ROBOT魂（Ka signature）の『RX-105 Ξガンダム（機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.）』です。
ROBOT魂 （Ka signature）クスィーガンダム全体像。
これまで発売されてきたクスィーガンダムのフィギュアはゲーム用にデザインされたものでしたが
今回は映画版閃光のハサウェイで設定されたデザインで商品化されています。
ROBOT魂 ： Ξガンダム ミサイルポッド装備（マーキングプラスVer.）
ＲＯＢＯＴ魂 ： Ξガンダム（クスィーガンダム）
フェイス部は小説版クスィーガンダムのイメージに近い感じ。
長く伸びたアンテナは細長く、予備パーツもないので破損には注意が必要。
本体は関節パーツを除いてほぼ全塗装。
ゲーム版のようなトリコロールカラーではなく白色が大半を占めた配色。
パネルラインごとに別パーツで構成されている箇所も多いので配色に単調な印象はなし。
胸部は頭部と同じデザインという小説版の特徴を反映したデザイン。
本体は幾層も重なったブロックで構成されて重厚感があります。
通常では見えにくい部分のディティールも細かく造型されています。
通常のROBOT魂枠なので本体の関節に合金パーツは採用されていませんが
関節強度は固めに調整されているので自立には問題なし。
背面に設置されたミノフスキーフライトの主翼はゲーム版と同じく2本伸びています。
全身に施されたマーキングは秘匿性のあるクスィーガンダムなので奇抜な部分はなく自然な感じ。
腰裏のリアスカート内部にはファンネルミサイルのディティールが。
ちなみにミサイルの取り外しは不可でした。
同じ映画版で発売されたペーネロペーと。
ボリュームのあるFFユニット付きのため、ペーネロペーのほうが大きく見えますが、
大元のMSサイズは同じクラス。
ROBOT魂 (Ka signature) [SIDE MS]：ペーネロペー（機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイVer.）
可動。頭部はボール接続。首パーツを上に伸ばすことができるので頬の出っ張りを逃がして頭部を可動させることが可能。
肩パーツ上部は独立可動。先端の青いフィンの部分もスイング可動するので腕部を水平にまで上げることができます。
胸部内の肩関節が前後に可動します。上腕部でロール可動。ヒジは２重関節。
肩上部にマウントされたビームサーベルの基部は多重関節。
肩の前後に装着された三角形のフライトユニットはそれぞれ上へ跳ね上げ可能
フライトユニットの前側は左右に横にスイングし基部でもロール可動。後ろ側はボール接続で可動。
ヒジの前腕側にロール軸があるので可動域の自由度は高め。
ハンドパーツは大きく、前腕内に埋まった形状なので握りこぶしでは殆ど動かず。
胸部のコクピットハッチは開閉可動。
胸部中央のコクピットブロック側面のユニットはわずかに上下可動。
腰周りのスカートパーツはボール接続で可動しますが、上への跳ね上げ角度は４５度くらいまで。
股関節はボール軸で脚部と接続。フトモモ基部でロール可動。ヒザは２重関節。
フライトフォームへの変形ギミックで爪先とカカトが可動。くるぶしのフィンはボール接続。
背面の主翼の基部は合金関節。青いブロック内に多重関節が収納。
主翼と小翼がそれぞれスイング可動。
前腕とヒザの円錐状のユニットは開閉式で内部にはミサイルコンテナが造形。
前腕部はクリック可動で開きます。
付属パーツ。本体のカバーパーツなどを開くための補助棒もあります。
台座はメタルビルドタイプの大きめの台座。
ビームライフル。
本体に合わせて武器類も塗装済み。上下のセンサー部はメタリック塗装。
ビームライフルのグリップは取り外し式。ライフル用ハンドパーツの穴にグリップを通して接続する方式。
ハンドパーツの指が大きく、従来のようにパーツの軟度を活かして挟み込めない。
ライフル後部のＥパックは着脱式。
Ｅパックのパーツは予備用として２個付属。
腰のサイドスカートのカバーを補助棒を使って取り外して内部にＥパックを収納することも。
ビームサーベル。
グリップは肩上部に接続されたパーツを使用。グリップの前後にビーム刃パーツを接続します。
後部は長短２種類の長さのビーム刃パーツを選択可能。
それぞれビーム刃パーツは２本づつ付属。
グリップは太い方が前側。肩に収納するときも前側を基部に接続。
シールド。
前腕側面のカバーパーツを補助棒を使って外した箇所にジョイントパーツを挿して固定。
シールドはレールで前後にスライド。ジョイント基部が多重関節で曲がり、シールドを前腕側面側のポジションにすることも。
台座に接続するアダプターは股関節タイプと、バックパックに接続するタイプの２種類付属。
フル装備。
シールドは基部にロール軸がないので前腕に対して常に水平のポジションになります。
1/144サイズのROBOT魂ガンダムと。
クスィーガンダムは設定上も26m級と大きく、1/144クラスの大きさで再現してあるので
ROBOT魂ガンダムとはほぼ同スケールということに。
