METAL BUILDの『ゴッドガンダム&ゴッドガンダム弐(セカンド)』です。


METAL BUILD ゴッドガンダム全身像。Gガンダム30周年にあわせて企画されて発売。
格闘ポーズをトレースできる可動域に合わせてプロポーションがアレンジされているのが特徴。



初回販売分は肩アーマーの黒ラインの塗装にエラーがあったとのことですが、
これは2次受注分の商品なので修正済みのパーツが採用。



本体色は半ツヤの全塗装。配色のアレンジは少なく、マーキングの量も控えめなので原点のカラーリングに忠実なイメージ。



プロポーションは人体を模した肉付きのある形状にアレンジ。
可動域が広いので接地させる際もバランス調整がしやすいのが良いです。



ゴッドガンダムの背中に装着されているコアランダー。
変形機構により単独でも再現。

コアランダーをゴッドガンダムに合体する際は、底面のブロックを下げ、機首を90度回転。
機首を回転させたときにコクピットが連動して内部に収納されます。

合体時はコアランダーをゴッドガンダムの背中に設けられた穴の溝に機首を合わせてスライド固定。

可動。頭部はボール接続。首パーツは前後に可動。肩のマシンキャノンのブロックは内側に倒すことも。
肩アーマーは肩軸でロール可動し、独立して上方に可動。
上腕部でロール可動。前腕と手首のブロックでロール可動。腹部は左右にスイング。腰はロール可動。


肩関節は2軸での可動方式。上腕部でも前方へのスイング可能な軸があり、肩アーマー前面はパーツ分割で可動。
胸部内から肩関節を引き出し、腕部を前に大きく可動させることも可能。

前腕と繋がったプロテクターは裏側の接続軸でロール可動。
ヒンジ可動で前方にスライド。指を保護するブロックは2軸のボール接続。親指の部分もクランク式にスライド。
プロテクター上面の2本のクローパーツはボール接続で可動。

肩のマシンキャノン。上部の白いカバーを上げることで銃身が露出。


エネルギーマルチプライヤー。胸部中央のカバーを2分割で上げて内部を露出。
中央のクリアーパーツの内部にはキングオブハートの紋章が描かれています。

腰に接続されたアーマーはそれぞれ可動。中央の突起は上下にスイング。
フロントとリアアーマーは青い前垂れ部分がボール接続で独立可動。
サイドアーマーはボール接続で腰内部のフレームを起点に外側に広げることも可能。

ヒザは折り曲げることでフレームが伸縮する構造で畳んだ状態での脚部のラインがキレイに整います。
アンクルアーマーはくるぶし側にボール接続。ソール部はつま先と踵がスイングし、つま先先端が分割可動。


股関節の開脚時ではフトモモ内部からカバーがスライドで露出し、可動軸の見栄えをよくする効果が。
足首の可動域が広いので接地性も申し分なし。

フクラハギのカバーは開閉式。内部のスラスターのディティールも細かく造型されています。


背中で畳まれたウイングは3分割で劇中通り展開。ウイング基部は前後にスイング。ノズルは上下に可動。
ウイングは中央部でそれぞれが外側にスライドしてさらに伸ばすことも。


付属パーツ。頭部アンテナは予備も付属。ハンドパーツは少な目。日輪パーツが非常に大きい。

ゴッドフィンガー用ハンドパーツ。
両手分付属。クリアーパーツにグラデーション塗装が施されています。
プロテクターでハンドパーツを覆って再現。指を保護するパーツが可動することでフィット感が高まっています。

シャイニングフィンガー用ハンドパーツ。
こちらも両手分付属。元はシャイニングガンダムの必殺技。
30周年で公開された外伝作でゴッドガンダムが使用したとか。

ゴッドスラッシュ。
柄はサイドアーマーに収納されたパーツを使用。ビーム刃は2本分付属。
専用のハンドパーツで持たせます。

ディスプレイ用ジョイントパーツ。3パーツ構成。ゴッドガンダム本体の背中に接続。
中央のパーツはスタンド接続用。後端は日輪パーツ接続用のジョイント。


日輪パーツ。
円輪状にモールドが施され、グラデーション塗装で色彩が再現されています。
クリアーパーツの日輪の中央に専用のマウントパーツを可動式のアームで挟み込みます。
マウントパーツはディスプレイ用ジョイントの後端に接続。


