超合金魂:GX-111 グレートマジンガー 革進 -KAKUMEI SHINKA- [レビュー]

超合金魂の『GX-111 グレートマジンガー 革進 -KAKUMEI SHINKA-』です。



『グレートマジンガー』50周年を記念として、超合金魂グレートマジンガー革進が発売。
パッケージから取り出した時点では頭部にブレーンコンドルが接続されていない状態。


頭部に合体するブレーンコンドルは「形状重視用」と「合体用」の2種類のタイプが付属。


「形状重視用」はブレーンコンドル単体の造形を重視したタイプ。



「形状重視用」はブレーンコンドルの機首パーツを外して、グレートマジンガーの頭部に接続可能。


「形状重視用」のブレーンコンドルを頭部に接続した状態。
超合金魂前作のグレートマジンガーD.C.の形状重視用ブレーンコンドルはディスプレイ用で
グレートマジンガーには接続不可な仕様でしたのでちょっとした進化。

超合金魂 :GX-73 グレートマジンガー D.C.


「合体用」のブレーンコンドル。
「形状重視用」に比べて、機首が短く適度に厚みが増しているのが特徴。


合体用は底部のレバーを引き下げることでコクピットが90度回転するギミックが内蔵されています。
コクピットの回転と連動して、キャノピーカバーが覆われる構造。


合体後にコクピット回転用のレバーを下げるには細い棒などで操作する必要があるので
合体シークエンスは異なるけど、コクピットを回転させてから頭部に合体させた方が作業は楽です。


コクピット内部にはパイロットの剣鉄也っぽい人が造形されていますが
キャノピーパーツが肉厚なのではっきりとは確認できず。




合体用のブレーンコンドルを接続した、グレートマジンガー革進全体像。
マジンガーZ革進と同じく、アニメのプロポーションを意識した肉厚な造形。




頭部に接続したブレーンコンドルは「形状重視用」「合体用」2種とも接続が浅く、簡単に外れやすいので扱い方によってはちょっとストレスになることも。




本体色はマジンガーZ革進と同じ色合いに。
関節部を除き、全体的にツヤあり全塗装。グレーの部分は銀塗装。胸部の放熱板はメタリックレッド。




胸部と下半身を中心に合金パーツが多く使われているのでズッシリとした重量感があります。
腕を下したときにフトモモの突起が干渉しやすいですが、フトモモパーツがフリーで回転するので問題なし。




マジンガーZ革進と同じく、上腕裏と背中にスプリングの発射スイッチがあります。
わずかな押下で作動してしまうので、手に持つときは脚部あたりを持った方が無難。


マジンガーZ革進と。
D.C.の時以上に2機のボリューム差がハッキリ現れているのが特徴。
劇中で並んだ際のサイズ感も再現された感じに。

超合金魂:GX-105 マジンガーZ 革進 -KAKUMEI SHINKA-


可動。頭部と首は分割されてスイング可動。
胸部の黒いブロックで左右に可動。
腹部はネーブルミサイルの発射ギミックが内蔵されている関係で無可動。
ヒジ関節でロール可動で90度ほど曲がります。ハンドパーツは軸接続でわずかに左右にスイング可動。


肩関節は胸部内から外側に引き出し可能。
胸板が厚くなっているので関節を外側に出すことで腕を自然に垂直に向けられます。
また、胸部は上に伸ばすことで可動域が広がる構造。


胸部パーツを上に伸ばすことで前屈可動が可能に。
首パーツも前後に可動し、襟足は胸部内に収納する形で頭を上げられます。


マジンガーZ革進と同じく、股関節と太もも部で2段階で関節軸を伸ばすことが可能。




股関節とフトモモ関節を伸ばすことで、腰周りのフトモモパーツの干渉を避けることができるため、脚部を大きく可動できるようになります。
フトモモ外装パーツはマジンガーZ革進と同じくフリーで回転するので、突起部を下側にすることでクリアランスが広がり、脚を大きく上げられます。
ヒザはふくらはぎの裏側が沈んで曲げ可動。足首関節は引き延ばすことで可動域がわずかに広がります。足首の可動域は狭いので接地性はやや問題あり。


スネ内側のスイッチを押下することで、フクラハギから尾翼パーツがスプリングで露出。




アトミックパンチ発射ギミック
マジンガーZ革進と同じく、上腕裏の裏側が発射スイッチに。
ヒジ関節が噴射炎の造形になっており、切り欠き部分が上腕との接続部。
噴射炎がヒジのロール軸を兼ねています。



グレートマジンガー用付属パーツ。


スクランブルダッシュパーツ一式。


グレートブースターパーツ。


付属のハンドパーツは握り拳・武器用の他に3種類の形状が付属。
指を開いた平手パーツは手首軸が大きくスイングする構造。



ネーブルミサイルパーツ。ミサイルパーツは3発付属。
背中の発射ボタンを押下して腰正面のカバーパーツを取り外し。


腰正面のカバーパーツを外した箇所にミサイルパーツを接続。
強力なスプリングで発射するので、予備もないカバーパーツ接続の状態で不意に触れると大惨事に。。。



グレートブーメランパーツ
胸の放熱版パーツを取り外した際に露出する胸板の穴はスプリングによりカバーパーツで塞がれます。
グレートブーメランは裏に接続軸の無い専用のパーツが用意されています。


