HI-METAL R:VF-2SS バルキリーⅡ+SAP(シルビー・ジーナ機)-Lovers Again- [レビュー]

HI-METAL Rの『VF-2SS バルキリーⅡ+SAP(シルビー・ジーナ機)-Lovers Again-』です。


VF-2SS(シルビー・ジーナ機) 、バトロイド形態全体像
2017年に発売されたVF-2SSが、「Lovers Again」バージョンとしてリニューアル再販されました。
価格は据え置きで定価15,400円(税込)。


付属パーツ。
内容は当時品と変わりないようです。


SAP(スーパーアームドパック)強化ユニット一式。


「Lovers Again」として追加で付属する魂ステージパーツ一式。
台座表面にはタイトルロゴとイシュタルがプリント。




付属の交換用ハンドパーツと、バトロイド用の小型主翼パーツに差し替えした状態。




造形は2017年発売品と同じ。
額と頭部カメラはクリアーパーツ。左右の機銃は予備パーツが付属。




本体カラーは半ツヤの成型色ベース。塗装でラインを塗り分け。




可変ギミックで剛性が必要なフレームを中心に合金パーツが採用されています。
ベースが8年前の製品なので直近に発売されたHI-METAL Rバルキリーと比べると
フレームパーツの外部への露出が多かったりと設計がやや煮詰め足りない印象。



アニメでの大張な肉質感あるデザインの造形ではなく、変形ギミックを加味したプレーンなプロポーション。スマートなシルエットが良く再現されています。



可動。頭部と首はボール軸可動で前後にスイング。頭部側面の機銃はボール接続。
腕を水平に広げる際に肩パーツの側面のカバーが開閉。肩関節は変形用の軸可動で後方にスイング可能。
ヒジは上腕と前腕側の2か所でロール可動。



股関節軸はヒンジ式で外に広げることで開脚幅がやや広がる方式。フトモモへはボール接続。
ヒザを曲げる際はフトモモ裏のカバーを開く仕様でやや見栄えは悪い感じ。
足首関節はボール接続。引き出し式で爪先が伸びるものの左右へのスイングは殆どできない。




付属武器のガンポッド
専用のハンドパーツで保持します。


ガンポッドは銃身がスライド。グリップとカバーが折り畳み式で収納状態にも。
収納状態時には背面の軸穴に差し込んで懸架可能。



魂ステージ用のバトロイド用ジョイントパーツは、股関節部分に差し込み、
機首裏のカバーを外した箇所でピン接続で固定。


付属の台座でディスプレイした状態。




バトロイド形態からガウォーク形態に変形。主翼は変形用のタイプを使用。
背中の左右のバックパックを下側にスライドさせ、主翼を開いた隙間に尾翼パーツを内側に畳みます。


