ROBOT魂[SIDE MS]:MA-08 ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E. [レビュー]

ROBOT魂の『MA-08 ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E.』です。




「ビグ・ザム ver. A.N.I.M.E.」全体像。
巨大モビルアーマー、ビグ・ザムがROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.シリーズ最大のボリュームで商品化されました。




本体色は色分けされた成型色で再現。パーツも大型であるため分割ラインも目立たず一体感あるプロポーションに。
頭部のモノアイやメガ粒子砲は発光ギミック内蔵。



全高460ミリとMETAL BUILDクラスのフィギュアよりも2倍近い大きさ。
TAMASHII NATION 2024のイベントで初展示され、スケール感に圧倒されたものですが
実際に手元に届いて現物を目のあたりにするとその時に感じたイメージ以上の大きさに一瞬我を失う。




脚部はクリック関節やスプリング内蔵関節でテンションを増すなど巨体を支えるために工夫が施されています。
バランスをとれば付属のスタンドを使用しなくても自立は可能。




本体の各部には大型モデルを活かして過剰なくらいモールドが施されているので面構成が間延びした印象がないです。




イベントでは上半身のカバーパーツをバラして内部構造を紹介していましたが
商品では完全に固定され、内部のディティールなどが確認できなくなっているのが残念なところ。


上半身と脚部は股関節部分で脱着式。
接続部はスプリング式のロックピンで固定されるので不意に外れることはないです。


股関節の接続部には発光ギミック用の電池ボックスが設けられています。
単四電池3本使用。


テキトーなROBOT魂 ver. A.N.I.M.E.と大きさ比較。
これまで最大サイズに近かったパーフェクトジオングですら小さく見える。。。



付属パーツ。


専用台座。
支柱は合金製。先端には専用のノズルがしっかりと固定。


ビグ・ザム本体のノズルと差し替えて、専用台座を装着します。



専用台座を接続した状態。
支柱の長さはまっすぐ伸ばした脚部と同じ高さ。台座には可動ギミックもないので殆ど素立ち用。
当然ながら台座をした状態の方がディスプレイは格段に安定します。


可動。股関節はクリック関節。フトモモ部でロール可動。
ヒザ関節を曲げることでふくらはぎのカバーが内部に収納されヒザを深く曲げられます。
スネ部分にスプリングが内蔵されヒザを曲げた時のテンションを維持してあるとか。
爪先部分も節ごとに可動。爪先はロール可動。



脚部は股関節部で前後に大きくスイング可動。
足首は合金のボール軸。開脚は広めですが自重を支えられていないので接地性は難あり。
脚部の構造を強化してあっても片足立ちはスタンドを使用しても厳しめ。


立ちヒザポーズも可能。


爪先の対空ミサイルはそれぞれ着脱式。
取り外した爪先は別売りの魂ステージなどに接続しディスプレイ可能。


本体中央の大型メガ粒子砲
上下にスイング可動します。


頭頂部のカバー内にはコクピットが造形。ドズルを含めた3人のパイロットが確認できます。
内部には「モノアイ点灯用」「背部投影機」の発光ギミックのスイッチが設置。
カバーの内側にはモノアイを可動させるためのレールがあります。


頭頂部のカバー内のモノアイ点灯スイッチを入れるとモノアイがLEDで発光
レールを回すことでモノアイが左右にスイング。


本体中央の大型メガ粒子砲もLED発光
本体左側のパーツを回すことでスイッチが入る構造。



本体外周のメガ粒子砲も点灯
本体右側のパーツを回すことで26問のLEDが発光。
仕様書に記載されていなかったので当然ですが、光量の調整はできませんでした。


モノアイと各メガ粒子砲を全て点灯。
ビームなどのエフェクトパーツを付属させるとコストが上がるのでLED発光のギミックが採用されたとか。


本体頭頂部の裏側にあるハッチは開閉可能。
内部にはコクピットに繋がる階段状のモールドが造形。



ハッチの隣に設けられた穴には付属のドズル・ザビフィギュアを接続できます。
劇中通りマシンガンを構えたポーズで造形。細部まで塗装が施されています。


背中側のカバーを取り外すと、内部には投影機が内蔵。
投影機はピントを合わせるために前後にスライド。


投影機ユニットを取り外して、フィルムのパーツを交換可能。


投影機のスイッチを入れると内部のLEDが発光。
壁に投射することでフィルムの絵柄が投影される仕組み。
劇中でガンダムに向けてドズルがマシンガンを乱射していた際にアムロが感じ取ったイメージの絵柄。
絵柄はフィルムを交換することでTV版と、、、


劇場版の2パターンの再現が可能。



本体正面のカバーパーツを取り外し、付属の魂ステージ用のジョイントを取り付けることで
ガンダムなどのフィギュアと対峙させることも。
ジョイントの接続が弱く、接続したフィギュアの重さに耐えられないのが難点。




本体可動のポージングは脚部によるところが大きい。人型ではないので割と単調に。
とはいえ、この大きさこそが最大の魅力であり、ビグ・ザムなのでただ立たせておくだけでも十分インパクトがある感じ。



支柱の接続部に可動軸もなく、スタンドを使用して宙に浮かせるということは考慮されていないと思う。
重量的にもやらない方が無難。


ビグ・ザムの全高が高すぎて他のフィギュアと近い距離で飾りにくいので
本体に魂ステージのアーム等を接続できるのは良いアイディアだと思います。
接続穴の保持力がないので長時間のディスプレイは避けたほうが良い感じ。



恐怖!機動ビグ・ザム。
ジムとボールもビグ・ザムと同じ1/144スケール並みなのにこの小粒感。


大型メガ粒子砲で溶解。



対空防御。



コアブースターやボール、リックドムもビグ・ザムの発売に合わせてリニューアルカラーで再販されましたがそちらは購入しませんでした。


Gアーマーで特攻するも脚部でキャッチ。


機首がつぶされてビグ・ザムのノズルにビームライフルを突き刺してゼロ距離射撃。



このおおお。
ビームサーベルでビグ・ザムの頭頂部をぶった切り。


やらせはせんぞの画。
大型のモデルに目を奪われがちだけど、隅々まで劇中シーンが再現できる ver. A.N.I.M.E.らしさはしっかりと細かいギミックとして残っているのは良いです。


TV版のフィルムで投影。
無地の背景でないとイマイチ効果が出ない感じ。


劇場版で。
ビグ・ザムや投影できるスペースを確保するのが課題なフィギュア。



ジークアクスのおかげでサイコガンダムやシャア専用ガンダムと絡ませても怒られずに済みそうな風潮に。。。


TAMASHII NATION 2024のイベントで展示され、そのインパクトから熱が冷めないうちに
予約開始だったこともあり自然と購入してしまった。
冷静になると販売価格税込み55,000円ということに戦々恐々。
(当然だが女房にはしっかりと怒られた)
実際に手元に届いたビグ・ザムはイベントで見たものより大きいと感じてしまった。
欲を言えば、内部のコクピットが見れるくらいには外装を分解できればよかったが
この大きさが最大の武器なので些細な不満は忘れたほうが精神的に良いと思った。

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