聖闘士聖衣神話EX : カプリコーンシュラ (冥衣)[レビュー]

聖闘士聖衣神話EXの『カプリコーンシュラ (冥衣)』です。
EX黄金聖衣版カプリコーンの発売から僅か1年ほどで冥衣版も発売されました。
聖闘士聖衣神話EX : カプリコーン シュラ
付属するオプションパーツが豊富なので、黄金冥衣の地味な印象は抑えられている気も。
フィギュアの構造も遊びやすく調整されていたので、不満点は殆ど感じられませんでした。



シュラ素体。個体差かもしれませんが、黄金ではプランプランだった股関節は
今回の冥衣版では非常に強固になっていました。肌色の成型色は、血の気が引いたように白い肌に。

冥衣(サープリス)装着。
パーツ割は殆ど無印神話版と変わらずですが、冥衣のボリュームはメリハリが加わって、
頭身とのバランスが良くなっています。
聖闘士聖衣神話:カプリコーン シュラ(冥衣)
オブジェの形状も変更になっているので、スネパーツは2分割になっています。

今回は素体の関節強度が固く安定していたので、冥衣パーツの装着時での不安定感はほぼゼロ。
パーツのフィット感も良く、可動時にズレ落ちたりということは無かったです。
唯一、バックルパーツが若干外れやすい気もしますが、他が優秀なので、あまり深刻な問題には感じないです。



フェイス部。 交換フェイスパーツは
《通常・失明・閉眼・叫び・泣き顔・流し目》と、6種類も付属していました。
失明状態のフェイスは通常のフェイスとほぼ同じですが、見分け方は眼のハイライトが有るか無いかの違い。
泣き顔は、マスク装着時には涙が頬あてで隠れてしまっているので雰囲気は半減。
流し目フェイスは、シュラの立ち位置的にアテナエクスクラメーション用にも使えますね。
ただ、失明顔・泣き顔・流し目の3種は、シーン的にブロークン冥衣でこそ活きる表情だと思うのですが。



マスクなしのフェイスも。一見、黄金版と同じに見えますが、フェイスパーツは冥衣版として新規造形。
不敵な雰囲気のあった黄金版とは対照的な、厳しめな表情の演技力も悪くないです。



付属品。交換ハンドパーツは5種。
また、エクスカリバー用のエフェクトパーツも付属していました。
エフェクトパーツは軟質パーツ。下部に板のプラパーツが貼ってあるため、置いたときも安定感があります。
形状的には、主にエクスカリバーの切り上げ時に魅せるエフェクトかと。
色合いは冥衣だから水色なのか?黄金版のイエローカラーもいつか欲しいですね。









カプリコーンの冥衣オブジェ形態


玩具オリジナルデザインの冥衣オブジェも、無印神話版の形状から大幅にボリュームアップ。
首周りが太ましくなり禍々しさが増しています。
ちょっと不具合で、オブジェフレームの接続部分がユルかったため、
後ろ足首部分と胴体の中間部でバラけ易く、展示がちょっと難儀な感じでした。



まず、ブロークン冥衣のパーツがないだけに、フェイスパーツが活かしきれない状況がもったいない。
黄金版からのリリース間隔が短かったため、アーマーパーツの形状こそ違いますが
ギミック的に目新しい箇所も少なかった気も。今回は素体バランスが当たりだったので
非常に動かして遊びやすかったです。
エクスカリバーのエフェクトも、WEB品のエフェクトパーツのリリースが無くなった今は
付属してくれてありがたみがあります。
完成度が非常に高いだけに、これが黄金だったらなあ。。。と思ってしまうことも。
記事を書いている、現時点では残りのカミュのリリース発表すらない状況なので
3人揃ったときの画を見て、また違った感想になりそう。

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