ROBOT魂[SIDE MS]:GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E. [レビュー]

ROBOT魂の『GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E.』です。




ver. A.N.I.M.E.イージスガンダム全身像。
非変形だった旧版と異なり、今回のver. A.N.I.M.E.はMA形態への変形ギミックを備えた仕様に。



本体色は成型色メイン。頭頂部のセンサーやカメラ部が部分塗装されています。
メインカラーの赤色は写真よりも濃いワインレッド寄りの色合いで、劇中作画よりも濃い塩梅。



設定画ベースで造形されることの多いver. A.N.I.M.E.ですが、イージスは変形ギミックがあるためか、
肩アーマー上部の突起が短いなど各部で影響が出ている感じ。


腰の側面には大型のスラスターユニットが装着。裏面やノズルなども立体的に再現されています。
背中のスタビライザーも裏面にノズルのモールドが施されています。



MA形態時に同形状になる手足の太さもアレンジもなくほぼ同じ大きさ。
立体によっては大きく違いが出る箇所だけにver. A.N.I.M.E.は比較的プレーンな造形に。


可動。頭部はボール接続で可動。肩アーマーは2重のヒンジで左右にスイング。
肩の付け根は変形の可動を活かして内側にスイング可動。上腕で横ロール。ヒジも深く曲がります。
このイージスの一番の欠点が腕が肩から抜けやすいところ。
腰部分でわずかに横ロール可動し、上体も前側にわずかにスイング可動。


腰側面の大型スラスターはボール接続で可動。腰前のアーマーはボール接続。
股関節軸は上下にスイング。背中のスタビライザーは下側がスイング。


脚部は股関節軸にボール接続。フトモモ付け根で横ロール。
ヒザは深く曲がり、つま先やブレード部も可動。足首はボール接続。開脚時の接地性も十分。



付属パーツ。MS形態時のアンテナは予備も付属。ハンドパーツはSEED系のver. A.N.I.M.E.と同形状。


ビームライフル。センサー部はメタリック塗装。前腕部と干渉する影響で後部がやや浮き気味。

ライフルはグリップを収納して腰横のスラスターに接続して懸架可能。


シールド。前腕の裏側にヒンジジョイントで接続。シールド基部のジョイントはボール接続で可動。
手持ち用のグリップは造形されているものの非可動。

シールドも腰横のスラスターにジョイント接続で懸架可能。


ビームサーベル。
前腕のクローを展開し、先端のブレードをビーム刃エフェクト付きのパーツと交換。

ビーム刃はクリアーパーツ。
エフェクトと一体型のブレードもホワイトで塗装されているものの透過率が高めなのでやや違和感。


足のビームサーベルもつま先のブレードと交換して装着。

バーニアエフェクト。腰横のスラスター後部の上下のノズルに接続。

フル装備。



MA形態用のパーツと、変形用治具。

MA形態に変形。頭部のアンテナをMA用の無塗装の小さいタイプに交換。
胸部前面のブロックを正面に引き出して、首と脇腹のブロックのロックを解除。

背中のスタビライザーのブロックを頭部ごと後ろ側に倒します。


頭部とスタビライザー上部のパーツを90度倒し、頭部をスタビライザー基部のユニットに収納。
スタビライザー上部を後ろに倒し、下のスタビライザーに対して垂直にセット。

