超合金魂 :GX-73 グレートマジンガー D.C. [レビュー]

超合金魂の『グレートマジンガー D.C.(ダイナミッククラシックス)』です。
超合金魂D.C.第1弾のマジンガーZの次は定番のグレートマジンガー。
造形とギミックはマジンガーZと同様のものとなっていまが、マジンガーよりも付属武器が多め。
初回封入特典で、D.C.のマジンガーZ とグレートマジンガーで握手ができる
ハンドパーツが付属してます。
超合金魂 : GX-70 マジンガーZ D.C.



まずパッケージ内には、マジンガーZ同様、頭部にはブレーンコンドルは未接続。
頭部の目も消灯状態となっています。

付属パーツ。


付属のD.C.シリーズ共通の台座。
台座上部はフタになっており、中には付属パーツのブリスターが収納されています。

台座内部のブリスタ内に梱包されている付属パーツ。


ブレーンコンドル。
通常形状のもの【左】と、合体用【右】の2種。
合体用はキャノピーがクリアーになってます。

ファイヤーオン!グレートマジンガーのフェイス部パーツを発光状態のパーツに差し替え。
ブレーンコンドルは短い軸での接続なので、少々外れやすい。
深く押し込むと今度は裏側から干渉してフェイスパーツの外れるのでどうにもならず。


グレートマジンガー D.C.版全体像。造形アプローチ・塗装の質感はマジンガーZと同じ。
アニメ版のプロポーションを忠実に再現しようとしているとのこと。
関節カラーはマジンガーZがグレーに対し、グレートは黒色にと、配色にこだわっているそうです。
本体の大きさはマジンガーより一回り大きめ。




グレートはパーツがシャープになっている個所が多々あります。
超合金魂では定期的に新規造形品が何種もリリースされているマジンガーZと違い、
グレートマジンガーは過去2種のみなので、造形の違いがハッキリわかります。




可動域。
マジンガーZ同様、肩部分は肩パット状。ボールジョイント接続。
引き出し関節の肩になっているため、若干前方にスイングさせることも。

胸部・腹部で前後スイング。 腰部分の可動はロール可動のみ。

ヒザ関節はクリック関節。足首関節は若干引き出し可能。

パンツ部分の前面カバーは交換式。水色のネーブルミサイルのハッチも付け替えます。
差し替えがメンドウなのでハッチは2個あったほうが良かった。
通常のパーツ【画像左】では、シルエットは整っているものの、脚部の前後可動がかなり狭いです。
可動域を広げる交換パーツ【画像右】は、可動軸の露出が多く見栄えは少々難。

通常のパンツ部【画像左】と、可動域が広がるパンツ部【画像右】との可動域の比較。
可動域が広がるパーツだと、モモは大分、上方に上がるように。

開脚は画像程度。

ふくらはぎ内部に収納されている尾翼は2段階の引き出し式。コンパクトに収納されてます。



腕部はヒジ部分で取り外し可能。ヒジ関節部分と前腕部で分割も可能。
今回のグレートマジンガーでもパンチのスプリング発射のギミックがオミット。

上腕部にアトミックパンチ発射後のカバーパーツを取り付け。

前腕部を交換して取り付けるドリルプレッシャーパンチ。左右分付属してます。
通常の前腕が合金パーツで、ドリルプレッシャーパンチはプラ製。

ヒザパーツを付属のトゲパーツに差し替えてニーインパルスキックの再現が可能。

スネ部分にバックスピンキック用のカッターパーツを取り付ける際は
ヒザパーツを専用の穴ありのパーツに差し替え。

腹部の水色カバーを外し、ネーブルミサイルのモールドが入ったパーツに差し替え可能。

胸部の放熱板は取り外してグレートブーメランとして使用可能。
放熱板取り付け穴は、内部のスプリングでカバーパーツが塞がるギミックになってます。
凹部が目立たなくなっているので見栄えはマシになってます。
放熱板は少々取り外しにくいのが厄介。

グレートブーメラン。胸部に接続する凸部が目立ちます【画像左】
見栄え重視の凸部が無いブーメランパーツも別途付属してました。【画像右】

マジンガーブレード。2本付属しています。
刀身部はメッキではなく塗装。ハンドパーツに持たせるときは柄の球体部を取り外し。
ハンドパーツはグレートブーメランの持ち手と同じ。

サンダーブレーク用の指さしポーズのハンドパーツも左右分付属。

初回封入特典で、D.C.のマジンガーZ とグレートマジンガーで握手ができる
ハンドパーツが付属してます。マジンガー側は関節カラーがグレーとなっているはずが
グレートと同じ黒色に塗られています。解説書でアピールしていて何故、塗り間違えるのか。。。



スクランブルダッシュ用パーツ。

映画のマジンガーZ対暗黒大将軍ではスクランブルダッシュが背中に完全に収納されないため、
そのバージョンを再現するパーツまでもが付属。
背中に取り付け。


背中にスクランブルダッシュ取り付け。翼パーツの交換で前進翼と後退翼の2パターン再現できます。


スクランブルダッシュ!
羽の色は表がマゼンタで裏が赤になっているアニメ配色を再現。
マジンガーZとは逆の配色パターン。


スクランブルダッシュ接続基部で上にスイング可能。
解説書の監修では飛行ポーズ用にノズル側を動かしたいと提案されてましたが。。。。
グレートでは首の可動が優秀なのでマジンガーよりも頭を上に向けられるようになってます。




グレートブースター。
付属のトゲをブースター先端に取り付け。

台座部分にグレートブースターの発射台を取り付けられます。
レールはスライド式。


翼の左右付け替えて前進翼と後退翼の2パターン再現できます。
グレートマジンガー装着時には先端のトゲは取り外し。

グレートマジンガーにグレートブースターを装着。
スクランブルダッシュと違い、グレートブースターの接続部に可動箇所は無し。


グレートブースターは羽が大きい。
配色の影響でスーパーロボット感が薄くなった気も。



台座にグレートマジンガーとグレートブースターを展示した状態。

本体を台座に接続する固定用のアームは支柱タイプとアームタイプの2種類。
アーム先端のパーツはピン状の形状と、クリップタイプが2種。
ピン状のものはスクランブルダッシュ接続用の穴に差し込んで固定。
クリップタイプは腰部分に引っ掛けて固定。



マジンガーZとグレートマジンガーと並べて。
超合金魂 : GX-70 マジンガーZ D.C.





魂エフェクトを使ってサンダーブレークの再現。



脚部がそんなに大きくは動かないのでキック系のポーズは苦手。




マジンガーブレードは斬るより、刺したり投げたりするイメージ。



映画のシーンのようにするにはマジンガー側はボロボロなんだけど、
そのバージョンも受注発売されるそうな。


マジンガーZ D.C.とコンセプトが統一されているため、並べても違和感がないプロポーションです。
素立で眺める分にはかなり満足できる内容です。
可動に関しては、グレートはマジンガーよりも特に可動域が少なく、特に足首・脚部の可動域が狭いので、
ニーインパルスキックやバックスピンキックといったパーツがイマイチ活かしきれないのが残念。
造形・ギミック面では数年前に発売されたGX02-Rより昇華されていますが、
解説書に記載されている監修の提案とは違う箇所が多々あり、
わざわざ解説書に載せる必要があったのか疑問。。。

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