ROBOT魂の『VOLTES V』です。
日本のアニメ「超電磁マシーン ボルテスV」をフィリピンの大きすぎる愛で実写化した「ボルテスV レガシー」。
CGによる作画をベースにしたレガシー版ボルテスVがROBOT魂で発売。
本体色のシルバーは塗装で他はほぼ成型色。ゴールドや各モールドは部分塗装。
細い頭部の角は軟質素材になってます。
ディティールが多く情報密度が高いです。
大きさは150mmほどと通常のROBOT魂クラスよりもやや大きめ。
アニメ版の箱っぽいプロポーションと異なり、肉質感あるレガシー版のプロポーションが忠実に再現されています。
通常のROBOT魂枠なので合金パーツの採用はされていません。
各関節が柔らかめの調整なので、ポージングによっては腰や足回りで自重を支えきれなくなることもあります。
可動。頭部はボール接続。腕は胴体とボール接続。
上腕がロール可動。胸部の肩側の上パネルが開き、腕を水平に可動。
腕の水平可動に干渉しないように肩ブロック側面が開きます。また、肩前後のパーツもロール可動するので腕を水平にしたときに関節が露出しない工夫も。
ヒジ関節は2重関節。前腕はヒジ部分でロール可動。
肩関節はver. A.N.I.M.E.のように胸部側面のブロックが前方にスイングするので、腕を胸部前側に曲げることも。
背面のクローラーは上側2個のみボール接続で可動。
後頭部に可動軸があり頭部を大きく上げることも。首関節は前後にスイング。
腹・腰はボール接続により大きくひねることも可能。
腰周りの前後左右の各アーマーがボール接続により可動。
側面側はリアアーマーに接続。股関節軸はクランク式に前後にスイングし、可動域が拡大。
フトモモ部分で横ロール。ヒザは2重関節。
足首関節は2か所でボール接続。爪先が可動。開脚幅は広めで接地性も高いです。
胸部の天空剣の鍔パーツは、ボルトレーザーの丸モールドの箇所を上に上げることでピンにより押し出されて外せる構造。
天空剣。
刀身はシルバー塗装。グリップを握るハンドパーツは手首に角度がついたタイプも付属。
超電磁ストリングパーツ一式。各パーツとも2組づつ付属。
蛇腹パーツの両端面にグリップとストリング先端パーツを取り付け。
超電磁ストリングの蛇腹パーツは内部に針金が内蔵されているのである程度曲げて表情付けすることも。
大きく曲げると蛇腹両端面から針金が剥がれてくるので、節ごとに少しづつ曲げたほうが無難。
設定上ではストリングが収納されている腰周りのパーツは取り外し不可。
超電磁ゴマパーツ。2個付属。
超電磁ストリングの先端のパーツを交換することでコマを取り付けることも可能。
超電磁ストリングのグリップがハンドパーツの穴径に対して細く、保持力が弱いのがネック。
コマを取り付けると重さでグリップ部分で回転してしまうことも。
ジャバラパーツで表情付けして、ある程度バランスどりが必要な感じ。
ボルテスバズーカパーツ。
本体の前腕を取り外し、バズーカと一体化された専用前腕パーツを装着。
砲身下部にハンドパーツを取り付けます。
バズーカ装着時はヒジ可動のクリアランスがないので腕は一直線の状態に。
ボルテスVレガシーの映画版の上映決定とほぼ同時期に試作品が展示されていたので
ROBOT魂のSIDE SUPERのカテゴリーはこの商品のために設定させたような感じ。
天空剣!
肩と腕回りの可動域が広くとられているので、天空剣の両手持ちも様々なポージングに追従してくれるのが良いです。
超電磁ゴマ。
ストリングやコマのパーツは本体に対してオーバースケール気味に造形されています。
腰と脚部の関節の保持力が柔らかすぎるので、コマをつけた超電磁ストリングを広く持たせると
足が股割きになったり、腰が反ってしまうなどの弊害があるのが難点。
ストリング系の武器を持たせるときはスタンドで宙に浮かせた方がポージングは楽です。
見た目の印象よりも広い可動域が設けられているので様々なポージングに対応できるのが良いです。
プロポーションはディティールの多さに惑わさず基本的な造形がしっかりと造形されてCGに忠実に再現されているのが好印象。
本体可動は関節が柔らかすぎてストリング系の武器を持った時に関節強度が支えきれないあたりが気になります。
宣材写真では本体色が全体的にメタリック調に写っていましたが、製品版のツヤ消し成型色とメタリック色が混在した配色の方がフィギュアのサイズ的にしっくりくる感じ。
(広告:amazon)