超合金魂『GX-109 超竜神』です。
この記事では超竜神への合体ギミックを取りあげています。
超竜神への合体準備として、各種装備を本体から分離。
本体の変形工程は氷竜・炎竜ともに共通。
腕部を変形。ビーグル形態に戻す工程と同じく、手首を収納し、肩と前腕を面一に。
左右の腹部側面のロックピンを引きつつ、上半身を上にスライドさせて超竜神時のフトモモを露出。
頭部があった場所をふさぐ位置の中央寄りにまで腕を上げます。
クレーン(ラダー)のフレームを上に。
背中に畳まれたパネルを左右に開き、胴体の接続側から180度回転させて両腕側に。
左右のパネルはヒンジ部の根元から内側に折り畳み。
両腕に設けられたピンで位置決めして固定。
折り曲げたパネルの先端に収納された、超竜神のカカトとつま先を引き出して展開。
脚部は、爪先・カカト・ヒザパッドを収納し、ビーグル形態の形状に戻します。
ヒザの根元でキャビンのブロックを90度折り曲げ、ヒザフレームを伸ばします。
氷竜・炎竜の腰に設けられた凹凸のピンを接続し、左右で合体。
超竜神の胸にあたる、氷竜・炎竜のフトモモ部分は中央寄りにスライドさせて密着。
キャビンの底部に収納された、超竜神の上腕部分を90度外側に回転させて展開。
カバー内部からメルティングガン・フリージングガンを取り出し。
メルティングガンの変形。フリージングガンも同じ工程。
開いたカバー内部から、グリップと繋がったハンドパーツを取り外して
グリップ側を内部に収納するように再接続。カバーと銃身を閉じて、ハンドパーツを正向きに。
変形させたメルティングガン・フリージングガンは超竜神の前腕部分に。
炎竜の装備のミラーシールドは中央で折りたたまれたパーツを水平にし、超竜神の胸部に接続。
氷竜・炎竜のヒザ関節の溝の位置を合わせて、超竜神の頭部になる氷竜のクレーンのキャブを接続。
ランドセルになるカバーを超竜神の背中側に倒して、こちらもピン接続で固定。
超合金魂 超竜神、全体像。
後述する見栄え重視用のディティールアップパーツを装着していない状態。
相変わらず氷竜のクレーンが外れやすい。
何度か変形合体を繰り返している間に固定感は殆どなくなってきた。。。
頭部の造形はアレンジもなく割とプレーンな形状。額はメタリック塗装。
胴体の中央にセットされているせいか、結構奥まった位置に頭部がセットされている印象。
ディティールアップパーツを使わなくてもプロポーションは整っており、あまり違和感がありません。
全高は放送当時品のタカラの玩具と同じくらいの大きさ。
脚部は氷竜・炎竜のディティールがそのまま露出してしまっているものの
これはこれで超竜神のアジともいえる箇所なので露出していた方が個人的には好きです。
胴体部分は隙間が結構目立つ感じ。
両腰のクレーンとラダーの接続部は前腕部分と干渉します。
タイヤハウス部を開くなどの工夫で腕を逃がすこともできたと思うんだけど、ちょっと残念なポイント。
可動。頭部はボール接続。首パーツが前後にわずかにスイング。
肩や胴体は、頭部とミラーシールドで固定されてしまっているので全く動かず。
腕は水平可動。ヒジは90度ほど曲がります。前腕は丸軸接続なのでロール可動。
脚部は股関節でわずかに上に可動。ヒザはクリック関節。
両足とも股関節側でフトモモが曲がり気味で、クリックのギア位置もあってか、脚部が垂直にならなず常にヒザが曲がっている印象。
爪先とカカトがロール可動するので、開脚時での接地性も高め。
ただし、カカト側は本体重量で沈みがちなので自立性は安定しない印象。
ディティールアップパーツを使用するときは
キャビンのブロックを引き抜き、氷竜・炎竜のフトモモを取り外す必要があります。
ディティールアップパーツの使用時は
氷竜・炎竜のフトモモと超竜神の前腕(フリージングガンとメルティングガン)のパーツが余剰に。
ディティールアップ用のソールパーツは合金製。
超竜神本体の爪先を畳み、ディティールアップ用のソールパーツの上に脚部を乗せます。
ディティールアップパーツのカカトをスライドさせ、超竜神本体の爪先とカカトを固定。
ディティールアップ用のスネカバーパーツ。
カバーパーツは4パーツ構成。
超竜神本体のスネパーツを包むように前後のカバーをサンドイッチし、
両側面のカバーを取り付けて固定。
氷竜側も脚部のディティールアップパーツを取り付けた状態。
ソールパーツはわずかに傾斜がついている形状で、足首は完全に固定。
氷竜・炎竜のフトモモを外した4本にピン部分に、ディティールアップ用の胸部パーツを取り付け。
ディティールアップ用の前腕パーツをヒジに取り付け、キャビンブロックを胴体に接続。
ハンドパーツも大型化しています。ディティールアップ用の前腕パーツは合金パーツ。
ディティールアップ用の胸部パーツに、頭部とミラーシールドを接続して完成。
見栄え重視のディティールアップパーツを接続した超竜神。
