THE合体 HAGANE WORKS 超獣機神ダンクーガ [レビュー]その1

グッドスマイルカンパニーの『THE合体 HAGANE WORKS 超獣機神ダンクーガ』です。
この記事では4体の獣戦機のイーグルファイター・ランドクーガー・ランドライガーを取りあげています。
THE合体 HAGANE WORKS 超獣機神ダンクーガ 【レビュー】その2
THE合体 HAGANE WORKS 超獣機神ダンクーガ 【レビュー】その3




ダンクーガの頭部になる、イーグルファイター。
パッケージには人型のヒューマロイドモードで封入。
銀色箇所は塗装で、コクピットはクリアーパーツに。


超合金魂版よりもざっくりと2倍ほどの大きさになっているので造形やモールドが鮮明になっています。
コクピットがクリアーパーツ化されているのでメリハリが利いた見た目に。
超合金魂:GX-13R 超獣機神ダンクーガ(リニューアルバージョン)


THE合体は超合金魂ダンクーガを手掛けた人が別メーカーで発売した商品ということもあり、
実質、超合金魂ver.2な感じ。超合金魂版に触れて「こうだったらいいのに」と思った箇所を
汲み取って具現化されているのがストレートに伝わってくる。

可動。頭部は軸接続で横ロール。肩は合金パーツでヒジと手首部分でスイング可動。


脚部はボール接続。ヒザは1軸で90度ほど可動。
太もも付け根のダクト部分で独立可動し開脚時の干渉を抑えられています。
つま先部分でロール可動し、開脚時の接地性も十分。



イーグルファイター用パーツ。

専用武器のビームガン。ハンドパーツを手首パーツ後と交換しグリップを指して固定。

ハンドパーツは武器の持ち手のほかに、平手のものも付属。

イーグルファイター用専用スタンド。スタンド先端と主翼基部に設けられたマグネットを付けて固定。

スタンドの台座にはビームガンやハンドパーツを取り付けることも。



小サイズでありながら合体・変形ギミック込みでこれだけ動くのであれば十分満足感は高いです。
THE合体ダンクーガの本気度が一番伝わってくるのがイーグルファイターかと思う。


台座のマグネットの保持力は弱めなので角度を変えてのディスプレイは厳しめ。



ノーマルモードに変形。頭部カバーを閉じ、翼の基部を下げます。
裏面のダンクーガフェイスのアゴ部分を機首裏の凹み部分に挿すことで主翼基部を固定。


主翼を水平にし、肩ブロックとヒジ・手首の関節を曲げて頭部カバーの後ろ側に腕部を移動。


つま先をたたんだ脚部を180度後方に回転移動。機種のクチバシ部分をキャノピーから引き伸ばして完成。


イーグルファイター、ノーマルモード全体像。
ディティールが増えたことで小サイズ感を感じさせないまとまり具合に。

クリアーパーツのコクピット内は座席のディティールが施されています。

台座の支柱はマグネット部分を反転させて接続することでディスプレイできます。


アグレッシブモード用エフェクト。イーグルファイターの上から被せて装着。
エフェクトはプラ製なので重量は軽めなものの、装着するとスタンドのマグネットの保持力はやや限界気味に。


たたまれた腕部を機体下部に伸ばした別パターンにすることも。
説明書に解説はなく、指先を伸ばしたハンドパーツもないのでお好みでって感じ。


通常版のアグレッシブエフェクトは青色成型で、Amazon限定版だと赤色のエフェクトが付属するとか。




続いて、ランドクーガー。ヒューマロイドモード全身。
重量のかかるダンクーガの足首担当ということで、玩具的には3段変形で一番しわ寄せがくるメカですが
THE合体版はグラマラスなプロポーションになり、見た目は随分と軽やかな印象に。


本体色の黒色と関節は成型色。各部の赤いラインやフェイス部は塗装。
胸部のコクピットはクリアーパーツ。


前腕部など変形時の収納スペースが目立つのと、交換用のハンドパーツがないので
完ぺきとは言い難い気もするけど超合金魂あたりと比べたらかなり見れる造形に。
四肢の部分などに合金パーツが採用され、そこそこな重量。


