ROBOT魂の『スペイザー&マジンガーZ From GRENDIZER U』です。
2024年に放送されたアニメ『グレンダイザー U』の、スペイザーと、劇中登場のマジンガーZがセットになってROBOT魂で発売。
スペイザーのギミックと連動したグレンダイザーの胸像もセットされているため、
別売りのROBOT魂グレンダイザーが無くても合体状態のスペイザーの再現が可能なため
ワンパッケージで完結している仕様です。
まずはスペイザー。グレンダイザーU仕様のデザインで立体化。
本体色はツヤありの成型色仕上げで、ボディの赤いラインの一部が塗装。
尾翼のキャノピーやノズルなどが部分塗装。
主翼先端のソーサーは取り外し不可。
内部のシャッターのモールドなども造形されています。
底部のウイング等で接地させた際も機体が水平に保たれます。
グレンダイザーを収納するギミックがメインなので、ボリュームのある造形。
スペイザー底部の円形部のカバー内にスタンド接続用の穴が設けられています。
アームは固定で左右のスイング軸は無し。
ROBOT魂[SIDE SUPER]:グレンダイザー From GRENDIZER U
スペイザーの可動ギミックとして、後部のノズルと底部のハッチが後方にスライドして開閉。
グレンダイザーはスペイザーのボディーのカバーを取り外して収納する方式。
カバーを外すときは尾翼パーツを後方にスライド。
内部には簡単なモールドが施されています。
グレンダイザー胸像パーツ。
前腕と下半身が省略された造形。新造されたハーケンと肩は固定パーツ。腹部はスペイザー接続用のタイプに置き換わっています。
頭部は別売りのROBOT魂グレンダイザーと共通なので、可動はそのまま継承。
グレンダイザーの胸像をスペイザーにセット。
下準備としてノズルを開き、ボディーのカバーを開いた状態に。
スペイザー両側面のブロックを本体先端から後方にスライド。
スペイザー先端の底部カバーパーツを、合体用のタイプに差し替え。
合体用の底部カバーにグレンダイザー胸像パーツをセット。
頭部は上向きにします。
ボディのカバーと後部のノズルを元に戻し、グレンダイザーとの合体完了。
胸像パーツが標準で付属しているため、この商品単独で合体状態でディスプレイ可能に。
グレンダイザー胸像のボディが固定の為スペイザー内へのセットが楽なのが利点。
別売りのグレンダイザーもスペイザー内に収納が可能。
グレンダイザー本体は脚部を縮め、前腕のフィンをスペイザー内部のスリットに収納。
肩や前腕のフィンの位置を微調整しないとスペイザーのカバーが取り付けにくいので素直に胸像を使った方が楽。
グレンダイザーU版のマジンガーZ。
オールプラパーツ製で本体色はつや消しの成型色。
一見すると小ささを感じさせない造形に仕上がってします。
小スケールながら、頭部の塗装も細部まではみだしもなく施されています。
劇中登場時に添った細身のプロポーションで造形。
胸部の放熱版はエネルガーっぽいデザインに。
付属のハンドパーツは握りこぶしのタイプのみ。
小サイズで足首の可動域が限定的なので接地性には難あり。
可動。頭部は首のボール軸で可動。腕部は胸部にボール接続。
上腕でロール可動。胸部と腹部でわずかにスイング可動。ヒジとヒザの曲げは90度ほど。
股関節の開脚幅は広め。フトモモでロール可動。足首はボール可動。
ジェットスクランダーのベルトは左右に分割して、マジンガーの腹部に挟んで固定。
ベルトの後ろにスクランダーを装着します。
ジェットスクランダー装着状態のマジンガーZ。
主翼が水平に幅広なのが特徴的。
グレンダイザーと比較するとマジンガーの小ささが際立つ感じ。
正確な縮尺ではないものの、劇中をイメージしたサイズ感になっています。
小サイズのマジンガーですが、単調なポージングであればそれほど窮屈感は無し。
足首の可動域が狭すぎて接地性だけが難点。
前腕を取り外してロケットパンチ。説明書的には非公式。
ヒジの軸が貫通して肩関節に接続されているので、外すと上腕と肩カバーがフリーに。基本的には前腕は取り外せない。
スペイザーに騎乗する際にグレンダイザーを固定する支柱等のサポートは無し。
そのせいかプレイバリューは狭くなってしまっている感じ。
別売りのグレンダイザー本体をスペイザーに収納する利点としては腕を外に出してポージングができる点。
グレンダイザーの合体母船スペイザーと1話で登場したマジンガーZがセット品としてROBOT魂で発売。
スペイザーとの合体状態の再現では別売りのグレンダイザー本体収納のクリアランスが
厳しかったので結果的に胸像パーツのありがたみが増した感じ。
逆に別売りグレンダイザーとの連動感が薄まったことで騎乗用の補助パーツが無かったり、
ソーサーの関係のギミックのオミット等、マジンガーが付属したことで
相互にパーツ数を削られて価格調整された感もあります。
スペイザーやマジンガーも劇中での登場カットが少ないので、価値が見いだせる人向けな商品。