超合金魂:GX-102 マジンカイザーSKL [レビュー]

超合金魂の『GX-102 マジンカイザーSKL』です。



超合金魂で発売されたマジンカイザーSKL。
パッケージ内から取り出した状態では頭部のスカルパイルダーと胸部のブレストリガーは未接続。

超合金魂汎用の台座。台座カバーが開閉し、内部に付属パーツなどを収納できるタイプ。

付属パーツの牙斬刀と専用のスタンド岩。

付属パーツのスカルパイルダーとブレストリガーは形態ごとに別パーツに。

2丁あるブレストリガーの先端部に別パーツのマガジンパーツを接続。
左右合わせたブレストリガーの中央にマジンカイザー胸部のドクロパーツを差して本体に接続。

スカルパイルダー(飛行モード)。形状固定で造形されています。


合体用のスカルパイルダーも形状固定で造形。
マジンカイザーの頭頂部にドッキングさせます。


スカルパイルダーとブレストリガーを取り付けてマジンカイザーSKLの完成。
全高は20センチほど。合金パーツは胸部・スネ・ソール部に採用されている感じ。
大きめな本体のサイズだけど重量はわりと軽め。


本体色はほとんど成型色。宣材写真で青味が強く発色していた本体色は製品版ではちゃんとした黒色に。



肩や前腕部は先端がシャープな箇所が多く、弄っているときに指に刺さるのがしんどい。


胸部のブレストリガーの接続部に固定感がほとんどなく、ちょっとしたはずみで弾け飛ぶのがイライラする。
ブレストリガーの中央に通したドクロがブレストリガーを押し開いてしまっているからだと思う。


ブレストリガーは拳銃に変形するギミックを内蔵しているため胸元のプロポーションが厚め。
薄めな非変形用のパーツがあれば良かったんだけど。。。




可動。頭部はボール接続で、首元で前後にスイング軸で可動。
肩はボール接続でヒジは上腕と前腕部で可動。肩アーマーは独立可動。
ブレストリガーの先端は腕部の干渉を逃がすために上下に可動。
胸部と腹部で後ろ側にスイング。横ロールの可動域はわずか。


脚部の可動。股関節部で横ロール。ヒザは一軸可動。ソール部の可動域が狭く、開脚時の接地性は低め。


手首はボール可動。ハンドパーツの接続軸は平板状。
前腕部は取り外し可能でトルネードクラッシャーパンチの再現も。
取り外した前腕は市販の台座のクリップなどでディスプレイ。


ブレストリガー。胸部から取り外して左右に分離。ブレストリガー先端を伸ばし専用のハンドパーツで持たせます。
マガジンは脱着可能で、前腕部のフィンは取り外して劇中通りに予備カートリッジに。



フェイス部は別パーツに交換して隻眼状態にすることも。

ブレストマホーク。刃パーツは胸部に接続しているブレストリガーではなく専用の形状。
グリップパーツを差して完成。

牙斬刀。刀身部はメッキパーツ。プラ製なので片手で保持することも余裕。


牙斬刀のグリップを伸ばせるギミックも。


牙斬刀はマジンカイザーの背面に背負わせることも可能。
本体の背中のプレートを反転させることで接続ピンが露出し、牙斬刀の接続穴に差して固定。

牙斬刀のスタンド。PVC製で岩の形状になっています。
牙斬刀の先端を差してディスプレイ。


超合金魂汎用台座にマジンカイザー本体をディスプレイ。
アーム部分はクリックで伸縮式で本体はクリップで挟んで固定。
スカルパイルダー(飛行モード)は台座にただ置いてあるだけ。
超合金魂のプレイバリューとして余剰パーツなどブリスターごと台座に収納可能となっていた仕様が
今回はなくなっているのでディスプレイ関係の弱さが目立つ感じ。



外装マント。

マントは頭部とブレストリガーを外して本体の上から被せるように装着。


マント装着。マントは左肩に通した部位と首元で軽く固定してあるのみ。
PVC製で裏表で塗装が施されているので色移りしやすいのが難点。

マントは前後に垂れたパーツと肩部分がボール接続。左肩部は突起部分で固定されてしまっているので
マント装着時は本体の可動域が極端に狭くなります。





ブレストリガーが外れやすい問題や本体の接地性の低さもあるなか、
マント装着時は全体の可動域の制限も加わるのでポージングが一気に難義に。。。


ブレストリガー乱射。本体の可動域が狭すぎて劇中のようなガンカタのようなポージングも厳しめ。

マガジン交換。

ハンドパーツの形状が合わないのでハンドアックスとしてブレストリガーを持たせるのは厳しめ。




ブレストリガーの先端は腕部に干渉しないように上側に逃げるので牙斬刀の両手持ちも可能。


トルネードクラッシャーパンチ。



スーパーロボット超合金では3体も発売していたマジンカイザーSKLが超合金魂でも発売。
正味なところ超合金魂というブランドの割には大味な内容でまとまっており、
本体の可動域も狭く、合金パーツの少なさが幸いして何とか自立できるバランスであったり
胸部のブレストトリガーや腕部が肩のボール軸から外れやすいなど、
外観上からは気づきにくい仕様になっていて、ポージングするのもいちいちメンドウな感じに。。。
定価も高めで、一昔前なら高級感があった価格帯なので勘違いしがちですが
価格高騰の煽りを受けて、安かろう悪かろうがただ高価格になってしまっているのが残念。
マントよりもウイングクロスのパーツのほうがプレイバリューは大きく広がったんじゃないかと思う。

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