腰横のスラスターと、腰正面のアーマーをブロックごと取り外し。
上半身を内部中央のフレームごと90度上側に起こします。胸部のダクト部分を回転させ正面に向けます。

腰裏の赤いパーツを外して股関節軸のロックを解除し、股関節軸を上側に可動。
赤い腰裏パーツを再装着して股関節をロック。


MA用のサポートパーツを股関節とスタビライザー裏側に接続。
脚部を股関節軸を起点に上げ、腰正面のアーマーブロックをサポートパーツ先端に装着。

腕部の変形。ハンドパーツは取り外し。手首カバーを前腕内部から引き出して露出していたボール軸を覆います。


前腕のクローを伸ばし、肩アーマー内部のヒンジを外側に倒し、前腕部と面一に。

脇腹のフレームを回転させて正面側に。


一旦、腕部を取り外し、脇腹フレームとの間に延長用のパーツを装着。


脚部の変形。つま先を畳み、先端のブレードを伸ばした形に。
フトモモ部でロール可動させ、腕部と脚部を「X字」の形になるように調整。

腰横のスラスターを再装着。ノズルは後方側に。


ライフルとシールドを腰横のスラスターに装着してMA形態の完成。
股関節に装着したサポートパーツにはスタンド用の穴が設けられています。


イージスの可変モデルで求めるところは四肢の形状を整え、MA形態で先端のブレードをいかにピタリと閉じるかに尽きると思うが
そういった意味では ver. A.N.I.M.E.は合格とは言い難い。。。
仕様が差し替え変形なのでいっそのこと、クロー先端はMA形態固定の形状優先のパーツへの差し替えでもよかった気が。
あと一工夫で形状が整いそうな雰囲気もあるのでいろいろともったいない。


腕部脚部の間にはサポートパーツを装着可能。X字の形状を保持する役割のもの。
ヒジとヒザの間に入れて支えるだけなので固定感は無し。見栄え的にもなくてもよさそうなパーツ。

腕部と脚部を開いて、スキュラ発射形態に。


スキュラ発射エフェクト。中央の砲口部にピン接続。ビーム部分はグラデーション塗装になっています。





初期は直接なドンパチはないもののストライクとの絡みが多め。


ほぼイージス専用なバーニアエフェクト装着。



サーベル展開。サーベル基部のポジション的に斬撃などのアクションがとりにくい感じ。


ライフルやシールド表面にはエールストライカーセットなどに付属のエフェクトを装着可能。


腕部の肩への接続軸が短く、頻繁に抜けやすいのがストレスに感じることが多い。
変形ギミックにかかわるところなので接着してしまうこともできないのが困りもの。


MAに変形。思い出補正もあると思うけど放送当時のHGガンプラのほうがMA形態はまとまりがあったように思える。。。



クローを展開してスキュラ砲発射。
SEED系ver. A.N.I.M.E.のエフェクトはなんか微妙に短い気がする。


フェイズシフトダウンしたところを後ろからクローで捕獲。


イージスは正面でシールドを構えることが多いので手持ち用グリップが欲しかった。

シールド投げ。



足サーベルも展開して蹴り。



自爆しておわり。


ver. A.N.I.M.E.なので設定画寄りのプロポーションには近い形で仕上がっていると思う。
試作品で展示されていた初期のモデルと比較したら完成度は飛躍的に上がっていたので
期待度は高かったものの、変形ギミックの影響で肩アーマーの形状がイメージとは
違うものになっていたりMA形態の先端がしっかり閉じられていないなど
宣材写真からも不安材料は多く残っていた感じ。
製品版は腕部が抜けやすく、アクションポーズを取らせるのがストレスになることが多く、
お世辞にも褒められた完成度ではないと感じてしまった。
同じSEED系のver. A.N.I.M.E.とは絡めやすい造形でまとまっているのが救い。
ROBOT魂 機動戦士ガンダムSEED <SIDE MS> GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E. 約135mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア
(広告Amazonアソシエイト)

ROBOT魂 機動戦士ガンダムSEED <SIDE MS> GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E. 約135mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア

ROBOT魂 機動戦士ガンダムSEED <SIDE MS> GAT-X303 イージスガンダム ver. A.N.I.M.E. 約135mm PVC&ABS製 塗装済み可動フィギュア

  • 出版社/メーカー: BANDAI SPIRITS(バンダイ スピリッツ)
  • 発売日: 2024/05/25
  • メディア: おもちゃ&ホビー
タイトルとURLをコピーしました