンドパーツを収納することも。
台座裏側に各スタンドを収納することも可能。
下段にベアー号。一番重いのでスタンドはいちばん頑丈。
中間部にイーグル号。スタンド内のスリットにイーグル号の金色のウイングを差し込んで固定。
一番上にジャガー号。本体側にピンを差し込んで固定。
個人的にはこの状態がこの商品の一番飾りやすい状態だとは思う。
ゲッターエンペラーに合体。
まず、ベアー号中央に挟み込まれた、トマホーク用パーツを取り外し。
このパーツはトマホークの柄になるパーツ。
側面のパネルを畳み、スネ部分でモナカ割りし内部に収納されたソール部を引き出し。
ソール部側面は内部に収納されているので、足裏のスイッチで外側に展開。
機首部分のベアー号の顔は多数の細かいブロックで構成され、手順ごとに各部を変形。
しっかり変形形状を整えないとうまく合体できないし、手順が細かすぎてややメンドウ。
ベアー号合体準備完了。
続いてジャガー号。底部のブロックを展開し、内部のトマホークパーツを外します。
取り外したパーツはトマホークの刃になる箇所。
羽を折りたたみ、合体後のジョイントとなるパーツ各所を展開。
ベアー号と接続し、ジャガー号の合体準備完了。
最後にイーグル号の変形。
こちらも本体に収納されたトマホークパーツを取り外し。
本体中央に設けられた左右のヒンジパーツを畳み、ゲッターエンペラーで腕部になるブロック内から
各関節を露出。金色のウイングパーツを展開します。
さらにヒンジパーツを細かく畳み合体後の形状まで変形。
ゲッターエンペラーの頭部になる機首部分のヒンジを畳み、3本の角パーツの後方を背中側に収納。
前腕部をモナカ割りし、内部から拳パーツを展開。
イーグル号合体準備完了。
イーグル号をジャガー号に接続し、ジャガー号のジョイントパーツを胸部側面に接続。
背中のジャガー号のパーツを展開し、ウイング状に変形して完成。
合体完了したゲッターエンペラー全体像。合体時のエネルギーだけでビッグバンを起こすらしい。。。
モールドによる情報量で錯覚しがちだけど、本体はわりと小さめ。
比較してないけど、超合金魂では中間サイズくらい。
後ろ側から見るとわりと大雑把な構成になっている気はする。
胸部や脚部のグリーン箇所はクリアーパーツ。内部にもモールドがあるので安っぽさは無し。
合体時は3機がしっかり接続できるときとできないときがあって
変形時のポジションにはコツがいりそうな感じ。
合体後のゲッターエンペラーの可動。
主に動くのは頭部と腕部と脚部のみ。それもわずかに動くのみ。
合体時のジョイントは胴体に集中するので腰部分等、可動箇所は一切なし。
メインギミックが合体なのでここら辺は仕方なしといったところ。
合体時に内部から展開したパーツやヒンジ等は完全に固定されるわけではなく、
手に持っていじれる場所が限定されるので形状の安定感もちょっと悪く感じる。
ゲッタートマホークの合体。
ジャガー号に取り付けてあった左右の刃パーツのヒンジを開いて合体。
イーブル号とベアー号の柄となるパーツの各ブロックを展開。
3機のパーツを合体して完成。いわゆる、後ろからは見てはいけないタイプ。
ゲッタートマホーク。柄の中央部にゲッターの顔が造形されているのが特徴。
ゲッターエンペラーに持たせるときは柄のパーツ自体を変形させ、握り拳のハンドパーツに挟み込むタイプと、
ハンドパーツに穴が開いているタイプに交換し、柄を直接つかむタイプとで選択可能。
ここらへんもパーツの差し替えなしで、あくまで完全変形にこだわった内容かと。
交換用ハンドパーツは通常のものより1回り以上大きめ。
ゲッターエンペラーとトマホークとのサイズ差。
そもそも機体が惑星サイズを凌駕しているのでトマホークを振り下ろすだけで時間がかかるとか?
合体後のゲッターエンペラーも台座に展示することができます。
トマホーク用の専用スタンドも用意されていました。
合体後の可動はあくまでオマケ程度って感じ。
ゲットマシン状態では真ゲッターロボのアニメに登場していましたが、
あれがゲッターエンペラーだとは当時の僕は全く知らず。。。
マジンガー0等、スパロボに登場したあたりから玩具としての需要も高まった気もしつつ。
一応、ゲッターエンペラーとしてのゲッター2・3形態もあるはずですが、
ギミックとしてはあくまでゲッター1がベースになってます。。
今回の玩具用に設定をまとめた感もあり、合体ギミックは確かにすごいの一言。
個人的には一度合体させたらなんとなく満足(←疲れちゃった)。
発売時期が早ければスーパーロボット超合金の方で日の目があったんじゃないかと思うけど。