魂SPEC : テッカマンブレードwithペガス [レビュー]

魂SPEC の『テッカマンブレードwithペガス』です。
この魂SPEC版ブレードは、ここ半年間に発売予定されていたアイテムの中でも大本命でした。
コレの試作を魂ネイションで見たときは流石に心が震えましたよ。
ちなみに、『テッカマンブレード』は、私がSFアニメに興味を持つようになったキッカケとなった作品でした。
放送されていた90年代初頭は、この手の重いテーマのSFアニメは皆無でしたからね。
ガンダムなんてZZ以降、TV放映されていなかった時代でしたし…。
そういうこともあってか、『テッカマンブレード』は当時かなり新鮮に映ったものです。
歳とると昔を語りだして嫌ね(笑)



セット内容は『テッカマンブレード』と、『機動兵ペガス』の2体入りです。
造形的には、ブレードはペガスのサイズに合わせた感じですかね?
ペガスは、放送時に発売されていたプラモでは試作まであったにもかかわらず
結局発売されず、ファンだった私は仮面の下の涙をぬぐったのです。
あれから、17年間。ペガスの立体物が手に入る日がこようとは!
生きててよかった!(笑)

『テッカマンブレード』です。
正直、サイズ的な問題で造形的にチープな感じはしますが、
ブレードがこの商品の顔と捉えてしまうと、厳しい評価になってしまうかも。
ペガスと組みで遊ぶと価値観は変わると思います。

モールドにスミ入れすれば化けるかも。

可動範囲もこのサイズでは頑張っているほうだと思います。
ブレード単体は、後日バンダイから『アーマープラス』で発売するそうなので
そちらを楽しみに待とうかと思います。

『テックランサー』は2本に分割したものと…

1本に接続したものが別々に付属してましたよ。

『テックシールド』。
シールドからワイヤーが出て、敵に投げつけたテックランサーを回収するために使っていたかと。

必殺技の『ボルテッカ』っす。
リボルテックじゃないです。
あ、そうですか。

ボルテッカ基部は可動軸が集中していて見栄えはちょっと悪いです…。

『クラッシュイントルード!』突撃形態。
手首を専用のモノに差し替えて、脇腹のフィンを出して再現されますよ。
本来なら頭部のアンテナ(?)や肩アーマー等も変形するはずなのだけれど…。

続いて、『ペガス』です。
ブレードを弄った後のこの大きさ、存在感は異常(笑)
パッケージでは緑で塗られていた目は、金色に変更されてましたよ。

可動箇所は、テックセット用・変形用につかう部位しか動かないのでアクションポーズは難しいです。
素立ちが一番かな。
そもそも、そんなに動くロボじゃないし…。

握り拳のほかに、平手も付属してましたよ。
オオダニボーイ

「テックセッター!」
背中と足のカバーが開きます。

ブレードは写真のようなポーズにしてペガスに収納します。
…というか、これってテックセット解除なんじゃ……。

テックセット用の頭部は鎧をまとう前の『素体テッカマン』の形状ですよ。
どうせ付属させるなら、無可動のDボゥイフィギュアでもよかったような気もします。
なんか、テックセット遊びをするのに、これじゃ中途半端な感じですし…。

しゅば!
テックセット完了時に、ペガスの頭部から射出するシーンの再現もできますよ。
なにはともあれ、コレができるんだから買ってよかったですよ。

ペガスにブレードを乗せてみます。
ブレードの足場を固定するようなギミックもなく、本当にただ乗せてあるだけ。
立たせて乗せたときの安定感はないです。写真撮るのに苦労しました…。

ペガスの飛行形態へ。
テックセットクリスタルを模した台座に乗せますよ。
台座は飛行形態専用ですね。
人型のペガスでは対応してないです。(上の写真では使っているけどあまり安定感がないです)



『クラッシュ!イントルード!!』

ハイコートボルテッカ形態です。
ペガスの飛行形態から変形しますよ。上にブレードを乗せます。

手首から『グリップ』を展開します。
ペガスのどの形態も差し替えなしの完全変形ということろが良いですね。

『ハイコートボルテッカー!』
ハイコートボルテッカ時にブレードを納めるスペースは狭いです。
ブレード自体も、立ヒザポーズもちょっと取りづらいです。
この魂SPECは全体的にちょっとツメが甘い構成かも。
それを差し引いても、ブレードとペガスを組みで遊べるという魅力は個人的な満足感が高いです。

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