武器用のハンドパーツに交換して、グレートブーメランを持たせます。



マジンガーブレード
同じ形状のものが2本付属。刀身と柄の部分はメッキ処理。
武器用ハンドパーツの穴には柄先端の球状のパーツを取り外して通します。


ドリルプレッシャーパンチパーツ
アトミックパンチから握り拳のハンドパーツを移植します。



ドリルプレッシャーパンチもスプリングによる発射ギミックがあります。
噴射炎部分でロール回転はするものの、ヒジ関節がないので腕は垂直の状態。
発射専用に特化したパーツな感じ。


ニーインパルスキック・バックスピンキック用パーツ一式。



ニーインパルスキック用パーツを装着するときは、ヒザを曲げてヒザパットパーツを取り外し。
ヒザ関節の切り欠き部分にニーキッカーを装着。


バックスピンキック用のブレードパーツは、ニーインパルスキック用パーツの取り付けと同じく
ヒザパットを外した箇所に取り付け。足首部分と2箇所で引っ掛けるような感じになります。



スクランブルダッシュ(収納用)
展開前の形状で造形されたパーツ。背中の穴に接続します。



スクランブルダッシュパーツ
主翼の色は表裏で赤色の色合いが異なっています。裏の濃い色は塗装。


展開したスクランブルダッシュも背中に接続。



スクランブルダッシュパーツを装着した状態で全体像。



個人的には本体背面のスプリング発射スイッチを不意に押してしまう心配がないので
スクランブルダッシュ展開時が一番安心して弄れる感じ。


スクランブルダッシュの主翼は後退翼のパーツに差し替え可能。



後退翼のスクランブルダッシュを取り付けた状態。
スクランブルダッシュの接続軸はスイング可動します。


飛行時はフクラハギの尾翼パーツも展開。



グレートブースターパーツ
主翼など塗装が施され、全体的にシャープな造形。



スクランブルダッシュと同じく、グレートブースターも本体の背中に接続。


グレートブースターの主翼を後退翼にするときは、主翼の左右を入れ替え。
主翼を差し替えたことで反転している翼のビーム砲(?)は180度回転させて正面向きに。


底部のレバーをスライドさせることで機首内部に収納された突起パーツを露出できます。


グレートブースター射出形態。


中央の突起を収納することでグレートマジンガーと合体した飛行ポーズに。




サンダーブレーク用のハンドパーツ。
グレートマジンガー革進は前腕の突起が黒い色の為、TV版の配色。


テキトーなエフェクトで放電。


飛行ポーズ。
台座などのディスプレイパーツがなく、全身が合金パーツの塊のような仕様なので宙に浮かせるのが難儀。
写真を撮る目的で市販台座でバランスをとって浮かせましたが、基本的にはやらない方が良いです。



ニーインパルスキックやバックスピンキック。
脚部の可動域が圧倒的に広くなったのが革進の強み。
合金パーツ脚部の安定感もあってか、片足でも自立可能です。


アトミックパンチ発射。
全身の可動域が広がった分、スプリングギミックが内蔵された箇所だけは扱いにくさが目立つ感じ。



ドリルプレッシャーパンチ発射。
噴射炎部分はマジンガーZ革進では破損しやすく、再販時に修正されたとか。
個人的には発射して遊ばないのでスプリング発射ギミックはない方が良いです。


グレートブーメラン。胸板が厚くなっているので放熱版を外しても様になる感じ。


ネーブルミサイル発射。
発射前の水色のカバーパーツには予備がないのが不安。
今回弄っていて、誤射でカバーが飛んで一度は行方不明になった。



スクランブルダッシュ。
専用のハンドパーツが付属することで展開時のポーズをとることが可能。



マジンガーブレード。
暗黒代将軍も超合金魂で発売されていますがそちらは未所持。
2本付属することで対決時の二刀流もできる仕様。
マジンガーブレードをマジンガーZに持たせるときは
「マジンガーZ革進ダメージバージョン」に付属のハンドパーツを使用するしかなし。


ブースター装着。


グレートブースター。
台座が付属しないのでグレートブースターも単独でディスプレイすることができませんが、
ブースター本体が軽いので市販台座のクリップで掴んでも十分宙に浮かせられます。



マジンガーZ革進と同じ仕様を継承したグレートマジンガー。
肉厚が増したアニメイメージの力強い造形が秀逸。
マジンガーZでは効果が十分に感じられなかった股関節の可動域を広げる構造も
キック技もあるグレートマジンガーでは十分活かすことができるのはポージングの幅が広がる点で大きなポイントです。
合体用のブレーンコンドルのコクピットが回転するギミックは良い超合金魂らしいギミックで
全体的にD.C.版よりも進化していることをストレートに感じられます。
本体が大きくなった分、各部にスプリングギミックを内蔵する余裕ができたと思うけど
腰周りはミサイルギミックとの引き換えに可動が犠牲になっている点が気になります。
上半身を中心に、敏感なスプリングの発射スイッチがあるので迂闊に持って弄れないのが玩具としてはネックかもしれないです。

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