ULTRA‐ACTの『ウルトラマンタロウ』です。
メーカー的には何故かウルトラマンシリーズにおいて、タロウは常に温存しておきたい狙いでもあるのか
ウルトラアクトが始まってからリリースまでには、随分と出し惜しみをさせられた感じもするタロウです。
キャラクター的には万人受けするように極端なアレンジもなく、割とプレーンな完成度かもしれません。
なんとなくタロウはスマートな印象がありましたが、造形面では程よく肉が隆起して
パワフルさを感じさせるプロポーションです。ディティールも細かく再現されているので
安っぽい印象はありませんでした。
付属品。交換ハンドパーツも数多くあります。
《カラータイマー》は、パーツ交換で《青と赤》を選択できます。
胸部プロテクターの上から差し込む関係上、タイマーパーツの接続が甘くてよく外れてしまいます。
小さいパーツなので個人で外れにくくする対策は必要かも。。。
腕をTの字に組んで放つストリウム光線の再現用に《交換用プロテクター》が付属していました。
プロテクターは軟質パーツなのでボディーへの取り付けは楽です。
ちなみにこのプロテクターでのタイマーパーツのポロリはなかったです。
背中部分に2箇所カバーパーツがあり、上部分は別売りのブラザーズマント装着用の穴。
下部分は《魂ステージ》などの接続ジョイントを装着できます。
ブラザーズマントの装着は、本体胸部のプロテクターと干渉気味かも。
他のウルトラマンのときよりも窮屈さがありました。
《ストリウム光線エフェクト》。
光線パーツのカラーがすごく毒々しいですね。。。
光線パーツにハンドパーツが付いているので、本体の左腕部に装着しますが、後述するブレスレット関係の
手首ジョイントの軸の短さもあって、取り外しはメンドウに感じるところも。
メビウスの客演時には右手からも発射されていてタロウのTの字光線になっていましたが
たまたまパチンコウルトラマンタロウで遊んでみたときにはフィギュアのように右手からだけだったりと
どちらが正しいのか。。。
左腕のブレスレットはリスト部分でパーツ割されているので、
《キングブレスレット(画像左)》と《タロウブレスレット(画像中)》。ブレスレットを取り外したもの(画像右)をパーツ交換で3形態にできます。
取り付けは新マンの構造とほぼ同様で、手首ジョイントも短めなため外れやすいです。
それぞれブレスレットアイテムの《ブレスレットランサー(画像左)》と《キングブレスレット(画像右)》も付属していました。
ここまでそろうと対する怪獣のバードンもあったほうが嬉しいですね。
「ストリウム光線」ギュゥゥン
ビーーーー
家にあったタロウのレコードジャケットと同じポーズで。
ウルトラダイナマイト!
タロウがいなかったら他のウルトラマンに付属のピースサインはただのギャグにしか使い道が・・・
造形面は可もなく不可もなくといった感じでソツのない作りで、ヒーローフィギュアのお手本のような
堅実な作りだと思います。それだけにカラータイマーなど、一部でパーツが外れやすい点が惜しかったです。
ギミック面ではストリウム光線再現までの胸部や左腕部のパーツ交換がややメンドウ。
昭和カラーの光線カラーも人のよっては好みが分かれそうです。
平成版のフィルムでも演出は様変わりしていますし、全てが各々のイメージ通りというわけには
いかないところなので難しいところですね。