超合金魂の『勇者王ガオガイガー』です。
(その1)の記事ではギャレオンと、各ガオーマシンの紹介でしたが、
今回は合体ギミックの内容を載せています。
超合金魂 : 勇者王ガオガイガー (その1)
「ファイナル!フュージョーーーン!!」
「ガオ!ガイ!
ガーーー!!」
「ついに我々が待ち望んだ真の勇者が誕生した」
「その名も
超合金魂
ガオ
ガイ
ガー」
ブシュー
そんなわけで、《勇者王ガオガイガー》全身像。
背中に背負ったステルスガオーの幅が広いのもあると思いますけど、
ボリュームなら超合金魂シリーズでもっとも大きいサイズになるかと。
脚部のドリルガオーが合金パーツの塊なので、このボリュームでも十分自立可能でした。
合体ギミックが中心になっている玩具みたいなので、合体後のガオガイガーの可動は
ヒジとヒザが90度曲がらなかったり、腰が殆ど回らなかったりと正直イマイチ。
先に発売されたスーパーロボット超合金が可動重視だった設計だったこともありますし、
超合金魂は、細かい合体ギミックが搭載されているので、割り切った差別化で見ても良いと思う。
欠点としてあげるのも勿体無い。
ガオガイガー用オプションパーツ。
左右全指可動ハンドパーツと、ヘルアンドヘブン用ハンドパーツ。
あと、ディバイディングドライバー。
次にガイガーと各ガオーマシンとの合体ギミックを。
基本、説明書どおりの手順でに。(説明書をうpしたほうが楽なんじゃないかと思うようになってきた。。。)
ガイガーの腰のアーマーを展開。(ギャレオンからガイガーで畳んだサイドアーマーを元に戻す)【画像左】
腰アーマー展開後、腰から下を180度回転。【画像右】
ギャレオンの頭部を持ち上げて、アゴ下のプレートパーツを引き伸ばし。
ガイガーの股関節を下にスライド。股間中央のパーツを開いて、股関節のロックを解除。【画像左】
股関節の軸を下げて、【画像中】 再び股間中央のパーツを戻してロック。【画像右】
ギャレオンからガイガーにするときに伸ばしたスネパーツを、スライドさせて元の長さに縮め、
爪先・カカトを閉じる。
ドリルガオーを左右分離。爪先・かかとを広げる。【画像左】
ドリルのブロックを倒す。連動してコクピットのブロックも動きます【画像右】
ドリルを倒した箇所に現れた穴に、ガイガーの足を差し込み。
ガイガーのヒザの黒いブロック部分で、カチッとロックがかかります。
途中経過。ドリルガオーとの合体。
ガイガーの腕部を肩部分から背後に展開。
背後に回った下腕部分は、ステルスガオー接続時に微妙に角度をつけたポジションに
固定させておくみたいですが、イマイチ言葉では伝わらない過程かも。。。
中央の空洞にライナーガオーを通しますが、まず、ライナーガオーとのロック部分を兼ねている
ガイガーの頭部を上げておきます。空洞部分にはギミックのスイッチが。。。。
空洞部にライナーガオー通過。ライナーガオーには先頭車両部分があり。
ライナーガオーは行き止るまで進めてから、若干後方に戻すと、空洞内にあったスイッチが入り、
ガイガーの腹部が、ガオガイガーサイズの幅に展開するギミックが。
劇中の合体シークエンスで、ライナーガオー通過後、急ブレーキからのノックバックする細かい演出が
玩具でのギミックにも上手く活かされていますね。
通過後、ガイガーの頭部を戻して、ライナーガオーをロック。
途中経過。ドリルガオー・ライナーガオー合体。
ステルスガオーとの合体用の補助ジョイント【画像左】を、背中に畳んだガイガーの腕部の下に取り付け。【画像中】
ステルスガオーの合体準備。ステルスガオー裏面のカバーを開きます。
カバーの左右にある板を内側に折りたたみ。
カバー内に収納されていた、ガオガイガーのメットを外に展開。
メットは赤いアーム部分で繋がっています。
開いたカバーは、ヒンジを谷折りで内側に収納。
エンジン部分(ガオガイガーの下腕)のシャッターカバーのパーツを取り外し。内部にはハンドパーツが。
このカバーパーツは合体時には唯一の余剰パーツになりますね。
また。サイドのある金色のタテガミパーツも水平に可動させておきます。
ステルスガオーを取り付け。
メインはガイガーの腕部にある凸部分に接続。これだけでもわりと強めの接続ですが
先に取り付けた補助ジョイントもステルスガオーに取り付け。
途中経過。ガオーマシン3機取り付け済み。
ライナーガオーパーツを伸ばし、肩関節部分を露出。【画像左】
関節部を上方に引き上げ【画像右】
ステルスガオーからアーム接続されている、タテガミパーツを、ガイガーの脇から展開して【画像左】
ギャレオンの耳部分の穴に接続。【画像右】
アームは多重関節なので多少動きに無理は利く感じ。
またこのアームがガオガイガー時の腰の可動を固定してしまっているので、
ちょっと微調整すれば、ほんのちょっと腰が回るように。
ライナーガオー内部のカバーパーツを外側180度展開。【画像左】
収納されている、ガオガイガーの上腕部を引き出し。付属の補助棒を使うと楽です。【画像右】
ライナーガオーから展開した上腕部は、ステルスガオーのエンジン部分の垂直上の位置に固定。
エンジン部を上腕部分にスライド移動させて差込み。連動してハンドパーツが回転して現れるギミックが。。。
上へスライド合体するギミックはタカラの超人合体でも出来てたけど、超合金魂では拳の回転までやってしまうとは。
この拳の回転ギミックがあるために、ガオガイガーではヒジが一軸でしか曲がらない構造になっているようですが、
再現した功績が大きいギミックなので、ここはデメリットではないでしょう。
エンジン部が接続されていた、ステルスガオーのアーム部分はカバー内部に収納。
ステルスガオーに接続されている、ガオガイガーのメットパーツを装着。
赤いアーム部分はボールジョイント接続。メットは中央部で割れている構造に。
まず、メットの後方パーツをガイガーに被せてから【画像左】、次にメット前面を被せる。【画像中】
メットを被せると、額のGストーンのパーツが若干スライドして現れるギミックが。。。【画像右】
Gストーンのギミックは動くのが僅かですが、合体シークエンスの雰囲気は十分味わえるかと。
以上。ファイナルフュージョン完了!
