METAL ROBOT魂の『ガンダム AGE-FX』です。
ROBOT魂ではAGE-1以降リリースが途絶えていたガンダムAGEシリーズ。
約12年ぶりにMETAL ROBOT魂で最終進化系のガンダム AGE-FXが発売。
デザイナーの海老川兼武氏により、METAL ROBOT魂用に新規に起こされ画稿を元に造形されているとか。
元デザインよりも線が多く、面構成が立ったアレンジとなり立体感が増えています。
設定画よりもスタイリッシュに造形されたアレンジで造形。
本体配色は全塗装。薄くパールコートされた半ツヤ気味の風合い。
本体色の青色は部分的に2色の濃淡で塗分けられています。
全身にマーキングが施されディティールアップ。本家デザイナーが関わっただけに本物感ある印象に。
METAL ROBOT魂なので関節フレームの一部は合金素材が採用。
足首が細めのボールジョイント1軸で接続されているのでやや接地性が不安定。
脚部のフレアー内やアーマー裏なども細かくディティールが施されています。
背中にはバックパックを兼ねたコアファイターが接続。
可動。頭部はボール接続。首関節は前後にスイング。
胸部と腹部は段差部分でボール接続でスイング可動。
肩関節はボール接続で関節を胴体内部から引き出すことで前後にスイング可能。
肩アーマー側面のCファンネル接続ブロックは基部で左右にスイング。上部の白い面のカバーは開閉式。
上腕部でロール可動。ヒジは2か所で可動。前腕の青い手首ブロックでもロール可動。
股関節はクランク式に上下に大きくスイング可動。
腰周りのアーマーはそれぞれボール接続。
脚部。股関節軸はボール接続。太もも基部でロール可動。
ヒザ関節の可動と連動してフクラハギの黄色いノズルが内部に沈んで深く曲げられる構造。
足首はボール接続。つま先が独立して可動。開脚は広めですが腰側面と足首のアーマーが外れやすい印象。
バックパックの左右のブロックはボール接続で可動しますが、どのポジションでも主翼部分が肩回りにやや干渉気味。
コアファイターへの変形ギミックで中央部のフレーム部分で上下にスイング。
付属パーツ。Cファンネル関連のジョイントが多め。
台座は他のMETAL ROBOT魂に付属しているものと共通。台座マーキングは専用のもの。
付属のCファンネルをAGE-FX本体各部に接続。接続するCファンネルは大小の計14個。
本体に設けられた穴にCファンネルの平軸を挿していく方式。
接続の固定感はいい塩梅。Cファンネルの平軸がやや長めなので折らないように注意が必要。
背中のCファンネルのみ専用のジョイントパーツを介して接続。
前腕裏に接続されたCファンネルは本体可動時にバックパックに干渉しがち。
バックパックを取り外してコアファイターに。中央の基部を起点に左右の主翼ブロックを水平にし、
別パーツの機首をバックパックのジョイントに接続。
コアファイター完成。
中央のブロック裏にスタンド接続用の穴が設けられています。
スタングルライフル。ガンメタ系の塗装で彩色され、センサー部分はメタリックグリーン塗装。
グリップとカバーが可動。ハンドパーツへの保持力はやや甘め。
左右のバレル部分をヒンジ可動で前方に伸ばし、側面に収納されたグリップを展開することでチャージモードに。
本体可動が優秀なので両手持ちも余裕。
ビームサーベル。ビーム刃パーツは2本付属。前腕部の青いブロックに直差し。
サーベル接続側が回転し向きを変えられるので表情がつけやすくなっています。
Cファンネルディスプレイジョイント。端面部分にスタンド用の穴が設けられています。
半円状のジョイントの側面に大小それぞれのCファンネルを差し込んでディスプレイ。
短い円弧を描いたCファンネルディスプレイジョイント。
小さいCファンネル4つを装着する仕様のもの。こっちのジョイントは中央にディスプレイ用の穴があります。
シールド防御用の形状をしたCファンネルディスプレイジョイントも。
プレート状のジョイントに大小のCファンネルを並べて装着。ジョイント裏面にスタンド用の穴があります。
台座にディスプレイ。Cファンネルディスプレイ用のアームが2本付属。
全てのCファンネルをディスプレイするにはアームが1本足りないです。
AGE-FX本体を台座にディスプレイするときは股関節部にジョイントを介して接続。
フル装備。
ジョイントの恩恵で代表的なCファンネルの規則性のある形態が再現可能に。
スタングルライフル。
ダイダルバズーカ用のバレルカバーは付属していないのでバーストモードの発売時に付属しそうな予感も。
股関節軸が上下に大きくスイングするので足をつま先で揃えるポーズが簡単に。
ビームサーベル展開。
肩を後ろに反らせられることや、サーベル装着部が回ることでサーベルの動きが柔軟になります。
付属の専用台座もAGE-FXとの接続間に延長ジョイントを挟むことで使い勝手が良くなっているのがうれしい。
チャージモードで発射。
肩回りのCファンネル接続部は可動するのでアクションポーズ時の干渉が低減されています。
正味、放送当時に発売されたROBOT魂のガンダムAGEシリーズは
フリット編のメカの淡泊さも相まって人気が高かったとは言い難く、
最近になってガンダムAGEが広く再評価されてきた感じでそれに呼応するように
ROBOT魂の上位ブランドのMETAL ROBOT魂でガンダム AGE-FXをリリースすると
発表があった時の盛り上がり方はある種異様な感じに思えたし、潜在的な需要の高さすら伺えました。
造形やギミックには時を重ねて洗練された風格すら感じられます。
ガンダム AGE関連は立体化のケースですら少ないので今回のAGE-FXは完ぺきに近い完成度に思えます。
メーカーのアナウンスではAGE-2ダークハウンドの発売も匂わせているのでそちらも楽しみ。
METAL ROBOT魂 <SIDE MS> ガンダムAGE-FX
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METAL ROBOT魂 <SIDE MS> ガンダムAGE-FX
- 出版社/メーカー: METAL ROBOT HG 機動戦士ガンダムAGE ガンダムAGE-FX 1/144スケール
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