聖闘士聖衣神話の『ペガサス星矢 初期青銅聖衣(リバイバル版)』です。
旧版は頭部造形が似ても似つかず、可動フィギュアとしても粗ばかりが目につき
主人公キャラなのにフラグシップにすらなりえなかった経緯もあってか
今回のリバイバル版では聖闘士聖衣神話シリーズで定評のある造形師が担当すると公表するなど、
今回はリバイバルというより、「リベンジ」といった意味合いが強く感じられます。
聖闘士聖衣神話: ペガサス星矢 初期青銅聖衣
星矢素体。素体は3rd素体。
旧版では最初からユルユルだった関節もリバイバル版では固めに調整されてます。
聖衣装着。聖衣の造形に変更点は無いですが、
メット部等、プラメッキパーツはゲート位置が変更になっているおり、
その他の箇所もゲート跡が塗装でリタッチされているなど、旧版と見比べると品質の違いが確認できます。
聖衣パーツの装着感もパーツのポロリが少なくなったように感じます。
旧版のものと比較。
リバイバル版は南田造形となった新造フェイスパーツの効果で生気を感じるように。
なんとなくだけど腹部が若干長めに繋がるよう調整されている感じ?
付属パーツ。
交換フェイスパーツは《通常・叫び顔・食いしばり》の3種類付属していました。
星矢はフェイスだけでなく、頭髪も新規になっているのが特徴。
フェイスパーツの取り付け方法も他のリバイバル青銅と同じく、
基部パーツを軸にフェイスを交換する方式になってます。
旧版のフェイスと比較。リバイバル版のフェイスは成型色。
叫び顔はブラックペガサス付属のもの。旧版の塗装肌はもうなんか色合いがおかしい。。。
リバイバル版はちょっと優しい顔立ち。新規の頭髪パーツのボリューム感もいい仕事をしてます。
ギミック関係は旧版と同じ。左腕の盾やオブジェに使用する翼も取り付け可。
フェイスパーツが増えたことでポージングの表現が大きく広がりますね。
天馬座の聖衣オブジェ形態
聖衣パーツの組み込み手順は変わらず。
新造された頭部は旧版と比べると一目瞭然。
本体そのものは8年も前の商品なので聖衣パーツ等も古い構造に思えるところも。
ただ、ゲート跡等処理が丁寧になっていて、ちゃんと手を入れてありテキトーさは感じません。
リバイバル一輝と瞬も南田氏担当だったのかわからんですが、一緒に並べると微妙に造形差を感じます。