METAL BUILD DRAGON SCALEの『真ゲッター1』です。
METAL BUILD DRAGON SCALE 真ゲッター1全体像。
超合金魂版の発売が決まらないなか、先立ってMETAL BUILDで発売。
アニメの真(チェンジ)ゲッターロボの真ゲッター1をベースにアレンジしているらしく
頭部は顎が突き出たあたりにその名残が。左右の突起もシャープに造形されています。
本体の赤系色はツヤ消しの成型色。本体の白色やグリーンのラインなど部分塗装。
前腕部のゲッターレザーもシャープに禍々しく造形。各部、先端のエッジが立った鋭い造形。
背中中央は真ゲッター2の顔を模した造形に。
全高は220ミリほど。METAL BUILDなので合金関節パーツが露出。
グリーンのクリアーパーツから覗く内部メカモールドも造形されています。
全身にゲッター1の六角形モールドが施されているのが特徴。
アレンジが強めなもののゲッターならではといった感じで様になっている印象。
可動分割で各ブロックが独立し、パーツ同士が重なり合う箇所も多く立体物として情報量は多め。
可動。頭部はボール可動。首元の関節は大きく引き出せる構造に。
胸部と腹部を繋ぐ箇所は1軸のボール可動。腰部分で前後にスイング可動し、頭部も上に大きく上げることも。
右ブロックは側面の赤い箇所と上部の白いアーマーが独立可動するため肩関節ブロックで水平まで上がり、
胸部上面のプレートが肩可動軸を逃がす役割でボール可動する構造。
腕部はヒジ上の金色のリング部でロール可動。ヒジは前腕部の可動部と合わせて120度ほど曲げられます。前腕下のハンドパーツの接続部はリング状のパーツで分割。
左右の胸部プレート・下脇腹・肩甲骨面・背中中央などのブロックは独立した可動軸で装着されており
肩や胸部可動に合わせて各ブロックが伸縮するようにスイング可動。
この機構でしなやかに動くポージングが可能に。
股関節は外側に開くことで関節軸を下側に下げられるようになり可動域が広がる構造。
赤いリング状の箇所でフトモモがロール可動。股関節はクリック関節。
複雑な機構を仕込んだことで、通常時から股関節がグラつく感じ。
ヒザは2重関節。ヒザを曲げることで内部モールドが露出。
足首は2軸関節。つま先部分が可動。スネ下回りはリング状パーツにしたことでシルエットを崩すことなく足首の可動域が広げられています。
股関節の強度がユルめなので開脚時の接地性はやや不安定。
スネカバーを取り外すと内部には真ゲッター3を意図したモールドが造形されています。
付属パーツ。台座はいつものMETAL BUILD仕様。
ゲッタートマホーク。本体サイズを上回る長さで刃先も厚め。
中央にはゲッター1の顔を模したモールドがあり、先端と柄の後端は真ゲッター2のドリルを模した形状に。
持たせるときは後端のパーツを外してハンドパーツの穴に柄を通す構造。
ゲッタートマホークは可動ギミックが内蔵。
刃先をスライドし、片側の刃を外側に展開することでトマホークとサイトの中間形態に。
スライドさせたときに中央のゲッター1モールドの上側が連動可動し、突起が跳ね上がる構造はゲッター1が変形してシーンっぽくて芸コマな感じ。
ゲッタートマホークの中間形態から更に片側の刃をスライド展開することでゲッターサイトに変形。
トマホーク用のハンドパーツは斜めに角度がついた形状なのでやや持たせにくい感じも。
ゲッターレザーは刃先が伸びた大型の交換パーツに差し替え可能。
頭部ゲッタービーム。エフェクト装着用の頭部カバーパーツに差し替えて再現。
腹部ゲッタービーム。本体の腹部カバーと差し替えて装着。
ビームエフェクトはボール接続でわずかに角度を変えることも可能。
頭部・腹部共、ゲッタービームエフェクトは軟質クリアーパーツ製。
ストナーサンシャインエフェクト。掌にピンがあるタイプの左右ハンドパーツにエフェクトを挟んで装着。
ゲッターバトルウイング。本体背中中央のカバーパーツを取り外して装着。
ウイング中央や接続基部にはイーグル号も模したブロックが。
背中基部でロール可動し、上下にスイング可動。
ウイング中央で広げることや、左右にスイングさせることも。
ウイングはプラ製で薄くシャープに造形。装着時の本体の自立には問題がないものの
胸部がボールジョイント1軸で接続されているのでやや反り気味に。
付属の台座にディスプレイ。接続ジョイントは腰裏カバーを外した箇所に接続。
ジョイントが腰裏カバーの形状と同じなのでしっかりと保持することが可能。
以前から超合金魂版を待ち望んでいたものの、METAL BUILD版は個性が強い造形なので
これはこれで一つの作品として成り立っているキャラクター性。
劇中同様にトマホークが大きく造形されているので結構なボリューム感。
上半身の関節回りが強固なのでトマホークの保持力も問題なし。
股関節を広げて可動域を広げるとクリック関節がややクセのある角度で動くためポージングの調整がやや難儀な感じ。
大型のゲッターレザー。胸部装甲パーツが細かく分割されている恩恵で大きい肩周りが柔軟に動くのがありがたい。
腰裏のディスプレイジョイントが強固なので宙に浮かせてもしっかり支えてくれます。
アニメなどのアクション時も有機的な動きをする真ゲッター1もMETAL BUILDアレンジでメカメカしい雰囲気がアップ。
ストナーサンシャインしておわり。
METAL BUILDで真ゲッター1 が発売。ゲッタードラゴンという系譜があるのでDRAGON SCALEの銘もやや納得。
オリジナルのモールドも初代ゲッター1を模したディティールということもあって世界観にマッチした印象。
バトルウイングのイーグル号を模したアレンジが個人的には購入の決め手としてかなり刺さった感じ。
造形やギミックもかなり攻めた内容になっているので、ある種決定版的な内容。この先超合金魂版で真ゲッター1が発売されてもこのMETAL BUILDを意識してしまいそう。