聖闘士聖衣神話の『クロウジャミアン』です。
聖衣パーツはアニメ版の形状を元にして立体化されていますが、
他の白銀聖闘士同様、今回のジャミアンにも原作風の聖衣パーツも付属しているので
両形態再現できる仕様になってます。
ジャミアン素体。いつもの3rd素体。聖闘士では珍しい袖まで覆われた全身タイツ姿。
基本のアニメ版の聖衣パーツを装着。
細い3rd素体だけど、ジャミアンはアニメでも細身で描かれていたので違和感はなし。
ジャミアンが登場したは29話と30話ではそれぞれ聖衣カラーが異なっていますが
今回採用されたのは30話のバージョン。オブジェ時での配色の兼ね合いもあるのだろうけど。
(29話ではヒジ、ヒザ、バックルが赤色なんです)
聖衣カラーは青味のあるシルバーメッキ。
メットの裏側までメッキされているので装着したままだと、頭部に色移りしてしまいそう。
背中にある原作風聖衣を装着するカバーパーツが外れやすいのがちょっと厄介。
今回バックルパーツの取り付け方がいつもと違う方式。
いままで合金パーツ同士で繋がれていた、側面のヒンジ部の前面がPOM素材になり、
上からバックルのカバーパーツで覆う方式に。細物の合金パーツのヒンジは
スプリングピンのテンションの固さ次第で折れやすかったのでこれは良いです。
付属パーツ。
交換フェイスパーツは3種類。アニメじゃ出っ歯なコミカルな面構えだったので
再現度はやや微妙な感じ?マスク非装着時のモヒカンは玩具オリジナル。
付属の原作版パーツ。
原作漫画風の聖衣パーツを装着。マスクとウエスト、背中の羽を交換。
厳密にみれば胸部や肩も原作のデザインと違うので原作風といった感じ。
原作マスク装着時は、素体の後頭部も原作版専用のパーツに交換。
側頭部の凹部にマスクを引っ掛けて固定。
面積の大きいウエストパーツなので、全身のシルエットは大きく変化した感じも。
背中には羽のパーツを装着。
羽は基部パーツの軸から外れやすいのがちょっと困りもの。
ウエストパーツは側面の板のみヒンジで可動。肩パーツは1軸のCリングで可動。
フェイス部。原作漫画じゃアニメと違う厳つい顔つきでしたがここまでは再現されず。
ヘッドギア風のマスクから頭髪が露出してないことから
原作ジャミアンはスキンヘッドだと仮定して造形されているそうで。
マスク非装着時は後頭部もマスクの固定溝のないタイプに交換。
受けてみろブラックウイングの恐怖を!
アニメ版じゃ特に必殺技がないジャミアン。。。
さっさと地獄へいけー。
アニメじゃ手下のカラスに裏切られたショックのあまり崖から落ちてリタイア。。。
原作漫画だけの必殺技、ブラックウイングシャフト。
一輝登場回だったせいか原作のほうがジャミアンのキャラが立っていた気がする。
鳥座オブジェ形態
オブジェフレーム。
アニメ版ではオブジェ形状の設定がないので、原作漫画の装着分解図を元に造形されてます。
そのために原作版聖衣のパーツが付属したようなもの。。。
アニメ版・原作版両方の聖衣を全て組みこんで完成するハイブリッドオブジェ。
露出部の多くはアニメ版聖衣なので、オブジェも原作漫画のデザインとは結構異なります。
元々難解な装着分解図だったので、半分ほどのパーツはオブジェフレーム内部へ収納し、
上からダミーのカバーを被せる構造に。形状をまとめ上げるのに苦心のほどが伺えます。
久しぶりの白銀聖闘士からの立体化。原作版聖衣パーツもあるのでお得感はありますが、
カラス遣いのジャミアンなので、カラスのフィギュアがないとイマイチ雰囲気が高まりません。
初立体化な補正が強いので、発売されただけでもありがたく感じてしまう。
ある種、白銀聖闘士と冥闘士からの初立体化フィギュアはマイスシリーズで
唯一残された楽しみなところもあり、白銀聖闘士は次回作も近いような
アナウンスもあるので個人的には期待大です。