ROBOT魂[SIDE AS]の『べリアル』です。
フルメタルパニックのラスボスということで、他の機体とは雰囲気が異なるデザイン。
レーバテインと同じく、デザイナーの監修でフォルムが見事に再現されています。
べリアル全体像。鋭角な装甲面がしっかりと再現されていて触ると痛いくらい尖っている個所も多いです。
胴体も内部フレームの上から装甲パーツが被さっているので、段差のある立体感が見所。
本体色はほとんど成形色。成形色も艶消しなのと、ワンポイントで部分塗装されているシルバーが
良いアクセントになっていると思います。
胸部などには、小さく《Plan1055》のマーキングがされています。
可動。頭部と首とで上下左右ににスイング。
頭部は首の蛇腹とアゴとの分割ラインが違うんじゃないかと思うけど。。。しゃくれている感じがする。
腹部は前後スイング。パーツが重なり合っているため、ひねる可動は窮屈。
肩アーマーは胴体側と腕側とでそれぞれ独立可動。胴体側は本来固定されているデザインだと思うけど
ここが動くおかげで腕部のポージングがしやすい構造になっています。
腕部の可動は標準的。
脇腹の飛行ユニット4本は前後にスイング。基部から外側にも若干可動。
脚部。股関節軸は上下にスイング。ヒザは2重可動。
足首部分はボールジョイントと軸可動。つま先部分でスイング。
ソール部分が小さいため自立はバランスとりが大事。
付属品。
ラムダドライバ弾の掌底ハンドパーツも。
《40mm機関砲》
下腕部分のカバーパーツを差し替えて再現。
べリアルに限っては「弾を飛ばす」イメージがあればいいだけの装備なのかもしれない。。。
《アイザイアン・ボーン・ボウ》
念を物理的な力に変えるラムダドライバで「矢」をイメージして飛ばす武器。
不可視の矢で向けられた瞬間、着弾。相手は死ぬトンデモ装備。
左腕で保持。グリップカバーが分解できるのでストレスなく持たせられる構造はありがたい。
プラ製なので軽く、シャープな仕上がり。
両サイドのフィンを畳んでグリップを収納。携帯状態にも可動で再現。
べリアルの背中のカバーパーツは《魂ステージ用カバー》に交換できる仕様。
カバーパーツ下の小さい飛行ユニットパーツは、可動するため、スタンドの支柱との干渉しない構造に。
ベリアルには魂ステージと支柱が標準で付属。べリアルは浮遊しているイメージがあるので。
そもそも付属品が少ないので、水増しなのかも。。。
レーバテインと。
ROBOT魂アーバレスト ラムダ・ドライバ付属のエフェクトパーツを流用して。
ROBOT魂 : アーバレスト ラムダ・ドライバ
ラムダドライバによる攻撃がメインなので、立体になってみれば付属品も少なく
微妙に小物感が漂うのはなぜだろう。。。
アーバレストのようなラムダドライバエフェクトがあれば更に雰囲気が増したんじゃないかと思うと
付属武器の少なさはちょっと残念感があるものの、本体の造形はROBOT魂の水準では非常に高め。
本体のシャープさがレーバテインと比べたら段違い。ラスボスにふさわしい風格。
可動では腹部の可動が若干窮屈さがありましたが、アイザイアン・ボーン・ボウさえ構えられる
可動域が確保されていれば個人的には及第点だと思います。