ガオガイガー頭部。目はちゃんとガイガーのもの。
合体ギミックでちょっと残念なのが、マスクパーツの可動がオミットされていたこと。。。
このマスクパーツもモールドがスミイレなどされていないので、ロングで見るとややモッサリした雰囲気が。
頭部の可動は極僅か左右に動く程度。【画像左】
ステルスガオーから後頭部に接続されている赤いアームを、ボールジョイント基部で外すと
若干範囲が広がるように。【画像右】
腕部の可動。肩は合金パーツでのクリック関節。怒り肩にする程度の可動範囲。
肩を前へ水平にすると怒り肩に出来ないのが難点。ヘルアンドヘブン時の見映えがちょっと残念な感じに。
ヒジの可動は90度ほど。
ギャレオンのタテガミは一部内側に可動。
ヘルアンドヘブンのポーズで腕部を逃すスペースが生まれます。
腰のアーマーはそれぞれボールジョイントで可動。
ガオガイガー時の脚部の可動。ヒザは90度ほど曲がります。
ドリルガオーが重さは支えきれないため、股関節部は負荷がかかりやすく、ポーズも限定的になりがち。
爪先・かかとは内側に大きく動くので接地性も良いほう。
ステルスガオーの翼のノズルはスイング可動。
前面のフィンも連動して開閉可動。内部にはノズルのモールドまでしっかり作りこまれていました。
下腕に収納するタイプで標準装着されているハンドパーツ。
ハンドパーツの基部はボールジョイント接続。指は根元で一本一本可動。
オプションパーツの全指可動タイプのハンドパーツ。標準タイプより一回りほど大きめ。
指の根元はボールジョイント。各関節はヒンジで動きます。このヒンジは外れやすい感じ。
基部もスイングするので、プロテクトシェードのような平手にも対応されていました。
基本的にポージングの全てはこのタイプのハンドパーツを使用することに。
《ヘルアンドヘブン用ハンドパーツ》。左右の手首が一体化されています。
前述のギャレオンのタテガミパーツを一部動かして、腕部を前方に可動させてハンドパーツを取り付け。
武装としては、唯一の付属品の《ディバイディングドライバー》。
ドライバー中央で分割できるので、あとでガトリングドライバーのオプションが発売されそう。
ドライバー先端とシリンダー部分は銀メッキ処理。後方のメーター部分も2重のクリアーパーツ化されています。
シリンダー部分はスプリングで伸縮可動。
ディバイディングドライバーの接続には、左下腕部分を一度外し、ステルスガオー取り付けのスライド穴を
外側に向けて再接続。【画像左】
下腕のスライド穴部分にディバイディングドライバーを取り付け。【画像右】
ハンドパーツは標準タイプのものを使用。
「ディバイディング!ドライバーー!!」
「ヘル!アンド!ヘブン!!」
「ゲムギルガンゴーグフォ・・・」
「ふん!」
以上。
放送当時から合体ギミックがあるガオガイガーが発売されてきましたが
超合金魂でギミックのひとつの完成系を見たような気もします。
合体シークエンスで、額のGストーンが現れるところや、ライナーガオーの進入・急ブレーキ・バック、
拳の回転露出などなど。。。細かい演出までもがギミックとして昇華されているのは芸術品レベルです。
合体作業中に、アニメでのBGMは否応無しに再生されます!
拳のシャッターパーツが余剰パーツになってしまうのが残念ですが、
形状維持のギリギリサイズだったみたいなので已む無しですね。
メインは合体ギミックとはいえ、一通り堪能してしまうとオプションパーツの少なさに物足りなくなってきます。
個人的にはフュージョンからの雰囲気を味わうためにも、同スケールの凱フィギュアは付属して欲しかった気も。
超合金魂でパイロットフィギュアが付属することは決して珍しいことではなかったので。。。
とはいえ、なんか要所要所に後々オプションパーツで対応しそうな設計部分も垣間見えるので
期待感は高まります。とりあえずは足りない部分は勇気で補います。