遅延買い。
シリーズ初期に発売され、今では絶版になった青銅聖闘士5人をセットにして売り出した商品。
お値段、定価21,000円なり。
2007年/12月(この記事を書いている2ヶ月ほど前)に発売されたばかりにもかかわらず
すでに小売店では投売りされていたり…
それもそのはず。既に商品寿命が尽きている物をセット売りにしたところで、こんな値段じゃ買いません。
この商品の存在を知っているだろう人たちは既に単品フィギュアで購入していると思いますし。
自分も発売当初はスルーしていたんだけど、このセットだけのオプションパーツにだけは興味があったので
店頭で9,200円で投売りされていたのをキッカケに買ってみました。
(余談だけど翌週、Amazonでは8,000円でバーゲンされてたり。こっちで買えばよかったな…)
この「青銅聖闘士 五戦士集結」セットでは、過去に発売された単品フィギュアのカラーが
後に発売された「最終青銅聖衣版」のカラーへと変更してあります。
一応、このセットの”売り”みたいなんだけど…?
(左:単品版 右:五戦士集結版)
聖衣のカラーは全く変わっていません。銀メッキそのまま。
主だった変更点として、頭部のカラーが挙げられます。
この商品のもうひとつの売りとして、
「最終青銅聖衣版」の頭部を装着することができる”首パーツ”が付属しています。
(単品版のフィギュアでは接続部の大きさがあわないため取り付け不可でした)
この仕様を知った上で購入した人は、まずデフォルトの頭部は取り付けないでしょう。
少しはマシになった気もします。
「最終青銅聖衣版」の頭部も、いまでは時代遅れの代物になりつつあるので多少の不満は残ります。また、この頭部の交換できるというこの商品の仕様は購入者にとっては諸刃の剣でもあるのです。
商品に付属してるのはあくまで、
「最終青銅聖衣版」の頭部をとりつけることができる”首パーツ”であって、
頭部そのものは付属していないのです。
結果としまして、
「五戦士集結版」に「最終青銅聖衣版」の頭部をつけてしまうと
「最終青銅聖衣版」は頭なしの状態になってしまいます。こりゃ売れないわけだ。
解決策として、頭部パーツのためだけにもう一体「最終青銅聖衣版」を購入する手段もあります。
ですが、これは完全にメーカー側の戦略。確信犯的な商品仕様です。
このような仕様はファンにとって無用な投資になり苦痛でしかありません。
「最終青銅聖衣版」の頭部を付属させるだけで、このセットの商品価値はかなりマシになったかと思うと残念でなりません。
そんなこんなで試しに「APPENDIX胸像」の頭部も装着してみる。
元々、すこぶる出来のよい頭部だけにかなり印象がよくなりましたね。
我が家ではこの状態で飾ることにします。
五戦士集結セットには5体分の聖闘士聖衣神話のディスプレイスタンドのクリアーブルー版が付属してますよ。