HI-METAL Rの『スコープドッグ レッドショルダーカスタム』です。
スコープドッグ全身像。
権利の話はさておき、最近になってバンダイ社でもボトムズを商材で取り扱うようになってきて
(さしあたっては各ブランドのグッズもATの顔ともいうべきスコープドッグオンリーな気もしつつ・・・)
プラモ等のみならず、完成品玩具のHI-METAL Rでもスコープドッグがリリースされました。
本体色は成型色メイン。各種マーキングがタンポ印刷で再現されています。
各部に合金パーツが採用されているためやや重め。
頭部のカメラはクリアーパーツ。側頭部のアンテナは予備も付属。
HI-METAL Rの造形として各部オリジナルのディティールが施されています。
面構成も直線主体の角が立った造形。
本体がプラの成型色なので重厚感ある雰囲気とは言い難いのが難点。
足裏にはローラーダッシュ用のホイールも造形。
可動。頭部は基部でロール可動。画像より更に回すとハッチが浮き気味になるのは仕様なのだろうか。
肩関節は2軸構成で肩アーマーと連動して腕を水平に近くまで上げることが可能。
上腕部でロール可動。ヒジの曲げは100度近く。
前腕部は手首軸を引き出すことで基部で前後にスイング。
ハンドパーツ自体もスイング軸が設けられています。腰部分は180度ロール可動。
前腕は上腕部から可動軸を引き出すことで所謂ガワラ曲げが可能に。
胸部側面の腕部の接続軸が前方にスイング可動。
カメラはバイザーのレールに沿って左右にスライド。カメラも回転可動。
バイザーは上側に上げることが可能。腹部のハッチも開閉可動。
頭部のハッチは上側に開閉しコクピットが露出。
コクピット内のシートやコンソール部も精密に造形。
腹部のハッチを開くことでフットペダルの造形まで確認できます。
腹部の関節を上側に引き伸ばすことで上半身が前後にスイング可動。
前腕部を伸ばすアームパンチギミック。内部のシリンダーパーツも造形。
股関節軸はクランク式でスイング可動。腰周りのアーマーもヒンジで可動。
ヒザはフトモモ側で可動し、あまり深くは曲がらない印象。
足首の各アーマーはヒンジ可動。足首関節が引き出し式可動し、左右にロール可動も。
かかと部分とつま先が上下にスイング可動。
足裏のホイールは回転。側面のターンピックをスライドして杭を伸ばすことも。
開脚時の接地性はややクセがあるものの、合金の重みで自立ができるバランス。
スコープドッグを降着姿勢に。
ヒザアーマーをスライドさせてスネ側とのロックを解除。
フクラハギのカバーを開いてヒザの内部フレームを前側に可動。
リアアーマーを上げ、股関節軸を下げてフトモモを後ろ側へスイング。
フトモモを水平にして、ヒザ関節を調整してソール部を接地。
フトモモを後ろ側にしたことで腰横のアーマーがハの字になるので
アーマーを外側にスライドさせてフトモモに対して垂直になるようにします。
降着ポーズの完成。ヒザの合金関節が固く、位置調整がやや難儀になる感じ。
降着時に露出する脚部フレームもメカディディールが再現されています。
付属のキリコのフィギュア。実際にスコープドックに搭乗できるサイズで造形。
キリコの可動。頭部はボール可動。ボンベは軟質素材なので干渉の妨げにならないです。
肩とヒジ・ヒザは軸可動で前後のみにスイング。股関節と足首はボール接続。
キリコ用パーツ一式。
キリコの交換頭部。アイプリントはタンポ印刷で再現。
もう1種はアイプリントがないタイプ。
精密とは言わないまでもサイズを加味すれば再現度はまずまず。
交換ハンドパーツにアーマーマグナムと握り拳が付属。
スコープドッグとの対比。
キリコをコクピットに乗せる際は操縦桿を前側に倒して着座。
平手のハンドパーツで操縦桿を握らせます。深く座らせないと頭部ハッチが閉じにくい感じ。
スコープドッグのバイザーを上げると内部のキリコが確認できます。
スコープドッグ用パーツ一式。
ヘビィマシンガン。フォアグリップが左右にスイング可動。側面には弾倉を装着。
本体の手首部分が柔軟にスイングするのでマシンガンの両手持ちも余裕。
ヘビィマシンガンのストックを外し、バレルパーツの交換でショートバレルタイプにすることも。
左肩アーマーを緑色のタイプに交換することでノーマルのスコープドックの再現も可能。
胴体側面のカバーを外すことで露出した穴にミサイルランチャーを装着。
腰側面のアーマーの表面パーツとの差し替えで弾倉パーツを装着可能。
背中のフック部分にコントロールボックスを装着。
左脇にはガトリングガンを装着。給弾ベルトはコントロールボックス側面に装着。
ガトリングの砲身は回転可動。
左前腕のヒジパッドパーツとの差し替えでアームソリッドシューターを装着。
コントロールボックスにロケット弾ポッドを装着。
全ての武器を装着して商品名にもなっているレッドショルダーカスタムに。
各武器はプラパーツ製なので重みで支えられないということもなし。
右脇のミサイルランチャーが若干外れやすい感じ。
ロケット弾ポッドは接続基部でロール可動。
キリコフィギュアが乗せられるというのがプレイバリュー的に大きいです。
スコープドッグ本体のギミックが豊富。詰め込めるだけ詰めた感じ。
アクション性は全体的にバンダイ社らしい可動といった感じ。
ローラーダッシュ。エフェクト関係は別売り物のを用意。
キリコがスコープドッグに乗ることのみに特化した可動域しかないので単体ではややプレイバリューに乏しい。
レッドショルダーに換装。スコープドッグの代名詞的なバリエーションなのにあっさり乗り捨てられるあたりがボトムズという作品らしい。
アームパンチ。
ミサイルなどの弾頭は取り外せず、武器のエフェクトもないので
テキトーに他商品のものを流用しようにもサイズが合うものがないです。
ボトムズのスコープドッグの立体物は放送から40年近く各社で販売されているため選択の幅は広く、
いま改めて新参のバンダイ社のスコープドッグを購入するには何かしら理由付けが欲しいところ。
個人的には今は亡きやまとのキリコが乗り込めるスコープドッグにあこがれもあったので
それに近しいHI-METAL Rは魅力的に見えました。
HI-METAL R 装甲騎兵ボトムズ スコープドッグ レッドショルダーカスタム 約165mm PVC&ABS&ダイキャスト製 塗装済み可動フィギュア
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