聖闘士聖衣神話EXの『アクエリアスカミュ』です。
今回のカミュをもって、EXでもやっと黄金聖闘士の１２人がコンプリートされました。
旧神話ではもっとも初期に発売されたカミュも、アペンディックスでのアップデートは頭部だけであったり、
そのアペンも冥衣版と同時発売だったりと、フィギュア的には不遇な扱いだった気も。。。
EXでは聖衣が完全新規造形ということもあって、これまでの鬱積を晴らすものになっていると思います。
カミュ素体。珍しくパッケージ開封時には後ろ髪は装着されておらず。
ブリスターのマントパーツの裏側に後ろ髪パーツが潜んでいたので最初は気付かなかった。。。
聖衣装着！
絶対零度マニアの親バカ。
カミュとしてはモミアゲの造形が細いため、人によっては好みが割れそう。
これはモミアゲパーツの可動域を広げるための配慮だとは思うけど。。。
聖衣パーツでは腰のアーマーのボリュームがあり腰の細さと比べたらアンバランス感も？
元々これで正解かどうかわからないけど。。。旧神話のときの微妙な聖衣造形の印象が強くて。
聖闘士聖衣神話APPENDIX：アクエリアス カミュ
神話EXはアニメ版の造形カラーリングなので、上腕パーツは取り付けないのが一応、正解。
でもこれだと、黄金のわりには軽装に見えすぎてしまうので、好みで付属の原作イメージ上腕パーツを
取り付けても良いと思います。むしろ取り付けたほうがカッコイイのかもしれない。。。
聖衣パーツの可動も、ほぼ今までどおりに。
付属パーツ。画像には無いですが、恒例のマントもあります。
フェイス部。 交換フェイスパーツは
《通常・閉眼・叫び・見下ろし顔・リュムナデス擬態顔》と、5種類も付属していました。
見下ろし顔パーツは、氷河との師弟として対話するシーンなどで意外と多かったイメージで、わりと重宝しそう。
そして、ポセイドン編でリュムナデスカーサがカミュに化けて、氷河に不意打ちを仕掛けたときの頭部まで。。。
重箱の隅をつついた感じもするけど、これなら旧神話版のようにアクエリアスのマスクを取り付けられる
氷河のオプションパーツのほうが使い道は遥かに上だった気も。
聖闘士聖衣神話：リュムナデス カーサ
また、フェイスの取り付け基部パーツでモミアゲパーツが独立して可動する構造になってますが
マスク装着状態だと割りと恩恵は微妙。モミアゲパーツ自体が細いのでパーツの弾力で曲げられるので。
マスクなしのフェイスも。マスク無しだと、カミュの二本眉毛もしっかり確認できますね。
モミアゲの可動域はマスク無しのほうが流石に広いです。
上腕パーツの有無でアニメ版と原作版との違いも再現可。上腕パーツ装着時が原作版。
とはいえ、厳密には原作版とは聖衣の形状が全く違うので、あくまで原作風といったイメージ。
マントの装着は、背中のカバーと、マントパーツの基部を差し替える方式。
些細な変更点ではマントの基部パーツが、マントの裏地と同じ青色に。（今まではオレンジ色）
なぜラストで変わった…(‘A`)?
フリージングコフィン
アクエリアスの最大奥義オーロラエクスキューション。
EXの広い可動域のおかげでパーツの差し替えなど無く、腕を組んで上方に構えることができます。
アクエリアスの聖衣オブジェ形態
微妙に水がめを抱える腕部分が長すぎな気も。。。
人型なのでオブジェフレームへの組立作業自体は苦労はなかったです。
本来ならば、左右のモナカ割り前腕パーツ同士が組み合わさって水瓶になる至高のデザインなのだけど
EXでもそのギミックは再現されず。。。水瓶の中と、胴体内部にそれぞれ収納（隠蔽）
何時の日か是非再現して欲しいですね。オーロラエクスキューションの技の名前の由来でもあるので。
やっと黄金１２人が揃ったので、以前からやりたかった「この暗黒の世界に一条の光明を！！」のシーン。
住宅事情的にライトとか無いので光量とか画質は無視で。。。
多分このタイミングを逃したら一生やらなかったと思う。
原作版だとサガをはじめとする死亡復活組は全員マスクを被っているけど、アニメ版はつけていなかったり
そもそも円陣のポーズも原作とは違い、アニメ版は微妙にアレンジが。
EXはアニメ版なので、ポーズ的には、アニメ版と原作版のポーズのミックスで。
旧神話版が７作目ともっとも初期の商品だっただけに、EXでの進化ぶりは非常にレベルが高く感じます。
技の多いカミュだけあって、再現ハンドパーツの付属数も多く、マント裏のジョイント部など些細な部分でも
さりげなく変更されていたりと、消化試合的なアイテムに収まっていなかった点でも評価は高いです。
個人的な期待感でいえば、シリーズ最初のサガから４年ほどでやっとコンプリートした黄金聖闘士も、
カミュの発売日付近でに黄金ゴッド聖衣（仮）がリリース決定とかで困惑しましたけど。。。
まだ購入難の黄金と付き合うことになりそう。
