聖闘士聖衣神話EX : ペガサス星矢(新生青銅聖衣) ~車田正美熱血画道 40th Anniversary Edition~ [レビュー]

聖闘士聖衣神話EXの
『ペガサス星矢(新生青銅聖衣) ~車田正美熱血画道 40th Anniversary Edition~ 』です。
2014年に発売された商品のパッケージにはアニバーサリー告知のシールが貼り付けられていますが、
商品名どおり、原作者の漫画屋40年記念として発売されたペガサス星矢。
具体的な商品説明はパッケージ上で一切説明はされていませんが、黄金色になった聖衣パーツは、
ポセイドン編における黄金聖闘士の血で蘇った黄金色のペガサス聖衣そのもの。
原作者の漫画家としての記念品ということで、カラーリングも漫画版となっています。
商品名こそ異なりますが、漫画版カラーとなれば、聖闘士聖衣神話おなじみの
《ORIGINAL COLOR EDITION (以下、OCE)》といっても差し支えはないでしょう。



パッケージはスリーブの無いタイプ。
車田マンガの様式美たる吹き出しがあって、通常ラインナップとは趣きの違ったデザイン。

星矢素体。
以前にもゲームソフト付属のOCE星矢がありましたが、変更点として、頭髪とアイプリントが茶色気味に。
また、素体の上腕部パーツが変更。他の青銅聖闘士と同じ形状に統一されていました。
聖闘士聖衣神話EX : ペガサス星矢 新生青銅聖衣 ~ORIGINAL COLOR EDITION~


聖衣装着。
黄金色の聖衣カラーは、イベント品枠で発売されたEXの黄金聖衣とほぼ同じ色合い。
ただ、白色のアンダーウェアの露出部分が多い青銅なので、色が軽めに感じます。
聖衣パーツには形状の修正はなく、あくまでカラーリングの変更のみに留まっていて
バックル部分の外れやすさなど、弄る上でのストレス箇所は変更無し。
また、通常版だと、ブロークン聖衣パーツも付属していたのですが、熱血画道版には付属せず。。。
それでいて、定価ベースの価格は上げ上げ。

通常版との比較。
聖闘士聖衣神話EX: ペガサス星矢(新生青銅聖衣)

聖衣パーツは同じ形状なので、通常版に熱血画道版の聖衣パーツを取り付けることも可能。
旧神話でのPOGよりかは形状がマシなので、黄金の色合いこそ濃いめですが、
アニメ版の黄金ペガサスとしても違和感は殆どなし。
聖闘士聖衣神話: ペガサス星矢 ~Power Of Gold~




フェイスパーツの種類も通常版と変わりなく、《通常・閉眼・叫び・くいしばり》の4種類が付属。
閉眼のアイプリントはEXの黄金OCE等のように《焼きのり》っぽく変更されてました。


背中のペガサスの翼の装着ギミックも、前2作と同様。







新生ペガサス聖衣オブジェ形態

オブジェの形状や、フレームへの聖衣パーツの取り付け方法も通常版と変わりなし。



まず思うのが、この商品は聖闘士星矢の記念品ではなくて、あくまで原作者を祝う名目の記念品だということ。
ブラックジョークだとしても、原作者からは聖闘士聖衣神話に対して殆ど好意的なコメントが無いこともあってか、
今回の熱血画道40周年という名目の記念品が聖衣神話というのは個人的に温度差を感じてしまった。。。
商品の中身としては、主に聖衣パーツのカラーリングが異なっているのみに留まっており、
このアイテムだけにある付加価値的な要素は皆無。それだけでなく、通常品から普通に付属していた
ブロークンパーツが削除されるなど、中身の薄っぺらさは本当に記念品なのか?穿ってしまいました。
はっきり言って今回の熱血画道版を購入するくらいなら、通常版かブレイブソルジャー付属のOCEを
購入したほうが価格やプレイバリュー的にも断然お得です。
せめて、青銅5人用にライブラの武器のハンドパーツを付属させるなど、サプライズは欲しかったです。
間違っても熱血画道版は単品で購入することはコスト面でもオススメしません。
通常品版を持っていて、今回の黄金ペガサス聖衣を装着させて、アニメ版に仕立て上げるなど
そういった遊びができる環境があれば商品価値はあると思うのですが。

タイトルとURLをコピーしました