中央のバックパックはヒンジ接続のカバーを開いた状態で後方に倒し、


頭部左右の機銃を後方に。背中のカバーを開いた状態で機首パーツを起こします。


グレーのカバー内に収納された機首パーツをクランク式に前方にスライド。
キャノピー後方の部分とカバーとをピン接続で面一に。



機首ブロックを背中側のブロックと水平の位置にし、ヒンジ部をスライドさせ面一に。
中央バックパックの内側のピンを背中に接続して元の位置に。


脚部のフレームを起こし、股関節のヒンジ軸を外側に開きます。


脚部のヒザ関節を伸ばし、逆関節でくの字に。
股関節軸を起点に脚部は180度回転させた位置に。



首のフレームを伸ばし、基部のフィンごと脚部フレームの内側に移動。
頭部は脚部フレーム内に収める位置に。


脚部フレーム内側のアームを起こして頭部を固定。


外側に開いていた股関節ヒンジを畳み、脚部を内側に。



つま先パーツはガウォーク用の開いた形状のパーツに差し替え。


腕を下ろし、主翼を開き、尾翼は下側の位置にしてガウォーク形態の完成。



VF-2SS、 ガウォーク形態
伸ばしたヒザ関節の中央がプラパーツなので関節強度は弱め。
ロック機構もないので前のめりになりやすい感じ。



足首がほとんど可動しないので自立はやや不安定。




空間戦闘用でアニメではほとんどSAPを装備していたのでガウォーク形態の印象があまりない。


クリアーパーツのキャノピーは開閉式。
内部にはパイロットのシルビー・ジーナのフィギュアが造形。


伸ばしたヒザ関節部は左右にロール可動。
ガウォーク特有のハの字気味の開脚も可能。



ガウォーク用の魂ステージジョイントは脚部フレームに装着。



ガウォーク形態からファイター形態に変形。ハンドパーツは変形用の小型のタイプを使用。
前腕のカバーを開き、内部の手首軸を内側に回転させ、カバーを閉じて収納。


バックパック左右のブロックを外側に180度展開。尾翼も外に開き、前側にスライド。


腕を後方の位置にし、脚部を水平に。
つま先とカカトは閉じて、足首関節を内部に。


股関節のヒンジ軸を外側に開き、
脚部と股関節の隙間を通して、腕部を脚部フレームの内側に折り畳み。
フトモモ内側に収納されたピンを外側に露出。


前腕側面に設けられた接続穴にフトモモのピンを接続して脚部を固定。


主翼の接続軸をクランク式に前方にスライド。


中央バックパックのカバーを開いたまま、内部にヒンジで収納されたプレートを伸ばし
バックパックの基部を180度後方に倒し、


底面に移動したプレートを頭部に被せるように折り畳み。



機首裏と脚部のカバーを取り外した箇所にランディングギアパーツを装着。
バックパック部には収納状態のガンポッドを接続してファイター形態の完成。



VF-2SS、ファイター形態
脚部が外側にセッティングされた独特なシルエットもきれいにまとまっています。




脚部は前腕部へ軽くピン接続されているだけなので固定感はあまりない感じ。



ファイター形態用の魂ステージ用のジョイントパーツは脚部フレームに接続。
ガンポッドと干渉しないように接続穴はズレた位置になっています。



ベースの本体色が成型色になっているので3形態ともパーツ干渉による色剥げもなく、
気兼ねなく変形過程を楽しめるようになっています。




SAP(スーパーアームドパック)を装着した状態。
前腕と脚部は接続穴を覆ったカバーを取り外した箇所に接続。
背面の大きな装備はバックパックに被せるようにして固定。



素立ちの状態であればSAPを装着した状態でも自立は可能。



SAPのカラーも成型色で再現。ノズル周りなどが部分塗装。


長く伸びたレールガンが特徴的。


左右に張り出したミサイルポッドの基部は外側にスライドさせることで前後にスイング。


背面のレールガンは中央部のパーツでロックを外し、アームが可動。



アームを前方に倒すことで頭部を覆うようにレールガンの発射体制に。
中央部のブロックの内部からはバイザー上のパーツが展開。


前腕部のミサイルポッドのカバーを交換することで、ガンポッド収納状態のパーツに差し替え可能。




SAPを装着した状態でのガウォーク形態。



SAPを装着した状態では魂ステージに接続した状態の方が安定感があります。



SAP上部と左右のミサイルポットはカバーパーツの差し替えでミサイルの弾頭を露出させた状態にも。
上部のミサイルポッドは接続穴位置の変更で後方に下げることも可能。



前腕部と脚部のミサイルポッドのカバーはヒンジで開閉式。
脚部下側のみパーツ差し替えでカバーを開いた状態に。




SAPを装着した状態のファイター形態。




何れの形態も一旦変形を終えてからSAPを装着させる方式。



付属パーツの無人攻撃機スクアイアー
マクロスでいうところのドローンであったり、ゴーストのようなもの。
裏面の接続穴に魂ステージを接続し宙に浮かせた状態でディスプレイすることも。





個人的に初めて視聴したマクロスがこの作品だったりします。
OVAじゃなくて夕方に放送していたテレ東の編集版・・・。



2017年に発売されたバルキリーIIは難民になっていたので今回の再販品でようやく購入。
ネックス機は結構見かけた気もするけど。。。



スクアイアーを展開。



可動域的に劇中の大張っぽいポージングは殆ど不可能に近い。。。



ミサイルポッド展開。



レールガンの発射態勢でおわり。


新規デザインの魂ステージが付属すること以外は2017年発売品と同じ内容。
流石に関節強度的にも不安が残る構造がそのままなので再販を機会に構造を変更されていて欲しかった部分も。
ヒザ関節が全体的に緩めなのが厄介で重いSAPを背負うことがあるのでクリック関節があればよかった。
プロポーション的にはバルキリーIIの良さを引き出している造形なので及第点な印象は強いです。
2017年版の品が買えなかったこともあり、お値段が当時品から変わらずなのがありがたい。
再販品ということで需要が薄くなったのか自分が購入したときは割引率が高く入手できたのがラッキー。

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