RIOBOT 変形合体 R-1 [レビュー]

千値練のRIOBOT、『変形合体 R-1』です。




パッケージから取り出した状態では変形用の小さいハンドパーツが取り付けられているので
付属の大きめのハンドパーツに交換可能。
腰裏にも変形時に使用するフレームパーツが接続されており、任意で取り外せます。


大きめのハンドパーツに交換し、腰裏のジョイントパーツを外した見栄え重視の状態でR-1全体像。
新スーパーロボット大戦から登場した、所謂スパロボOG機体。
後日発売されるR-2、R-3と合体して天下無敵のスーパーロボットSRXにできるということで注目を集めた商品。
単機バラ売りと3機セットの販売パターンが設けられ、自分はバラ売りで購入。
バラ売りだと3機セットよりも数百円高いものの先行で入手できて資金繰りがしやすいのが強み。


本体全高は160ミリほどの大きさで一部で合金パーツが採用されるなど程よい重量感。



全塗装で本体色白色はパール調の塗装のツヤあり。
頭部カメラや大きめのハンドパーツなどブラックライトを当てることで発光する処理になっていますが
自分が持っているハンディタイプのライトだとルーメンが足りないのか宣材写真ほど光らなかったです。



やや体形のバランスがおかしいと感じるところも、飛行形態のR-ウィングへの変形や、
SRXへの合体まで可能といったギミックも集約されていることも加味すれば及第点な完成度。


可動。頭部は首元で前後にスイング。肩アーマーは上側・前後にわずかにスイング。
腰は横ロール可動。腰裏のアーマーは胴体側に取り付けられているので腰の可動と連動してしまうので各部干渉しやすい。
所謂トールギスなウイングは肩に接続されているので、腕部の可動に影響しやすいです。
ウイング取り付け基部は多重関節で可動。


脚部。股関節部の可動時は太もも側面のG・リボルヴァーのホルスターが干渉しやすいため
正面の突起部分を可動させて可動域を確保する必要が。
足首関節の可動域が狭いので開脚時の接地性にやや難あり。全体的に関節の渋みが固め。




付属パーツと台座。
台座の支柱はR-1形態で使用するアーム可動するタイプと、R-ウイングを固定ディスプレイするタイプに交換式。


G・リボルヴァー。太もも側面のホルスターから取り外して持たせます。
シリンダー部分が回転するギミックも。


ブーステッド・ライフル。グリップ部分が収納展開。肩のウイングに接続収納できます。

肩ウイング側面に収納されているコールドメタルナイフ。
武器を持つハンドパーツは1種のみの使いまわしということもあり、ナイフは柄が細いためやや保持力は弱め。


R-ウイングの機首や、SRXの頭部になるシールド。前腕部分にジョイント接続。
ジョイントパーツ中間でロール可動するものの、径があってないので引っ掛けてあるだけで保持力皆無。。。
シールド側面の青いブロックの箇所は3パーツ構成で、パーツの組み換えでR-1単機での幅の狭いシールドデザインにすることも。

台座にアーム支柱を取り付けてR-1を乗せた状態。
アームは専用のジョイントパーツをR-1の股関節に引っ掛けて接続。



フル装備。



T-LINKナックル。拳パーツはブラックライトを当てることで発光をイメージできるとのことだけど
別途、発光状態で塗装されたハンドパーツがあったほうが再現性は良かった気も。






念動破砕剣なポーズ。



R-ウイングに変形。変形は胴体から両手両足を取り外し、フレームパーツを介した組み替え式。


腕部の変形。上腕部の白いパーツを取り外し、ハンドパーツは変形用の小さいタイプに交換。
ハンドパーツを逆さにし、ハンドパーツを白いパーツの内部に収納。
肩ウイングを腕部を平行にして羽を展開。


胴体の変形。背中の青いカバーパーツをいったん取り外し、首を上部に伸ばし、
胸部ブロックを前方に可動させた後、再度、首長さを元に戻します。
リアアーマーを上方に上げ、頭部の耳部分を後方にスイング。フンドシ部を下方に伸ばします。


脚部の変形。つま先を畳み、ヒザブロックを下側にスライド。
G・リボルヴァーのホルスターを外し、太もも裏のブロックに向きを変えて接続。
両脚のヒザ関節部にフレームパーツを接続し、ヒザ下を折り曲げます。


フレームパーツに接続した両足を胴体パーツに挟みこみ、フレームの接続穴に両腕パーツを接続。


胴体フンドシ部にシールドを接続。シールドの青いブロックの両端部分は分割し、裏面に接続。
取り外しておいた胴体背面のカバーを再度接続してR-ウイングの完成。


R-ウイング全体像。
分割式の変形ですがフレームを軸に構成されているのでシルエットはまとまっています。
完全変形を謳うよりもかえってよかった仕様かもしれないです。
元々のシールドの機首部分が外れやすい構造な点を除けば剛性も高め。


R-ウイングへの変形に必要なフレームパーツはR-1形態時にリアアーマー裏に収納しておけるので、
いちいちフレームパーツを用意する必要がないので便利な仕様。


台座にディスプレイ。上腕のシールド接続穴に使用していた箇所に支柱を接続。
支柱の角度は変えられないのがやや難点。
台座を使用せず支柱のみでもディスプレイは可能とのことですがバランスどりが難しかったです。



別売りのスタンドへは対応していないので背面にアームを引っ掛けてあるだけ。



SRXへの変形準備。背中のカバーと両腕を取り外し、リアアーマーを上方へ。
首パーツを伸ばし、耳部分を後方に倒します。
つま先を畳み、両足を後方へ。フンドシ部の軸を伸ばし前方へ。

両腕のヒジを折り曲げ、ウイングは右腕のものをに左腕に取り付けるなどパーツを左右逆に差し替え。


シールドのブロックをバラします。機首部分を取り外し。青いブロックの側面パーツに分割し中間部が余剰に。
青いブロックの端パーツを再接続し、ゴーグル部の裏からアゴパーツを露出。
ゴーグル内部の両眼のモールドもブラックライトを当てることで光るとか。

R-1の頭部に変形させたシールドのゴーグルパーツを接続。

R-1の変形準備完了。
取り外したパーツが多めで後日発売のR-2、R-3が発売されるまでは合体手順の詳細がわかりませんが
設定やゲーム中のムービーと異なる変形方法になっており完全再現とまではいかない仕様。


コロナの影響で発売日が8月から1月になり、本来の発売日通りならすでに3機揃っていたはず。。。
メインのギミックであろう変形は組み替え仕様ながらも
R-ウイングのフレームパーツも腰裏に接続して収納しておけるし、
余剰パーツがほとんど出ない仕様なのでコンパクトにまとめておけます。
小パーツで構成するうえで仕方なしにしても、ブラックライトで発光する仕様は取り回しが悪い印象。
R-1だけでもカロリー高めな仕様なので、総合的な良し悪しは判断はR-2、R-3が発売後で大きく変わりそうな感じ。

タイトルとURLをコピーしました