超合金魂:GX-83 闘将ダイモス F.A. [レビュー]

超合金魂の『闘将ダイモス F.A. 』です。
格闘技を主体に闘うロボットなのでフルアクションに最も適したタイトルではないでしょうか。
以前発売されたGX-43版はトレーラーからの変形に本体ギミックの比重を置いていたので
人型での格闘アクションは犠牲になっていましたし、同じ超合金魂シリーズでもギミックの
住み分けができていると思います。
超合金魂:GX-43 闘将ダイモス (その1)
超合金魂:GX-43 闘将ダイモス (その2)




本体。フルアクション仕様なので、可動に関しては以前発売されたボルテス・ダイターンと構造がほぼ共通。
プロポーションも同様にバリっぽく。ダイモスに至っては肉付けしたようなブロック構成で、
腕部やソール部分など、本来のブロック構成から大幅に変更されており、
可動に関しては優秀だけど、プロポーションは人によっては好みの分かれるかもしれないです。



上半身も本来デザインの曲面主体のラインから、やや角ばったメリハリの強い面構成に。


塗装はほぼ全身に施され、ムラもなく綺麗。合金パーツは今回も多め。


可動の構成は これまで発売されたF.A.とほぼ同じ構造。
肩の接続軸は引き出し関節&ボール軸可動。肩パーツは外の赤いブロックと首元のブロックとで
可動域があるので柔軟に可動。頭部を繋ぐ首周りはやや窮屈。
ヒジ部分は前腕部分でもロール可動。


腹部は引き出し式の多重関節で大きく可動。腰部分のボール軸でロール可動も。
股関節はクランク可動。腰部のアーマーも前と横側が可動。
ソールつま先で可動。足首の接続はボール関節。内部から引き出すことで更に可動域が広がります。


膝関節の可動や開脚も広めで、ヒザ立ちも余裕。本来のダイモスのデザインではできなそうな感じ。
変形ギミックが無い分アレンジに余裕が生まれたのかと思う。




台座。中には付属パーツ入りのブリスタを収納可能。

支柱はこれまでのF.A.と同様の構造。本体への接続方法も同じ仕様。


付属パーツ。

交換用の叫び顔フェイスパーツ。頭部を引っこ抜いてフェイス部を交換。
口の中も銀色なのでイマイチメリハリが無い感じ。

胸部中央は《ダブルブリザード》と《ファイヤーブリザード》のパーツに差し替え可能。
区別としては2つのファンが凹型になっているほうがダブルブリザード。凸型がファイヤーブリザード。

双竜剣。劇中では胸の黄色いハッチが変形する武器。刀身部はメッキ処理。
双竜剣を使う状態では胸のハッチはダブルブリザード等のパーツに交換。
専用のハンドパーツを使って持たせます。


ダイモシャフト。2本のダイモシャフトは連結可能。
分割する場合は中心のピンパーツは取り外しできるようになってました。
持つ角度が異なった2種類のハンドパーツが付属してました。


三竜棍。3分割するときは茶色の箇所をチェーンパーツに差し替え。

バトルブレイク。トンファー状の武器。こちらの刃は塗装。









ダブルブリザード!

必殺!烈風正拳突き!
面に折れのあるブロックが多用されているので、関節を畳んだポージングのときは綺麗なラインになるけど
正拳付き等、ビシッとしたポーズの時はアングルによっては「くの字」気味になるので微妙な感じに。

ファイヤーブリザード。耳のフリーザーストームが無可動なのでモーションが足りなく
ちょっとギミック的に勿体ない。。。

必殺!ダイモキック!
蹴りポーズも余裕でできるのがうれしい。GX-43版は構造的に厳しかったからなぁ。。。


フルアクション仕様になったことで格闘アクションが決まるのがうれしい。
個人的にはプロポーションの起伏が大きく、元のデザインから大きく変更が加わったのが気になります。
アレンジが強いので決定版というには少々好みの分かれるところなのかも。。。

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