METAL ROBOT魂の『赤いガンダム』です。
機動戦士Gundam GQuuuuuuX (ジークアクス)の「赤いガンダム」がMETAL ROBOT魂で発売。
主役機のジークアクスよりも先に発売されましたが、その理由はリアルタイムで最終回を視聴すればネタバレ回避で納得な理由な気も。
頭部。特徴的な両目は多角型のモールドが施されています。
小さいスケールながら後頭部のバルカンのディティールも細やかに造形。
本体色はつや消しの全塗装。フレームにあたる個所はメタリック塗装。
シャア専用カラーのピンク色の風合いも違和感なし。
本体全高155ミリと、ガンプラの1/144よりも大きめのサイズになっています。
METAL ROBOT魂なので、関節やフレームを中心に合金パーツが採用。
本体は過度に重い装備をつけるわけではないので合金パーツの恩恵はやや薄いものの
METAL ROBOT魂のブランドを冠しているだけにディティール密度は高め。
腕と足の側面に設置された6本のハードポイントは合金パーツ。
ソール部はむき出しの合金パーツ。足裏には反転したRX78の文字がモールド。
可動。頭部と首はボール接続。設定のように側頭部を起点に頭部が上に向くギミックは無し。
肩アーマーが単独で可動。上腕部でロール可動。ヒジは2か所で可動。
前腕のハードポイントが左右にスイング。胸部側面の赤色フレーム部がボール軸でわずかに可動。
腹部はボール可動で前後左右にわずかにスイング。腰は45度ほど横ロールで可動。
ビームサーベルの基部が前後に可動。
バックパックは取り外し式。内部に収納されるコアファイターの機首は無し。
股関節軸は正面の赤いブロックを起点に上下にスイング。脚部の接続位置がやや独特。
フトモモがロール可動。ヒザは2か所で可動。つま先は独立して可動。
脚部のハードポイントのパーツはやや外れやすい感じ。
脚を上げたり、開脚するときは股関節軸を下げないと太もも周りで腰に干渉します。
股関節周りやヒザ関節の突起は外装の塗装部とコスレやすいので注意が必要。
ビームライフル。
専用のハンドパーツで保持。全体が艶消し塗装され、スコープ内部はメタリック塗装。
フォアグリップとスコープが左右にスイング可動。
両手持ちさせやすい形状にデザインされているので、本体の可動を活かしてフォアグリップを握ることも可能。
スコープを側面にまで倒し、マウントパーツを介して腰裏にビームライフルを懸架させることが可能。
肩と腕のハードポイントにシールドやビットを装着させる際は、専用のマウントパーツを装着。
脚部のハードポイントにはマウントパーツの装着は不可。
シールド。
表面のジオンの徽章がプリントで再現
前腕に装着したマウントパーツの軸をシールド裏面の穴に接続してシールドを固定。
グリップを握らせることも可能ですが、グリップのみでシールドを支えることは重量的に不可。
先端のフックは裏面にディティールされていますが可動は不可でした。
前腕のハードポイントが可動するのでシールドの向きを変えることも。
シールド裏面中央のグリップを別パーツに交換することでシールドを正面に構えることが可能。
この状態であればシールドをハンドパーツのみで支えられます。
バックパック中央にマウントパーツを装着することでシールドを背面に背負うことが可能。
ビームサーベル。
グリップはバックパックに装着されたものを使用。ビーム刃パーツは2本付属。
元はセイラの軽キャノンがもっていたハンマー。
チェーンはプラパーツ。収納時のグリップパーツが付属しないのが惜しい。
ハンマー側面のグレーのパーツはそれぞれ取り外しが可能。
スタンド穴が設けられた別パーツに差し替えることで浮かせてディスプレイすることが可能。
赤いガンダムの象徴的な装備のビット。同形状のものが2基付属。
側面に設けられた2か所の接続穴にスタンドを差してディスプレイが可能。
全長100ミリと、サイズが大きめなのでディティールも細やか。
ハードポイントにマウントパーツを介してビットを接続。
ビット同士を並列につなぐこともできず、2基しか付属していないことから
劇中のように6基装着する目的で赤いガンダムを複数個買う意味は今のところなし。
腕のハードポイントにもビットを装着可能。
脚のハードポイントは軸基部の形状が異なるのでマウントパーツの取り付けは不可。
台座への接続ジョイントはバックパックの下部に接続。ジョイントは2パーツ構成。
シールドを背負う際はジョイントが干渉するので1パーツで接続。
台座に接続できる補助アームが2本付属し、各装備を浮かせてディスプレイが可能。
フル装備。ビットを取り付けた状態でも本体の自立には問題なし。
ビット射出。
ノズルには別売りのROBOT魂用のバーニアエフェクトが接続可能。
背中のバックパック基部と、下部に取り付けるジョイントがやや外れやすいので宙に浮かせる際は注意が必要。
肩のハードポイントが固定の為、ポージングによってはビットの先端が内向きに。
幾重にも重なったフレームと外装を再現するために可動域は思ったよりも狭く、
これまでのMSの構造とは違ったクセのある可動な感じ。
異なる世界線のRX78-2ガンダムなので手持ち武器はスタンダードなもので構成。
ジークアクスのROBOT魂第1弾で発売された赤いガンダム。
合金パーツの採用で立体物として複雑なディティールを剛性で保ちつつ、動かせる仕上がりになっているのが良いです。
ビットのフル装備など拡張性としては課題が残っていることや
最終回を待たずに発売された商品なのでバズーカなど、装備の不足感は否めないですが
白いガンダムのリデコ品も控えており、放送中に発売された旬な商品で
多少の不満感よりも目新しさが勝っている感じ。
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