ROBOT魂: セラヴィーガンダムGNHW/3G (セラヴィー&セラフィムセット)[レビュー]

魂WEB商店で受注発売された、
ROBOT魂の『セラヴィーガンダムGNHW/3G (セラヴィー&セラフィムセット)』です。
00VのセラヴィーガンダムGNヘビーウェポンの一つ、《GNHW/3G》。
セラヴィーガンダムの背中のセラフィムに加えて、更に2機の無人MS『セム』を背負った機体。
合計4体分のボリュームなため、 「セラヴィー・セラフィム」と、「セム2機」の別売りでリリースされています。
この記事ではセラヴィーガンダム&セラフィムガンダムのセットを。



パッケージ。

セラヴィーガンダム。物自体は以前発売されていたセラヴィーのリデコ品。
外観は腰のGNフィールドのブロックが小型化されて、カラーリングはGNHW/3G 用にグレーを基調とした配色に。
元々、面が広いデザインだったこともあり、パーツのヒケ部分など、ものすごく目立つ印象になってしまったように感じます。
頭部アンテナの赤レンズはノーマル版同様塗装なので、ちょっと残念。
背中のセラフィムは《セム》を接続するための赤いジョイントパーツが新規に。

脚部関節の硬さが貧弱で、開脚時にはヒザから倒れやすい印象も。素立ちですら割とつらい。。。
追加で背中にセムを背負うのも少々苦しい。これはこの商品の性質上、大問題。



肩の《GNキャノン》は赤いジョイントが追加されていますが、可動自体はそれほどの窮屈さはないです。

ヒザのGNキャノンは軸を引き出して展開。


GNキャノンの砲口は、レンズ部分で別パーツのセラフィムハンドパーツに差し替え可能。
肩とヒザ、4つとも同じギミックが採用されているので、隠し腕の再現も。
サーベルの持ち手などそれぞれ付属してました。設定通り6本指の造形です。


武器の《GNバズーカII》
カバーを上下にスライド展開させて《バーストモード》の再現や・・・

ダブルバズーカから、上下分離させて両手持ちも可能。グリップ部分もそれぞれ左右に付け替え可能になってます。


GNキャノンにバズーカを接続する《ツインバスターキャノン》。
接続には、GNキャノンのレンズ部分を専用のジョイントパーツに交換。
一手間、作業が増えるので、気軽に弄る気がおきないギミック。。。


《GNビームサーベル》
同形状のものが6本付属。ノーマルのセラヴィーでは2本しかなかったので、
OPの阿修羅が再現可能に。



背中のセラフィムガンダム。バックパック形態。

背中の《フェイスバースト》再現では、別パーツの展開後のガンダムフェイスに交換。


MSに変形。変形時には、手首パーツのみ差し替えが必要。
セラヴィー同様、頭部の赤レンズは塗装。造形が小さいこともあって、塗装精度はちと微妙。。。
可動アクションでは、バックパックへの変形ギミック分程度しか可動しないため、可動域のクセが強いです。
股関節に至っては、開脚可動は出来ない作りに。

GNキャノンの追加の赤いジョイントパーツで、固定用のジョイントパーツを取付できるように。
セムを背負った時に重量がかかりやすいので、ストッパーの役割ですね。

セラフィムの手持ち武器はサーベルのみ。GNバズーカを持たせるのは手首の形状からして難しかったです。
セムからマシンガンを拝借して持たせることは可能。

腕のみレンズに交換してキャノン形態にも。




今回のセットでは魂ステージ用のジョイントパーツが付属してました。
取り付け位置は、セラヴィー・セラフィムともに股下に。セラヴィーのジョイントは外れやすいですが
セラフィムのものは軸が太く安定しているので、ポロリはなし。バックパック形態でも使用可。
合体時はセラフィムのジョイントを使ったほうが無難です。










別売りのセムセットを取り付けた状態。。。
ROBOT魂 : セラヴィーガンダムGNHW/3G(セムセット)
造形自体はノーマルのセラヴィーと大差なく、塗装精度も微妙。他の00Vのように、基本部分での
改善箇所もないので、今更リリースするには、全体的に古臭い印象に感じる部分も。。。
また、セラヴィー&セラフィムセットを買う人は、セムセットも買っていて当たり前の仕様となっているため
セラヴィー単独では魅力半減。GNHW/3Gの姿にしてこそならばの評価なら、別売りにしたのがちと疑問。。。

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