ULTRA‐ACTの『ミラーナイト』です。
名前から連想できるように、モチーフは円谷作品の「ミラーマン」。
映画のベリアル銀河帝国で初登場した鏡の騎士。映画でも攻撃技よりも鏡を駆使した
トリッキーな防御技が映像的に面白くて印象深かったですが、フィギュアでも
大型のディフェンスミラーが付属しているなど、飾り栄えのする内容でした。
ULTRA‐ACT の他のアイテムとを比べたら非常に細身な印象を受けますが、ミラーナイトっぽい
しなやかな動きを表現できるほどの可動域は確保されていました。また、劇中シーンでの
体育座りも再現できるのも嬉しい。
塗装に関しては、映像や商品見本よりも、実物は若干濃い色合いに感じます。
付属品。攻撃技のエフェクトがミラーナイフ1種と寂しい気もしますが、
大がかりな構成のディフェンスミラーを同梱しようとなれば、これは仕方ないのかも。
封印状態の交換頭部や体育座り用の台座なども付属していてミラーナイト愛に溢れた内容かと。
腰カバー部分を取り外したところには《魂ステージ》などを接続する穴が。
頭部のマスクカバーは取り外し可能で、パーツ交換で赤目の封印状態を再現可能です。
巧みなパーツ分割で一見、差し替えとは思えないキレイな分割ラインで整っていました。
シーン限定の頭部ですが、これがないとゼロと戦わられないので地味にありがたいです。
《ミラーナイフエフェクトパーツ》
エフェクト部と手首は一体成型パーツ。
《封印状態台座》
頭部を赤目に。ハンドパーツを指を組んだものに交換。
体育座り用の岩台座は表面に凹部があるので、ミラーナイトのお尻とつま先を合わせるように設置します。
体育座りのような大きな可動を必要とする動きとなると、関節部の隙間が目立ちがちですが
ミラーナイトの場合は、腰などの関節内部の隙間にカバーパーツが設けられているため見た目を損ねない工夫が。
寝てもよし!
《ディフェンスミラーパーツ》
十字ミラーが組み合わさったパーツが、6枚に分割されてパッケージされているので、組み立てて再現。
説明書を見ないと組み立て配置がわからないかもです。
飾る場合はミラーパーツが幅広なのでスペースが必要になりますね。
必要数だけ組み立ててコンパクトにしても良いのかも。
ディフェンスミラー再現時には、ミラーパーツを支える支柱がついた専用ハンドパーツに取り換え。
支柱はミラーパーツ裏側のダボに差し込み。ミラーパーツはプラ製なので支えるには十分。
個人的にウルティメイトフォースの中では割と地味目な印象があったミラーナイトでしたが、
フィギュアになってもやっぱり地味な印象が。。。その辺は付属品関連にも反映されてる感じ。
ULTRA‐ACT基準で攻撃技のエフェクトが1種とは寂しい。ディフェンスミラーは画的にも映えるのですが、
アクションポーズは一辺倒になりがりかも。(僕にはそのセンスがないだけかもですが)
さすが新基準素体だけあって、プロポーションも良く、可動範囲は広いため、
スピーディーに動くミラーナイトのアクションポーズの再現には事欠かないのは素晴らしいです。
購入しての総合的な感想は可もなく不可もなくですが、ウルティメイトフォースとして並べたときに
ずば抜けてカッコいいとまでいかなくとも、ミラーナイトの個性はしっかりと反映されていると思います。