ROBOT魂[SIDE MS]：RX-78-2 ガンダム ver. A.N.I.M.E. ～ROBOT魂15th ANNIVERSARY～
高速飛行形態へ変形。
肩上部のビームサーベルを、基部の多重関節を使って水平に倒します。
肩前後の三角形のフライトユニットを上に跳ね上げ。前側は少し斜め気味にセット。
後側は側面を外に開いて内部のフィンのディティールを露出。
コクピット側面のユニットを上げます。
背中の主翼基部の接続軸を若干倒して、外側に傾けます。
接続軸を倒すのは、肩のフライトユニットと干渉しないための措置。
合金パーツ部を外側にスライドし、内部の多重関節をつかって青いブロックをフレームと横一直線に。
ソール部は爪先とカカトを閉じ、ふくらはぎ側面の小翼を後方に180度倒します。
高速飛行形態（フライトフォーム）の完成。
主翼を横に倒すのが劇場版の特徴的な姿。
肩の三角形パーツの裏側にもフィン状のディティールが設定通り造形されています。
先端がシャープなパーツも多く、特にフクラハギ側面の小翼は下に突き出ているので
台座にディスプレイしたときは落とさないように注意が必要。
クスィーガンダムから、フライトユニットなど各パーツを取り外した所謂、素体状態。
ROBOT魂版のギミックとして、クスィーガンダム素体に別売りのペーネロペーのＦＦユニットを取り付けられるギミックが追加されています。
素体脚部の青いスラスターブロックには、わざわざ開閉式のフタが設けられており、何れ他のギミックで使われそうな予感すらある。。。
素体の脚部側面の青いパーツと、裏側の黒いカバーパーツを取り外し。
ふくらはぎのブロックをクランク状に下側にスライドさせ、内部のジョイントを引き出します。
FFユニット用アダプターパーツ一式。
FFユニットアダプターパーツを胴体と腰の前後に装着。
腰裏のアダプターはカバーを開いて装着。
ペーネロペー（オデュッセウスガンダム）の腰パーツを接続。
クスィーガンダム素体のフクラハギジョイントに脚部のFFユニットを接続。
フロントアーマーを接続。
胸部ユニットを上から被せます。
ミノフスキーフライトユニットを背面から装着。
先端のユニットはアームを伸ばし、クスィーガンダムのアンテナと干渉しないように注意が必要。
FFユニットを装着したクスィーガンダム。
オデュッセウスガンダムとは姉妹機という系譜のクスィーガンダムなので
FFユニットを装着できても良いだろうというオリジナルギミックらしい。
パーツ同士の干渉（特に頭部アンテナ）や、胸部ユニットとミノフスキーフライトユニットの接続の固定感の甘さもあるのでこの状態で遊びたくない。というか、２度と組み変えたくない。。。
ミノフスキーフライトが特徴のクスィーガンダムなので、ディスプレイの際は宙に浮かせることも多い。
台座へ接続する際、股関節のアダプターの装着時はポージングの自由度が高まりますが
たまにアダプターが外れることがあるのでちょっと怖い。
バックパック側のアダプターのほうが安定感がある感じ。
ビームライフルの銃口にはサーベルのビーム刃パーツが取り付けられるので
ライフル発射時の雰囲気を再現することも可能。
シールドで防御しつつライフル射撃。
ヒジと前腕の可動域が広めなのであまりポージングが窮屈に感じることもなかったです。
ペーネロペーと交戦。
お互い台座が大きいので密着した感じで絡ませることが結構難しい。。。
ビームサーベル抜刀。
ハンドパーツの穴に無理やりサーベルグリップを挿す感じなので塗装剥げが怖い。
コクピットハッチの開閉ギミックがあるので、空中でガウマンを拾うシーンの再現も。
フライトフォーム高速飛行形態に。
ミサイル一斉射。
ゲーム版デザインの時はヒジのミサイルはポジション的にどう発射するのか理解しにくかったけど
ああ・・・こういう打ち方・・・。
劇場版１部ではクスィーガンダムの全てのギミックが披露されたわけではなさそう。
ゲーム版で設定されたギミックもどこまで拾われるか、新たに追加されるのかわかりませんが
今回のROBOT魂版はどこか拡張性を感じる構造になっています。
テキトーなエフェクトでファンネルミサイルを発射したポーズっぽく。
試作の参考展示から結構、間が空きましたが劇場版閃光のハサウェイのクスィーガンダムがようやく発売。
カトキ監修のシリーズですが、設定画のデザインから変更することなく、再現度が高いプロポーションに仕上がっています。
劇場公開から年月が経っているので旬を逃した感じは否めない。
ガンプラよりも先だってペーネロペーがROBOT魂が発売されていたこともあって
クスィーガンダムも同じブランドで揃えたかったのでガンプラは買うのを我慢していたのです。
設定通りにボリュームのある造形になっているので手に余る感じもありますが
ペーネロペーの時のように基本的にパーツの組み換え作業がないので弄っていてストレスはないです。
そういった意味ではＦＦユニットの装着ギミックは個人的には２度とやりたくない。設定遊びとしては面白いと思うけど。。。
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