超合金魂:GX-91 ゲッター2&3 D.C. [レビュー]

超合金魂の『GX-91 ゲッター2&3 D.C.』です。
ゲッター2とゲッター3の2体がセットになって発売(値段も2体分)。
発売済みのゲッター1の仕様と混色ないレベルなので3機同時に並べやすいのが魅力です。
超合金魂 : GX-74 ゲッター1 D.C.




付属のゲッター2用の銘板が貼られた台座。内部に付属パーツを収納可能。

ゲッター2用のパーツ。


ゲッター2全身像。旧超合金魂よりも体格がかなり太くなっているのが目を引きます。
全塗装でゲットマシン部の配色は以前発売されたゲッター1と同じ色合い。
細かい箇所まで塗り分けられ、配色によっては濃淡だついているところもD.C.らしいです。



各部パーツに緩急をつけることで太すぎず細すぎずの良い塩梅のバランスで造形されてます。

腕が太く造形されているのでアームとドリルの大きさも自然な見た目に。


脚部ラインも綺麗。合金パーツは主に脚部に集中しているように感じます。
ゲッター2は動かすよりも普通に立たせておくだけで鑑賞に堪えうる感じ。




可動。肩パットはD.C.共通構造でボール接続で単独可動。
肩関節は引出し式で、腕部を前方にスイングさせることも可能。
右手のアームは開閉式。ドリルも丸軸接続なのでロール可動可能。
頭部は前後にスイング。ジャガー号部の胸部と背面で前後にスライドするので
頭部を上に向いた状態のシルエットが自然な感じになります。
腰はロール可動。胸部で前後にスイングします。

通常のパンツ部【画像左】と、
可動域が広がる交換パーツのパンツ部【画像右】との可動域の比較。
可動域が広がるパーツだと、モモが上がるようになります。
股関節は下部にスライド可動。


横への開脚時はどのパンツパーツを使ってもほぼ同程度。
足首がほとんど可動しないので接地性に難がある部分。ゲッター2で一番の難所だと思う。
ヒザ可動時には太もも部のカバーが内部に収納される方式。

スネ部は交換パーツとの差し替えでフィンが露出した状態にすることも。


台座にディスプレイした状態。ジョイント式とクリップ式を選択して本体に取り付け。
ジョイントは尻部分に差し込み。今回は支柱は1種類のみで、可動アーム式は付属せず。





足首が動かず接地性が悪いので素立ち以外のアクションポーズが苦手。
台座の可動式アームが付属していれば多少は融通が利いたと思うけど。。。


工具の知識が身につくほど、このドリル形状の実用性の無さが気になってくる。。。



続いて、付属のコマンドマシン。
旧超合金魂では練習用ゲッターロボにのみ付属していたマシン。


単体では特にギミックは無いですが、塗り分けは綺麗で全塗装。

台座部分に付属のカタパルトパーツを接続することも。

コマンドマシンの大きさは、ゲッター1付属のゲットマシンとほぼ同じサイズ。




続いて、ゲッター3の台座と付属パーツ。


ゲッター3全身。こちらもゲットマシン部の配色は各ゲッターロボと共通。
合金パーツは少な目でジャガー号の一部にのみ使用されているっぽく、本体重量はかなりか軽め。


そのまんまゲットマシンが組み合わさったような形状でも、
微妙に面構成に起伏が加えれられているので、単調さは軽減されています。


頭部側面にはゲッターミサイル。通常時の腕部のジャバラ部は可動域確保の切り欠きが、
かえって筋肉が隆々とした雰囲気に見えなくもない感じ。

底面。中央の丸モールドは上半身との分離解除スイッチの役割も兼ねてます。


キャタピラ部ベルトはゴム製。ジャガー号のノズル部分はスクリューのパーツが内蔵。



可動。肩関節は引出し式で、腕部を前方にスイングさせることも可能。
ジャバラ部は中央付近で90度ほど曲げられるように。


頭部は前後にわずかにスイング。イーグル号とジャガー号の接続部で前後左右にスライド。
イーグル号を若干引き抜くことでロール可動も。

キャタピラ部分は前側で上下にスイングできる構造に。
ポージングの表現の幅が広がります。

ゲッターミサイルは前側に倒し、発射状態にすることも。モールドも細かく造形されてます。

弾頭をスプリング発射できるギミックのあるゲッターミサイルも付属してます。
通常のミサイルと差し替えて取り付け。
尾翼部分がスイッチになっており、先端の白い箇所が発射します。
あまり遠くには飛ばないし、いまなら動画向きのギミックかと思う。

ハンドパーツは平手のタイプも。
平手のみ手首部分でスイングできる可動軸が内蔵されてます。



メーカー売り文句の一つでもある特許ジャバラアームを取り付けた状態。
内部軸と外殻部との組み合わせて、可動時に節ごとで内部の隙間が目立たない構造。

通常と特許ジャバラとの可動域の比較。可動が大きく広がるようにも思えたものの、
わりと普通のアールを描くのみ。見た目は特許ジャバラのほうが綺麗。

2種のジャバラを連結して、腕を伸ばした状態を再現することもできるようです。

台座にディスプレイした状態。ただ乗せるだけ。




ジャガー号への接続部で柔軟に胴体が動くのでポージングの幅が広がります。


正味なところミサイルのスプリング発射ギミックにありがたみは全く感じてなかったり。。。
ノスタルジックに浸るにもミサイルギミックがある玩具を弄ってた世代じゃないし。。。




通常はあり得ない図だけど、3機のゲッターを並べた図。
旧超合金魂は3体付属でD.C.1体分の値段だったんだよな。。。


発売済みのゲッター1との統一性を図ったうえで、各ゲッターの形状にもこだわった造形が施されています。
D.C.定番の監修が重ねられた効果は形状・配色面ではハッキリ感じとることもできます。
素性はすごくいい商品だと思うけど、一部でどうにもならないケチがついたので
一気にテンションが萎えるところも。特許とかユーザーに全く還元されないアピールはいらないし、
ゲッター2の足首が動かないばかりに、立たせにくい&ポージングしくい点はメーカーでも
疑問にならなかったんだろうか。3機揃った満足感は高いけど、総額で考えるのは怖い。

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