聖闘士聖衣神話 : 10th Anniversary DXディスプレイステージセット [レビュー]

聖闘士聖衣神話の『10th Anniversary DXディスプレイステージセット』です。
聖闘士聖衣神話シリーズの10周年記念と連動したディスプレイステージということで、
パッケージ写真を基本とするならば、女神アテナをはじめとした神聖衣5人を並べるなど、
一同に展示可能なディスプレイベースになっています。


台座を構成するパーツは6つのブロックに分かれています。
基本はその6つのブロックを組み合わせて一つの台座にするものだとして
バラバラで複数の台座にすることも可能となっています。

まず一番高さがある台座。表面には複数の穴が設けられています。

長めの台座が二組。

一番小さい台座。

他の神殿風のものとは違う、土の台座が左右づつ。

神殿風台座には穴がいくつか設けられていて、その部分に取り付ける《床》
プレートが数種類付属していました。
・プレート1枚組のものが16枚。2枚組のものが8枚。
・穴あきのプレート1枚組のものが12枚。2枚組のものが4枚。
・大型の4枚組のものが1枚。

各プレートは任意に台座部分の穴にはめて床部分を作り上げるようになっています。



石柱パーツも付属していました。
APPENDIXの専用ディスプレイスタンドDXの石柱パーツよりも若干太くなっています。
聖闘士聖衣神話APPENDIX:専用ディスプレイスタンドDX
・石柱の芯は10本
・石柱の先端割れパーツが8個。平らの先端が8個


石柱の両先端は凸凹になっていて、石柱同士を連結させたり。任意の長さ・形に出来るようになっていました。

聖闘士聖衣神話EX専用ディスプレイステージにも付属していた、
クリアーのステージ支柱(大)も6本付属しています。

台座に接続してみた例。
石柱やステージ支柱の凸径は同じなので好きな場所に差し込み可能です。

他には岩のパーツが大小で2組づつ。こちらも石柱などと同じ凸径です。




このディスプレイステージの基本となる形に組んでみました。
石柱を抜きにしても、そこそこの高さがあり、幅に到ってはA3サイズの紙ほどはありそう。
質感としては。全体的にグラデーション塗装が施してあるものの、
床のプレートは無塗装であるため、若干の違和感が。


女神アテナに付属するスタンド類を取り付けるための床プレートも付属していました。



パッケージ写真通りにアテナと神聖衣を並べてみました。
配列にもよるのだと思いますが、神聖衣サイズのフィギュアだと、スペースが相当窮屈に。
台座部分の床スペースも狭いため、アクション用というより、素立ちで飾ることを前提の台座かも。

APPENDIXの専用ディスプレイスタンドDXとの連動は考慮されていないみたいで
これで一つの商品として完結してしまうのはもったいない気も。

床プレートの穴径はバンダイのスタンドやエフェクトのものと統一のものもあるので
アイディア次第では拡張性はあるのかも。

フィギュアに対して、台座幅が狭いので、ステージ支柱の使い勝手がイマイチ悪いような。
床への支柱の差込み位置やフィギュアの形状にもよるのだと思いますが。

台座を分解して飾ってみたり、

十二宮っぽくしてみたり。やはりフィギュアに対しての石柱の小ささも気になります。
石柱だけでも大きいものを単品で発売してくれないでしょうか???


個人的な用途としては使い勝手が悪い印象があるディスプレイステージでした。
モチーフが神殿風ということで、他のアイテムへの転用も雰囲気的に種類を選びそうです。
聖闘士聖衣神話用の台座としては、アクション用の台座では無いと割り切った上で、
複数のフィギュアを素立ちで展示可能だと割り切れば、華やかな演出も出来るものだと思います。
ですが、台座の連結に関しては、高さが均一じゃなかったり、断面がテーパーになっているため
組み合わせの幅が狭く、単体としてはバリエーションが物足りないかも。
一応、シリーズの10周年記念でパッケージにもAnniversary Editionの神聖衣の写真を使っていますし
女神アテナ用のディスプレイ用のパーツも付属していることから、ファン的には神聖衣を並べたいところ。
ただ、元々、素立ちですら安定感の無かった神聖衣。
ステージ支柱のクリップも神聖衣の形状では使い勝手が悪いので、個別の形状に合わせた
クリップを用意してくれたほうが非常にありがたかった印象があります。
個人的にはソレがあったらすごく、このディスプレイステージの点数が上がったんですが・・・。

タイトルとURLをコピーしました