聖闘士聖衣神話EX : バルゴシャカ(神聖衣)[レビュー]

聖闘士聖衣神話EXの『バルゴシャカ(神聖衣)』です。
WEB配信型の新作アニメ「黄金魂」で神聖衣に変化した乙女座の黄金聖衣。
初回生産分には別売りの「神台座」に対応した
《黄道十二星座シンボルプレート5種(メッキ仕様)》が付属しています。



神聖衣版シャカ素体。
素体はノーマル版とほぼ共通。特徴としては、フェイスパーツが新規になっていて、
頭髪パーツも、聖衣パーツに合わせた形状に変化してました。
頭髪カラーはノーマル版よりも薄くなっています。
聖闘士聖衣神話EX : バルゴ シャカ



聖衣装着。
基本的なデザインはバルゴクロスの形状を踏まえながらも、羽など背負い物が追加。
聖衣パーツの肉厚も増しているので、非常に重装甲な雰囲気になってます。
形状的には、バルゴクロスの特徴的な胸部の大型アーマーが、設定デザインと全く違うのが気になります。
本来は面一ではなくて、大きく段付きな形状ですよね???(円盤のパッケージなど見る限り)

背中には、本体中央とその左右に小羽があるため、角度によっては、羽を地につけて
シャカ本体のポージングを支えられるようになってました。
後光が差したっぽいイメージや、聖衣のエングレービングも西洋的ではなくマンダラ紋様っぽいライン
になっているので、乙女座というより、シャカのキャラクター性を意識したデザインっぽい。

ノーマル版のバルゴシャカと比較。こんなに細身だったっけ・・・ノーマル版。。。
神聖衣は非常にゴツくなっているものの、構造的にもノーマル版から改善点が多くて
パーツの保持力や可動域など、安定感は増しているように感じます。




各部。



腰部分のアーマーは各部可動。
付属している台座の上で座禅を組んだときに、脚部と台座の淵へのパーツ干渉をさせるために
ノーマル版と同じく、アーマー内部は多重関節になってます。
構造的には保持力も強くなっていたので、ノーマル版の時のようなパーツ外れのストレスは無かったです。

後ろ髪を外した状態で。後光や羽は、中央の基部パーツに接続。パーツはLRの区別があり。

羽の可動。左右の羽は、背中への接続部の軸でロール可動。
羽中央の円パーツ部でスイング可動。小羽部分もスイング可動するため、
左右で広げるとかなりの幅になります。背中中央部の小羽も上下にスイング。

レオやアリエスの神聖衣では、羽無しの状態にも再現できるようになっていましたが、
今回は中央部の小羽のみ取り外し不可だったので、格好としてはかなり微妙な感じに。。。
聖闘士聖衣神話EX : レオアイオリア(神聖衣)
聖闘士聖衣神話EX : アリエスムウ(神聖衣)


可動用の胸部パーツ。ノーマル版でも付属していたパーツですね。
神聖衣だとオブジェ用のパーツとしても使用するようになっていたので、
装着されているアダプター(画像右パーツに装着されているもの)を取り外す必要があります。
画像左のパーツはアダプターを外した状態。


通常だと、一枚板になってしまっている胸部パーツに干渉して、腕部の動きが制限されましたが
可動用胸部パーツだと、分割線でそれぞれ板が可動するようになっているので、
腕部の可動域が広がるように。可動用胸部パーツは、固定用よりも若干サイズが大きめ。
とはいっても、神聖衣では背中に背負い物がある関係上、干渉箇所もあるため
恩恵はノーマル版のものより若干低め。

説明書ではフォローされていませんでしたが、ノーマル版に付属しているマントの装着も可能でした。
上記の可動用胸部パーツを使用し、背中側の板を上に畳むようにして、マント装着用のスペースを確保します。



付属パーツ。



フェイス部。
付属の交換フェイスは《開眼通常・開眼叫び・開眼笑み・閉眼・閉眼微笑》
5種類付属していました。
表情の種類としては、ノーマル版には付属していた閉眼の叫びパーツが削除。
神聖衣では常に小宇宙全開だから、閉眼は必要ないのかもと思いつつ・・・。


マスク非装着時で。マスクが非常に幅広であったり、聖衣が太くなっている分、
すごく小顔になってしまう印象があります。

神聖衣版では、フェイスパーツがオール新造されています。
ノーマル版よりも神聖衣版は丸みを帯びた顔つきに。
ノーマル版・神聖衣とも、フェイスパーツの輪郭や、頭髪パーツの裏側の形状も異なっていたため、
お互いに交換して使用するのは厳しめ。




初回生産分に付属の《黄道十二星座シンボルプレート5種(メッキ仕様)》
上左から、バルゴ・ライブラ・スコーピオン。下左からサジタリアス・カプリコーンのシンボル。


別売りの神台座にシンボルをセット。

バルゴの聖衣分解装着図も付属してます。
初回版レオアイオリアに付属していた、《聖衣分解装着図専用バインダー》にファイリング。



オブジェに使用する《蓮華座》型の台座は単独で使用可能。
シャカといえばの恒例のギミックですね。


腰のアーマーを内部の多重関節で広げ、足を組み、背中の羽を広げて蓮華座に乗せます。
言葉で言うは簡単だけど、わりと窮屈で、それぞれのパーツ干渉に悩まされることもあって面倒。



「響け!我が小宇宙よ!」


別売りのエフェクトパーツを使って。
聖闘士聖衣神話EX : エフェクトパーツセット(フェニックス一輝・バルゴシャカ)


「天空破邪 魑魅魍魎!!」

「天魔降伏!」


バルゴの神聖衣オブジェ形態

人型なので、オブジェフレームへのアーマーパーツの装着手順には悩むところは無し。
天を仰ぐようなポージング。
感覚的には、台座部分とオブジェ脚部の接続が若干甘めに感じられて、安定感がなく怖い。


オブジェ組み立て時には、マスク部分の頬あてをオブジェ用のものに交換。
非可動胸部アーマーが余剰パーツに。こちらをオブジェに組み込むのは不可能。



ノーマル版のオブジェと比較。
ポーズとしては、台座を含めた直立型なので、神話シリーズでも屈指の全長かも。。。


アニメの配信はもう終わってしまい、1年前の黄金神聖衣の企画発表時からリリース量はまだ3体と、
ややスローペースに感じられますが、その分、出荷量が多めになっているぽくって
割引有の予約が容易にできてしまったのはありがたい。
過去の黄金の出荷数が少なすぎて、人気キャラだと更に購入難易度が高すぎたので、
余裕で買いやすいという点は非常に好評価したいです。
神聖衣としては、デザインの好みが人によってバッサリ別れてしまいそうなところですが
僕個人的には、シャカっぽい仏っぽいキャラクター性が聖衣に反映されていて面白いとは思います。
フィギュアのアクション性も、ノーマル版よりも堅実な構造になっているため
パーツのポロリもなく動かしやすい。
あえていうなら、アニメでは丸々一話分、シャカ戦に割いていただけに
神聖衣になってもプレイバリューがノーマル版から何も変化がないのが微妙。

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