腕部と脚部の車輪・キャタピラは非可動。背面のキャノン砲は硬質プラ製。

可動。頭部はボール接続。肩や腕部は変形ギミックの兼ね合いで広く可動。
腰部分で横ロール可動。


股関節はボール可動。ヒザは2重関節で深く曲げることも可能。
足首は1軸のボール接続のため、開脚時の接地性は低め。



付属武器のブラスターガン。
グリップはロール可動するのでマガジン部と前腕との干渉を防ぐ効果があります。


腰が細く足もスラっとしているので女豹なイメージは損なわれない感じでよいです。


可動が優秀なのでハンドパーツが1種類のみな点が惜しい。



ノーマルモードに変形。コクピットブロックを頭頂部まで上げ、胸部左右の突起を中央部までスライド。

ハンドパーツを前腕部のスペースに回転させて収納し、手首の爪パーツを前向きにまで回転。
肩パーツをコクピット側面にまで移動。

足首パーツをスネ部にたたんで、ヒザパーツを逆間接にして股関節を支点に腹部にまで折りたたみ。
腹部のピンと足裏に接続して固定。腰部の2枚のプレートは背中に対して水平に。

腕部パーツを肩パーツ内部のスペースに収納して完成。


ランドクーガー、ノーマルモード全体像。変形パターンは超合金魂版とほぼ同じ感じ。


ヒューマロイド時に腰部分が細くなっているので、ノーマルモード時は中央部が面一になっていないけど
配色が黒いのでそんなに目立たない感じ。

キャノン砲は基部を上に引き出すことで横ロールが可能に。砲身は上下にスイング可動。


肩パーツが長くなっているのでコクピット回りは整っているイメージ。



アグレッシブモードに変形。ノーマルモードから四肢のパーツを展開し4つ足に。
後ろ足はヒザ関節をS字にし、足首は甲のパーツをスネ内部に残します。

キャノン砲は後ろに180度回転。

コクピット下に収納された口パーツを正面に展開。


ランドクーガー、アグレッシブモード全体像。
肩パーツを外側に開き、キャノン砲を尻尾に見立てて立てて完成。

全体の細さはアグレッシブモードでも活きていて、しなやかなプロポーションになってます。
超合金魂と比べてしまえばギミックが洗練され、かなり完成された感じに。


逆間接の後ろ脚など獣っぽさは再現されています。
爪部分の可動域がほぼ前後スイングのみなので踏ん張ったような接地感はいまいち。


口は開口可能。牙は無塗装なのでメリハリがないのが迫力に欠けてしまっているのが残念。




続いて、ランドライガー。ヒューマロイドモード全身像。
元のプロポーションやギミックはランドクーガーと共通。


配色の差もあってか女パイロットのクーガーよりも男性的なイメージに。


同型機なので可動なども共通。黒色の本体色は成型色。クーガーよりもやや緑寄りの色合い。
金色部分は塗装でコクピット部はクリアーパーツで内部に座席のディティールが施されています。

ランドライガーは腰前面に鬣が収納されているので腰のロール可動時は鬣パーツをやや上に上げて可動。


背面のキャノン砲は2連装に。

付属のランドライガー用ブラスターガン。ランドクーガーのものとはデザインが異なっています。
グリップは横ロール可動。


ランドクーガーよりも装備が増えているので重厚なイメージが増しています。


同型機同士で。




ランドライガー、ノーマルモード全体像。
変形手順はランドクーガーと共通。


機体全体の面構成が整っているので前面の鬣がドーザー的なイメージで重厚感がクーガーよりもアップ。

キャノン砲は各砲身独立して上下に可動。

機体前面の肩の機銃は左右にスイング。




アグレッシブモードに変形。
ランドクーガーと変形手順は共通。ランドライガーの場合はコクピット前の鬣パーツを変形する工程が異なります。
鬣パーツは中央のパーツを左右に開いた後、パーツ全体を後方に移動させて完成。


ランドライガー、アグレッシブモード全体像。


プロポーションはクーガーと共通。鬣の有無の違いで獅子なイメージはアップ。

頭部の口は開口可動。



OPのイメージが強くて2機並んで飾ると映えると思います。



THE合体 HAGANE WORKS 超獣機神ダンクーガ 【レビュー】その2 に続きます。
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