ディスプレイ台座。アーム部分が新造され、接続ピンが合金パーツに置き換わっているのが特徴。
構造はこれまでのMETAL BUILDタイプと同じ。アームと支え棒は短め。
アームはベースに楔状のパーツを差し込むことで前傾時の角度が固定されストッパーの役割も。

台座にディスプレイ。アームが短いのでポージング時に高さが足りないと感じる場面も多々あり。
本体の背中に接続するジョイント軸が弱いのでゴッドガンダムが落ちないか不安になることも。

マルチプライヤーとウイングを展開し、日輪を装着してハイパーモードに。

パーツ交換をしてゴッドガンダム弐(セカンド)に。
コアランダーのウイングを取り外し、セカンド用のウイングを左右に装着。


コアランダーを接続して、ゴッドガンダム弐(セカンド)全体像。
ウイングが変更になっただけなので大きなシルエットの変化はなし。
30周年企画の外伝に登場した本編終了後のゴッドガンダムの改修機だとか。


通常のゴッドガンダム同様に左右のウイングを3分割で展開してハイパーモードに。


偃月刀(えんげつとう)。
上部のウイングに収納されている武器。畳まれた柄を伸ばし、先端にビーム刃パーツを装着。
専用のハンドパーツで持たせます。

棍(こん)。
中央のウイング内に片側4本づつ収納されたパーツを連結して再現。


双節棍(そうせつこん)。
中央のロープ状のパーツの左右に棍のパーツを2本接続。
ロープパーツは内部にワイヤー内蔵である程度表情付けが可能。


三節棍(さんせつこん)。
棍のパーツを2本接続した状態のものを3セットと、ロープパーツを2本使用。


釵(さい)。
下部のウイング内に収納。折りたたまれた左右の刃を外側に広げます。
持ち手はゴッドスラッシュのハンドパーツを使用。

肩回りの可動軸が多く設けられた設計がされているので腕組みポーズも楽にきまります。

ハイパーモード。
日輪パーツが重いので台座未使用の場合は接続ジョイントの中央部が下に抜け落ちやすいのが難点。


爆熱ゴッドスラッシュ。
ソードの両手持ちもある程度は可能な様でした。


宙に浮かせるディスプレイは高さがやや足りない感じ。
これまでのMETAL BUILD台座のアームは長すぎだったけど。
接続ジョイントの位置の兼ね合いもあると思うけど、今回はいい塩梅のバランスではないと思う。。。。


存在感が薄い感じもするフクラハギのスラスターやマシンキャノンの開閉ギミックもしっかり再現されているのは良いですね。


爆熱ゴッドフィンガー。
プロテクターの自由度が高いのがうれしい。

ゴッドガンダム弐(セカンド)に換装してシャイニングフィンガー。


武器を増やすギミックは製作スタッフの間でも賛否が分かれたとか。


三節棍等のロープ状パーツはGガンダム的にはビームで接続されていそうなところなだけに
世界観が違う雰囲気に仕上がってしまっているのが残念なところ。


合金関節の恩恵で関節の保持力も強固で、バランスよくポージングが可能。
METAL BUILDのコンセプトがゴッドガンダムのプレイバリューとマッチしている感じ。
METAL BUILDでゴッドガンダムが発売。
外伝作のゴッドガンダム弐(セカンド)への換装ギミックも付加されたことで
Gガンダム30周年を記念した商品としてのイメージが高まっています。
このセカンド用パーツが付属することで価格が高くなってしまっているのが悩ましいところ。
ゴッドガンダム本体の可動性能は格闘ポーズが柔軟に再現できるくらいにまで広く、
他の製品への水平展開もしてほしいくらいに完成度が高いです。
ハンドパーツの種類が少ないので格闘ポーズのバリエーションが限られるのが残念なところですが
個人的にはゴッドガンダムの可動フィギュアとしては決定版的な満足感。
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