前腕と脚部が大型化し、ディティールアップパーツ使用前の肩キャビンの大きさとも釣り合いがとれたバランスになっています。
ディティールアップパーツを使用したことにより胴体の隙間がなくなり、たくましくなった雰囲気も。
肩回りの可動が増えて、自由度が上がったので前腕とクレーン・ラダーとの干渉も緩和。
可動ギミックが設けられた胴体のディティールアップパーツを使うことで、
上半身の各パーツのバランスが調整しやすくなったのは大きなメリットがあります。
ソール部分が合金パーツになったことで自立の安定感が高まりました。
胴体パーツは腰から抜けやすいので本体を持ち上げるときは脚部を持った方が無難。
個人的にはバックパックが小さいのが気になっていたのでこの辺もフォローして欲しかった感じ。
可動。胴体のディティールアップパーツにはいくつかの可動ポイントがあります。
青色と赤色の肩基部はクリック関節でロール可動。
肩軸はハの字に開くこともできるので胸を張った感じにも。
肩のキャビンのスイング軸が活かせるようになったことで腕を水平にまで広げられるように。
前腕は大きくなっただけなのでディティールアップ前と可動域は変わらず。腰は横ロール可動。
脚部の可動域はディティールアップ前と変わらず。
ソール部に合金パーツを装着して重くなったので、フトモモを上げた状態を維持するのが困難に。
超竜神の武装ギミック。
胸部に接続されたミラーシールドは、両腰のクレーンとラダーの先端に接続可能。
ミラーシールド裏面の軸穴に接続します。
胴体のディティールアップパーツ使用したほうが本体側の見栄えは良いです。
ミラーシールドは中央の青赤のパーツがリバーシブル式。
裏面は強龍神用の緑と赤になっているので、超合金魂撃龍神の発売はほぼ内定したと思っていいのかもしれない。。。
クレーンとラダーはグリップパーツを接続してトンファー形態に。
グリップはクレーンとラダーの基部ブロックに接続。
トンファーはグリップを掴むための専用のハンドパーツに交換して持たせます。
ハンドパーツへのグリップの差し込みは固く安定感があります。
氷竜・炎竜形態でトンファーを使うのはハンドパーツの保持力の関係で厳しめ。
イレイザーヘッドを持たせるときは側面にグリップパーツを接続し、トンファーでも使用したハンドパーツで掴みます。
右手側はイレイザーヘッドにボール軸のジョイントを接続し、ピン穴が設けられた専用のハンドパーツに接続して固定。
イレイザーヘッドの底面に溝があるので、台座に乗せてディスプレイすることも可能。
イレイザーヘッドは軽めなので両手だけで保持することも十分可能でした。
イレイザーヘッド懸架状態。イレイザーヘッドの後部を伸ばし、4枚のフィンを広げます。
両側にボールジョイントを接続。イレイザーヘッド底面にはサポートパーツを装着。
クレーンとラダーにはボールの受け軸パーツを装着。
イレイザーヘッドをバックパックに挟み、クレーンとラダーにボール軸で接続して固定。
イレイザーヘッド懸架状態。
背面が重くなるのでディスプレイ時は台座を使用したほうが無難。
見栄え重視のディティールアップパーツを使用した際は、超竜神の全高が高くなるので
台座ジョイントもスペーサーをつけて高さ調整します。
ディティールアップパーツを使用しなくても超竜神のプロポーションはまとまりがありますが
上半身はほとんど可動しないという難点があるので、ポージングさせたいときは胴体を交換したほうが良いです。
イレイザーヘッドを背中に装着するギミックは、宇宙用のパックや、ブースターの接続を加味した設計になっているのだろうか。。。
トンファー装備。
ディティールアップ用胴体の可動域が広くなった恩恵でトンファーが構えやすくなったのがありがたい。
なにか問題があったのか2024年7月から9月に発売変更。。。
重箱の隅をつつけば色々と問題がある印象が残った超合金魂の超竜神。
同じ超合金魂ガオガイガーは劇中の合体シーンの僅かな挙動さえも再現しようとした
唯一無二なギミックが詰まったものでしたが、超竜神はいくつか設定ギミックを無視した内容だったのが個人的に残念なポイント。
氷竜・炎竜の胸のダイヤル可動や、ビーグルロボへの変形手順が劇中と異なる点もさることながら、超竜神形態でもディティールアップパーツありきでギミックを補うなど超合金魂のブランドとしてアピールできる点が少ない気がします。
超合金魂ガオガイガーもプロポーションや可動は決して褒められるものではなかったけど
超竜神もガオガイガー並みのギミックのこだわりは欲しかったと思います。
全てがダメってわけではないけど、競合の商品と差別化するうえでも煮詰め足りない印象だけが残った。
どうでもいいけど、個人的には超竜神は購入予定はなく、年末に買った福袋の中に入っていたもの。
総評としては福袋の中に入っているだけの内容だと納得した感じ。。。
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